春と秋を長くする高断熱住宅。

 本日は、18:00より瑞浪モデルハウスで打合せでした。本日は、無暖房で室温が24.7℃ありました。外気温が17℃程度だったので、お客様がご来店した際に『あったかい。床下エアコンつけ始めたんですね。』とおっしゃって頂きました。

本日2023年10月12日19:18分のモデルハウス室温 外気温17.6℃

 無暖房ですよ。というとびっくり。普段モデルハウスは、来客時以外は無人のため、南面の窓のシャッターも締めっぱなしにしています。つまり、日射取得も殆どできていない状態になります。

 これが、日中シャッターを上げた状態で日射取得もしていれば、暑いというレベルになっていたかもしれません。モデルハウスの南面はアウターシェードで日射コントロールをしているため、この時期は外気温に合わせてアウターシェードを下す枚数でコントロールが出来ます。

 春、秋の中間期は庇での日射コントロールが難しいため、アウターシェード等の外付けタイプの日よけが効果的です。高価ですが、外付けブラインドという商品もあります。これだと目隠しをしながら日を取り入れたり、遮ったりすることができます。

 現在、建築中の2階建ての住宅ではこの外付けブラインドを採用していますので、また効果をレポートしたいと思います。高気密高断熱にして、太陽に素直な設計をしていると、肌寒くなってきた10月でも無暖房で快適に過ごすことができます。

 実際に暖房を付け始めるのが11月の中旬から末ごろになるのかなと思います。これは、どれだけ日射取得ができるかによって変わってきます。当社モデルハウスが出来てはじめての冬を迎えますが、肌寒い秋でも高性能住宅の効果を体験頂くことが出来ました。

 高気密高断熱とパッシブ設計をしっかり行うと、室内での春と秋の無暖房で行ける期間が長くなります。冷房も暖房もしなくて良い期間が長くなればそれだけ冷暖房費も削減になります。

 本格的な冬の前ではありますが、ちょっと肌寒い時期の高性能住宅の無暖房がどんな感じなのか、体感しに来てみてください。小栗材木店モデルハウスのご予約 ⇒ こちら

2023年10月12日

株式会社小栗材木店

常務取締役 小栗 良太