トリプルガラスは防犯に役立つ?侵入阻止効果と併用で高める対策

住宅の安全を守る上で、窓からの侵入リスクは無視できません。
近年、高まる防犯意識とともに、断熱性や静粛性といった機能性の高さで注目を集めるトリプルガラスですが、その防犯性能についても関心が寄せられています。
複数のガラス層と特殊な構造を持つトリプルガラスは、侵入者に対してどのような対策となりうるのでしょうか。
ここでは、トリプルガラスが防犯にどのように影響するのか、そしてさらに防犯性を高めるための方法について解説します。

トリプルガラスは防犯に有効?

3枚構造で侵入に時間を要する

空き巣の侵入経路として窓は依然として多く、一般的な窓ガラスは破壊されやすい傾向があります。
トリプルガラスは、その名の通り3枚のガラスで構成され、間に空気層などを挟んだ構造を持っています。
この多層構造により、侵入者が窓を破って侵入しようとする際に、より多くの時間と労力を必要とします。
泥棒が侵入を諦めるまでの時間は短いと言われており、破壊に時間がかかるトリプルガラスは、侵入を諦めさせる効果が期待できます。

CPマーク付きガラスで防犯性能向上

トリプルガラスの防犯性能をさらに高めるためには、CPマークが付与されたガラスを選択することが重要です。
CPマークは、警察庁や業界団体が定めた防犯性能の基準を満たした製品に与えられ、一定時間(例えば5分以上)の侵入に耐えられることを証明するものです。
CPマーク付きのガラスをトリプルガラスの構成に採用することで、構造的な強度と、ガラス自体の高い防犯性能を兼ね備えることができ、より強固な防犯対策となります。

トリプルガラスで高める防犯対策

防犯ガラスとの組み合わせが鍵

トリプルガラスは、その構造上、侵入に時間を要するという利点がありますが、使用されているガラスの種類によっては、単体では十分な防犯性能を発揮できない場合もあります。
そのため、トリプルガラスの防犯性を最大限に引き出すには、空き巣などによる破壊行為への抵抗力が高い「防犯ガラス」を、トリプルガラスの構造内に組み込むことが極めて重要です。
防犯ガラスは、特殊な中間膜によって貫通性能が高められており、これをトリプルガラスに採用することで、侵入に要する時間を大幅に延ばすことが可能になります。

補助錠や防犯フィルムの併用も効果的

トリプルガラスの窓に、さらに防犯対策を施すことも有効です。
例えば、窓のクレセント錠(窓の鍵)に加えて「補助錠」を取り付けることで、万が一ガラスを破られたとしても、容易に開錠されるのを防ぎ、侵入までの時間をさらに稼ぐことができます。
また、窓ガラスの表面に「防犯フィルム」を貼ることも、ガラスの飛散防止や破壊行為の抑制に役立ちます。
CPマークが表示された防犯フィルムを選べば、より高い防犯効果が期待できます。
これらの対策を組み合わせることで、トリプルガラスの窓の安全性を一層高めることができます。

まとめ

トリプルガラスは、その3枚構造によって侵入に時間を要し、防犯性を高める一定の効果が期待できます。
特にCPマーク付きの防犯ガラスを組み合わせたトリプルガラスは、高い防犯性能を発揮します。
しかし、トリプルガラス単体では十分でない場合もあるため、防犯ガラスの採用が鍵となります。
さらに、補助錠の追加や防犯フィルムの貼付といった、他の防犯対策と併用することで、より一層、住宅の安全性を向上させることが可能です。
これらの要素を総合的に考慮し、ご自宅に最適な窓の防犯対策を検討することが重要です。