こんにちは!岐阜県恵那市岩村町にある小栗材木店のブログへようこそ!!
こちら岩村町は、あっという間に木々が色づき始め、岩村駅近くの武並神社のイチョウが真っ黄色で見ごろを迎えております。
さて、今回は小栗材木店の住宅品質へのこだわりの話、更にお家に強さと安心をプラスするために採用している『制震ユニット、ミライエ』についてのお話です。
耐震等級3の家
私ども小栗材木店がある岐阜県恵那市がある東濃地方は、いつか来ると言われ続けている『東海大地震』への備えが必要な地域であります。
私ども小栗材木店が建てる家は、最高等級である耐震等級3を全棟、計算により品確法の基準をクリアしております。
*申請には別途、申請手数料が掛かります。
この強度は警察署や消防署など、災害時に避難をする施設などと同じで、何度も起こりうる余震にも耐える力があります。
しかし、2016年に起こった熊本大地震では、最も大きい震度を表す震度7が2回、そしてそれに伴う震度6レベルの余震が何度も続き被害が拡大しました。
耐震基準というものは、本震から住宅を守ることを想定しており、その後の余震までは考慮されておりません。
もし、本震で柱や壁など構造躯体がダメージを受けていれば、それに続く余震の規模や回数によって倒壊する可能性も高くなります。
プラス制震という考え
そこで、私ども小栗材木店では耐震等級3に加え、”プラス制震”という考えで、これからの住まいを守るために『制震ユニット、ミライエ』を標準装備として採用しています。
ミライエとは住友ゴム工業株式会社が高層ビルや橋の制震ダンパーに使用される技術を住宅用に転用したものです。
揺れを熱に変えて吸収する『高減衰ゴム』を使用し、長期にわたり、地震に備えてくれます。
私たちが日ごろ手にする一般的なゴムは下に落とすと『ポーーン』と跳ね上がり戻ってきますが、
高減衰ゴムは『ボトン』と落ちる特性のゴムです。
この特性を制震ユニットに応用し、エネルギー吸収材として使用しています。
2017年1月京都大学防災研究所での実台振動実験では、揺れ幅を最大95%低減し、住まいを守りました。
促進劣化試験の結果により、90年間耐震特性はほとんど変わりません。
つまり、長期にわたりメンテナンスが不要なので、暮らしの負担となりません。
このミライエを1階に最適配置することにより、家全体を守ることができるものです。
そして守る
耐震等級3にミライエというプラス制震を加え、私ども小栗材木店では皆様の大切な住まいを地震や余震からお守りします。
もちろん、皆様の間取りやデザイン性など、ご予算に合わせてのご要望を伺い、家のデザインに反映させた上でのプラスアルファな安心のお守りです。
さらに小栗材木店では一般的な2階建て木造住宅には義務付けられていない、安全や強さを証明する構造計算を自社行い、一級建築士・一級施工管理技士を所有する者が設計通りに施工されているかを、現場に赴きしっかり管理しております。
そして全棟第三者機関による厳しいチェックを行い、住宅品質へのこだわりも持って施工させて頂いております。
まとめ
私ども小栗材木店が強い家づくりのためにしていることに関して、今回ご紹介したのはこの5つです!!
◆品確法に基づき国の定める耐震性の中でも、最高等級である耐震等級3にて計算しております。(別途費用を頂けば認定も取得できます)
◆耐震等級3にプラスして制震ユニット、ミライエを標準装備しています。
◆全棟、自社での構造計算をしています。(一般的な2階建て木造住宅には義務付けられていません)
◆一級建築士・一級施工管理技士を所有するものが直接現場に赴き、施工管理をしています。
◆全棟第三者機関での厳しいチェックを受けております。
このほか、ここでは書ききれなかった自社社員の熟練大工職人の確かな技術、技術を生かした在来工法などお伝えしたいことが沢山ありますが、長くなりすぎたので今回はこれくらいに。
私ども小栗材木店は常にお客様の大切な住まいを守るため、家づくりにおいてこだわり続けています。
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ここに詳しくまとめてあります
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MIRAIEに関して分かり易いこちらの動画も見てみてください♪