今大人気のフロントオープン型の食洗器ですが、選択肢はドイツ製を代表とする海外製の食洗器が中心でした。今までは、日本製でフロントオープンを選べるのはリンナイだけでした。2023年10月24日パナソニックのプレスリリースにて、12月からフロントオープン型の食洗器が発売されることが発表されました。
↑海外製フロントオープン食洗器のミーレ
しかも今回は横幅60cmタイプという事で、超大容量のフロントオープン食洗器が国内製で買えるようになります。海外製のフロントオープン食洗器は、基本的に食器は自然乾燥をさせる方式を取っています。65℃~70℃のお湯を使って食器を洗うために、洗浄完了後は食器も非常に高温になっています。
この食器の熱を利用して、洗浄完了後扉をオープンにして自然乾燥させます。自然乾燥のたて、水滴が少し残ってしまうこともあるのが、海外製食洗器のデメリットでした。一方、日本製の食洗器は、温風を使って乾燥させる方式が主流になります。今回のパナソニックの食洗器は、フロントオープンながらヒーター乾燥機能を搭載しているようです。
また、予洗いがいらないというのが海外製食洗器の大きなメリットでしたが、今回のパナソニックの食洗器も予洗い不要なようです。海外製食洗器の特徴であった、大容量で予洗いがいらないポイントも抑えながら、ヒーターで乾燥できる良いとこ取りの食洗器となっているようです。
4人家族で朝、昼、晩すべての食器を1回で洗うことが出来るように設計されているようなので、普段の食器洗いの頻度が激減するのはうれしいですね。ヒーター乾燥機能なので、自然乾燥と比較して衛生的になりますが、その分電気代はかかってきます。
12月に発売されたら、また使用した方からの情報が入ってくると思うので、報告したいと思います。今回の食洗器NP-60EF1Wは、定価470,000円(税抜)ということで、ミーレの食洗器の定価と同程度の価格設定ですが、おそらく値引き込みで海外製食洗器より安く購入できることになるのかなと思います。
耐用年数ですが、一般的にミーレ等の海外製食洗器は20年以上、日本製は10年という設定でした。海外製食洗器は高額ですが、日本製の倍長持ちするため、おすすめしていました。今回のパナソニック製のフロントオープンについては、耐用年数の記載はありませんでしが、この辺りの情報も含めて採用は検討したいところです。
2023年10月24日
株式会社小栗材木店
常務取締役 小栗 良太