注文住宅は、一生に一度の大きな家づくり。
「どんな間取りがいいのかな?」
「収納はどれくらい必要?」
「キッチンは対面がいい?」
このように考え始める方は多いですが、実は間取りを考える前にもっと大切なことがあります。
それは、「どんな暮らしをしたいのか」をご家族でしっかり整理することです。
小栗材木店では、プランニングを始める前に27項目のヒアリングチェックリストを使い、お施主様のご要望や暮らし方、ご予算まで丁寧に確認しています。
今回は、そのヒアリングチェックリストをもとに、「工務店ではどんなことを聞かれるの?」「家づくりを始める前に何を考えておけばいいの?」という疑問にお答えします。
これから注文住宅をご検討される方はもちろん、「家づくりで後悔したくない」という方にも参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
家づくりは「間取り」ではなく「暮らし方」を考えることから始まる
「家づくり」と聞くと、多くの方は最初に間取りをイメージされます。
しかし、小栗材木店では、いきなり図面を描き始めることはありません。
まずは、ご家族がどんな暮らしをしたいのかを整理するために、「ヒアリングチェックシート」を使って、一つひとつ確認していきます。
りょうた:
小栗材木店ではたくさんのお施主様のお家づくりをお手伝いしていますが、本当にご家族それぞれ暮らし方が違いますし、ご要望もそれぞれ違います。
だから、そのご要望を整理するための「ヒアリングチェックシート」をご用意しています。
まずはチェックシートをお渡しして、ご自宅で宿題として考えてきていただきます。
その内容をもとに後日ヒアリングを行い、整理した情報をもとにプランニングへ進んでいくという流れです。
おぐみゆ:
いつもたくさんのお施主様とお話しされていますけど、それぞれご要望がたくさんありますよね。
「どうやって全部まとめているんだろう?」って、ずっと気になっていました。
りょうた:
例えば、「こんな家がいいな」という漠然とした理想は皆さん持っています。
でも、それを具体的な項目ごとに考えていくと、「これはこうしたい」「ここは意見が違うね」ということが見えてくるんです。
実際、ご夫婦で意見が分かれることも多いので、その場で話し合うよりも、あらかじめご自宅で話し合っていただいてからヒアリングをした方が、お互いの考えも整理しやすくなります。
だから、このチェックシートは家づくりを始める前の、とても大切な準備なんです。
ご夫婦で理想を整理する時間が、満足度の高い家づくりにつながる
間取りを考える前に、「どんな暮らしをしたいのか」「何を優先したいのか」を話し合っておくことで、ご夫婦の考えが整理され、その後の打ち合わせもスムーズになります。
プランを描く前に予算まで確認する理由
部屋の広さを積み上げると、家全体の大きさが見えてくる
小栗材木店では、ヒアリングチェックシートをもとに、お施主様のご要望を一つひとつ確認していきます。
例えば、
- 子ども部屋は何部屋必要か
- 寝室はどれくらいの広さがほしいか
- リビングは何畳くらいが理想か
といった内容を順番に確認していくことで、お家全体のボリュームが見えてきます。
りょうた:
このチェックシートを進めていくと、部屋数や広さが全部出てきます。
子ども部屋は何部屋必要か、寝室は何畳必要か、リビングはどれくらい欲しいかというように、一つずつ確認していくと、「このご要望なら、これくらいの大きさのお家になりますよね」というのが分かるんです。
もちろん、廊下の取り方や設計の工夫によって多少前後することはあります。
でも、大体の建物の大きさはここで把握できます。
おぐみゆ:
なるほど。
一つずつ足していくと、お家全体の大きさが見えてくるんですね。
りょうた:
そうなんです。
建物の大きさが分かれば、「このくらいの大きさなら、このくらいの建築費になります」という目安も出せるようになります。
だから、小栗材木店では間取りを描く前に、まず建物の大きさと予算を確認することを大切にしています。
プランを描く前に予算を調整する
ヒアリングが終わると、その内容をもとに建物の規模と概算のご予算をご説明します。
ここで大切なのが、「予算オーバーしている場合は、設計を始める前に調整する」ということです。
りょうた:
僕たちはまずチェックシートをご説明して、宿題として考えてきていただきます。
その後にヒアリングを行って、「この大きさなら、このくらいのご予算になりますよ」とご説明します。
もし予算オーバーしている場合は、プランニングを始める前に、「ここは少し見直しましょう」と調整していきます。
おぐみゆ:
間取りを作る前に調整するんですね。
りょうた:
そうなんです。
これをしないと、ご要望を全部盛り込んだ間取りが完成したあとに、「200万円オーバーでした」「300万円オーバーでした」ということが起きてしまいます。
そうなると、せっかく時間をかけて考えた間取りを大きく変更しなければならなくなります。
それはお施主様にとっても、私たちにとっても、とても大きな負担になってしまうんです。
だからこそ、最初に予算へ収まる状態をつくってから、プランニングをスタートしています。
理想と予算を同時に考えることが成功への近道
間取りを描いてから予算を調整するのではなく、最初にご要望とご予算を整理することで、大きな設計変更を減らし、スムーズな家づくりにつながります。
丁寧なヒアリングが理想のプランにつながる
ご要望とご予算を整理してから設計する
ヒアリングでは、ご要望だけでなく、ご予算とのバランスも確認します。
そのうえでプランニングを行うため、完成したプランがお施主様の理想とかけ離れてしまうことが少なくなります。
りょうた:
ヒアリングで建物のボリュームを出して、ご予算を確認します。
「この内容で大丈夫ですね」という確認が取れてから、次のプラン提案へ進みます。
ご要望も整理されていて、ご予算も整理されている状態なので、その両方を満たしたプランをご提案できるんです。
最近では、10組プランニングすると、そのうち約8割のお施主様が1〜2回の修正で決まっています。
おぐみゆ:
そんなに早く決まるんですね。
りょうた:
やっぱり最初のヒアリングがしっかりできていることが大きいですね。
お施主様自身も、ご要望をしっかり考えてきてくださっていますし、ご予算とのすり合わせもできています。
だから、「何か違うな」というズレが少なくなるんです。
工務店へ伝えるべきことが自然と整理できる
今回ご紹介しているチェックシートには、全部で27項目あります。
家づくりを考え始めたばかりの方にとっては、「そんなに考えることがあるの?」と思われるかもしれません。
しかし、この27項目を一つずつ考えていくことで、ご自身でも気付いていなかった希望や、ご夫婦それぞれの考え方が見えてきます。
りょうた:
今日は、この27項目がどんな内容なのかをご紹介していきます。
これから家づくりを始める方は、「工務店へどう伝えたらいいんだろう?」と悩まれることも多いと思います。
でも、この項目を考えておくだけで、ご要望を漏れなく伝えられるようになります。
最後まで見ていただければ、「こうやって伝えればいいんだ」ということが分かると思います。
おぐみゆ:
家づくりを始める前に、一度ご家族で話し合ってみるだけでも違いそうですね。
家づくりは準備がとても大切
チェックシートを活用してご家族で話し合うことで、理想の暮らしが明確になり、その後の打ち合わせもスムーズに進められます。
①リビングは本当にLDKが正解?
「LDKが当たり前」と決めつけないことが大切
現在の注文住宅では、LDKが一体となった間取りが主流です。
そのため、多くのお施主様も「LDKにしたい」と考えてご相談に来られます。
しかし、小栗材木店では、「本当にその暮らし方がご家族に合っているのか」というところまで一緒に考えています。
りょうた:
まず最初にお聞きするのが、リビングの形です。
今は99%くらいの方がLDKを希望されます。
リビング・ダイニング・キッチンが一つの空間になっている間取りですね。
でも、昔のお家ってリビングとダイニング・キッチンが分かれていたり、ダイニングキッチンだけ一緒だったりしましたよね。
例えば、昔のアニメに出てくるようなお家だと、食事をする部屋とテレビを見る部屋が分かれていることも多かったと思います。
おぐみゆ:
確かにそうですね。
昔のお家は部屋ごとに役割が分かれているイメージがあります。
りょうた:
そうなんです。
だから私たちは、「こういう間取りもありますよ」と一度ご説明しています。
皆さん最初は「もちろんLDKですよね」と思われていますが、生活スタイルをよく考えてみると、「実は分けた方が暮らしやすいかもしれない」というご家族もいらっしゃるんです。
一度いろいろな選択肢を知ったうえで、「やっぱりLDKがいいね」と選んでいただく方が、ご自身たちも納得して家づくりを進められると思っています。
おぐみゆ:
最初から「LDKしかない」と思ってしまうより、一度考えてみることが大切なんですね。
りょうた:
そうですね。
テレビを見る部屋は少し落ち着いた空間にしたいとか、食事をする場所と分けた方が生活しやすいという方もいらっしゃいます。
だから、「自分たちにはどの暮らし方が合っているのか」を考えるきっかけになればいいなと思っています。
住まいの形に正解はありません
「みんながLDKだから」という理由ではなく、ご家族の暮らし方に合わせて間取りを考えることが、長く快適に暮らせる住まいづくりにつながります。
②キッチンのレイアウトで暮らしやすさは大きく変わる
キッチンにもさまざまな選択肢がある
リビングの次に確認するのが、キッチンのレイアウトです。
毎日使う場所だからこそ、見た目だけではなく、使い勝手やLDK全体とのバランスも考える必要があります。
りょうた:
キッチンにはいろいろな形があります。
一番多いのは、キッチンとダイニングテーブルが"T字"になるレイアウトですね。
料理をしながらお子さんの様子も見られますし、動線もコンパクトにまとまるので、特にご要望がなければ、この形をご提案することが多いです。
おぐみゆ:
今一番よく見る形ですね。
りょうた:
そうですね。
あとはアイランドキッチンのように周りをぐるっと回れるタイプもありますし、シンクとコンロを分けたセパレートキッチンもあります。
そして最近、特に人気なのが、キッチンとダイニングテーブルを一直線に並べるレイアウトです。
モデルハウスでも採用していますが、「この形にしたい」というご要望は本当に増えています。
人気のⅠ型キッチンにも注意点がある
一直線のレイアウトは家事動線も良く、見た目もすっきりしています。
しかし、採用するためにはLDK全体の広さも考えなければなりません。
りょうた:
このレイアウトは、とても人気なんですが、LDKの広さとセットで考える必要があります。
モデルハウスは26畳ありますが、それでもキッチンとダイニングの間の通路が広くなるので、その分リビングスペースは少しコンパクトになります。
だから、最低でも23畳くらいは欲しいですね。
それより小さいLDKで一直線にしてしまうと、「リビングが思ったより狭い」ということにもなりかねません。
おぐみゆ:
人気だからといって、どんなお家にも合うわけではないんですね。
りょうた:
そうなんです。
キッチンのレイアウト一つで、リビングの広さや使い勝手は大きく変わります。
だからこそ、最初にしっかりヒアリングをしているんです。
キッチンだけではなくLDK全体で考える
キッチンのデザインだけで決めるのではなく、リビングとのバランスや生活動線まで考えることで、毎日使いやすい住まいになります。
LDKの広さに合わせてキッチンを選ぶことが大切
人気のレイアウトが必ずしもすべてのご家庭に合うとは限りません。
LDK全体の広さや、ご家族の暮らし方によって、最適なキッチンの形は変わります。
おぐみゆ:
逆に、LDKがそこまで広くない場合は、どんなキッチンがおすすめなんですか?
りょうた:
例えば、今度見学会を開催するお家は18畳のLDKなんですが、壁付けのL型キッチンを採用しています。
ダイニングスペースをコンパクトにまとめられるので、18畳でもリビングを広く確保できるんです。
おぐみゆ:
同じ18畳でも、キッチンの形で広さの感じ方が変わるんですね。
りょうた:
そうなんです。
L型キッチンにすることで、ダイニング部分をコンパクトにできるので、その分リビングをゆったり使えます。
「18畳だから狭い」ということではなく、レイアウト次第で同じ広さでも印象は大きく変わります。
ご実家での暮らしが家づくりに影響することも
キッチン選びでは、これまでの暮らし方が影響することも少なくありません。
おぐみゆ:
そのお施主様は、最初からL型キッチンをご希望されていたんですか?
りょうた:
そうですね。
ご実家がL型キッチンだったそうで、「とても使いやすかった」という印象があったみたいです。
意外と、子どもの頃から慣れ親しんできた暮らし方って、家づくりにも影響するんですよ。
「実家で使いやすかったから今回も同じようにしたい」という方は結構いらっしゃいます。
おぐみゆ:
確かに、自分が使いやすかったものって安心感がありますよね。
今だけではなく、20年後の暮らしも考える
家づくりでは、子育て中の暮らしだけでなく、その先のライフスタイルまで考えることも重要です。
りょうた:
注文住宅を建てられる方は、小さなお子さんがいるご家庭が多いので、「料理をしながら子どもの様子を見たい」という理由で対面キッチンを選ばれるケースが多いです。
もちろん、その考え方はすごく大切です。
でも、私たちが20年後、30年後のリフォームをご相談いただくと、一番多いのは「リビングをもっと広くしたい」というご要望なんです。
おぐみゆ:
そうなんですね。
りょうた:
対面キッチンにしたけれど、お子さんが大きくなって独立すると、キッチンから見守る必要はなくなります。
そうすると、「壁付けキッチンにしてリビングを広く使いたい」というご相談が増えるんです。
子どもを見守る期間は、家で過ごす何十年という時間の中では意外と短いんですよね。
だから、「今」だけではなく、「将来どんな暮らしをしたいか」まで考えながら選ぶことが大切だと思います。
おぐみゆ:
子育てが終わった後まで考えて家づくりをするという発想は、なかなか思いつかないですね。
りょうた:
そうなんです。
だから私たちは、「今の暮らし」と「将来の暮らし」の両方を考えながらご提案しています。
「20畳だから広い」「16畳だから狭い」という単純な話ではなく、キッチンの配置や家具のレイアウト次第で、空間の感じ方は大きく変わります。
限られた広さの中でも、できるだけ広く感じられる工夫をしながら、お施主様に合った間取りをご提案しています。
家づくりは「今」と「将来」の両方を考えることが大切
子育て中の使いやすさだけではなく、20年後・30年後の暮らしまで見据えて間取りを考えることで、長く快適に住み続けられる住まいになります。
③パントリーや家事室は必要?
「あったら便利」を暮らしに合わせて考える
続いてヒアリングするのは、パントリーや家事室についてです。
最近では多くの注文住宅で採用されていますが、小栗材木店では「流行っているから付ける」のではなく、「本当に必要かどうか」を一緒に考えています。
りょうた:
次にお聞きするのは、パントリーや家事室が必要かどうかです。
パントリーについては、モデルハウスに約2畳のスペースがありますので、「これくらいの広さだと、このくらい収納できますよ」というお話をしながらご説明しています。
家事室については、アイロンがけをしたり、一人で作業したりするスペースとして考えられる方が多いですね。
おぐみゆ:
パントリーと家事室を一緒にすることもできるんですか?
りょうた:
もちろんできます。
「何をしたいか」によって使い方は変わりますので、パントリーと兼用にするご家庭もあります。
大切なのは、「流行っているから」ではなく、「自分たちがどう使いたいか」を考えることですね。
必要なのは広さではなく、使い方
パントリーや家事室は、実際の暮らしをイメージしながら計画することで、本当に使いやすい空間になります。
④子ども部屋は「広さ」よりも「使い方」が大切
子ども部屋はコンパクト化が進んでいる
パントリーや家事室の次に確認するのが、子ども部屋です。
以前は6畳程度が一般的でしたが、最近では子ども部屋の考え方も変わってきています。
りょうた:
次は子ども部屋ですね。
ここは、最近一番コンパクトになってきている部分だと思います。
今は4.5畳が標準になってきていますし、もっとコンパクトに3畳くらいで考えられる方も増えています。
おぐみゆ:
昔より小さくなっているんですね。
りょうた:
そうですね。
理由はいくつかありますが、一番大きいのは、リビングで勉強するご家庭が増えていることです。
大きなダイニングテーブルやスタディコーナーを設けて、家族の近くで勉強するスタイルが多くなっています。
そのため、子ども部屋は「寝る場所」として考えるご家庭が増えてきました。
子ども部屋を居心地良くしすぎないという考え方
子ども部屋を広くすることだけが正解ではありません。
ご家族とのコミュニケーションを大切にしたいという想いから、あえてコンパクトに計画するケースもあります。
りょうた:
昔は「子ども部屋は広い方がいい」という考え方もありました。
でも今は、「なるべくリビングで過ごしてほしい」という考え方をされるご家庭が増えています。
子ども部屋を必要以上に居心地良くするよりも、自然と家族が集まるリビングを中心に考えるということですね。
もちろん、反抗期になれば部屋にこもる時期もあると思いますが、それでも家族が顔を合わせる時間を大切にしたいというご要望は多いですね。
おぐみゆ:
家族との時間を大切にしたいという考え方が増えているんですね。
収納をどう考えるかで必要な広さも変わる
子ども部屋の広さは、収納計画によっても変わってきます。
りょうた:
例えば4.5畳の中に収納も入れるのか、それとも4.5畳プラス1畳の収納を付けるのか。
この違いだけでも必要な面積はかなり変わります。
4.5畳でも、ベッドと机、オープンクローゼットくらいなら十分置けます。
だから私たちは、基本的には4.5畳くらいをおすすめしています。
おぐみゆ:
収納の取り方まで考えると、広さの考え方も変わりますね。
子ども部屋は家族との距離も考えて計画する
広さだけではなく、収納計画や家族とのコミュニケーションも含めて考えることで、お子さんの成長に合わせた住まいになります。
将来仕切れる子ども部屋という選択肢
お子さんの成長に合わせて間取りを変えられる
お子さんがまだ小さいご家庭では、将来の変化に対応できる間取りも人気です。
りょうた:
最近は、最初は9畳くらいの一部屋にしておいて、将来必要になったら真ん中で仕切れるようにする間取りがとても増えています。
ドアは最初から2つ付けておいて、小さいうちは広い一部屋として使います。
お友達が来ても広々遊べますし、ご兄弟で一緒に使うこともできます。
成長して個室が必要になったら、真ん中に壁を設けて2部屋に分けられるようにしています。
おぐみゆ:
成長に合わせて変えられるのはいいですね。
将来の家族構成が決まっていない場合にも安心
お子さんがまだ一人の場合や、これから家族が増える可能性がある場合にも、この考え方は有効です。
りょうた:
例えば、今はお子さんがお一人でも、将来ご兄弟が増えるかもしれません。
逆に、一人のままということもあります。
そういう場合は、最初から完全に部屋を分けるよりも、あとから変更できるようにしておく方が柔軟に対応できます。
また、男の子と女の子なら最初から分けた方がいいケースもありますし、ご家庭によって考え方はさまざまです。
そのあたりもヒアリングしながらご提案しています。
将来壁を撤去することまで考えて設計する
将来的に部屋を一つに戻したい場合も想定して設計しています。
りょうた:
もし将来また一部屋として使いたいのであれば、間仕切りの壁を構造壁ではなく、あとから撤去できる壁にすることもできます。
最初からそこまで考えて設計しておけば、お子さんが独立したあとも使いやすい間取りになります。
また、子ども部屋を隣同士にするのか、それとも離して配置するのかも、ご家族の考え方によって変わります。
「絶対に隣がいい」というご家庭もあれば、「離れていても問題ありません」というご家庭もあります。
そういったことも一つずつ確認しながら進めています。
変化に対応できる間取りが、長く快適に暮らせる住まいにつながる
子どもの成長や家族構成の変化を見据えて設計することで、将来のリフォームや間取り変更にも柔軟に対応しやすくなります。
⑤トイレの数は家族構成によって考える
トイレは1つで十分?それとも2つ必要?
子ども部屋について確認した後は、トイレについてのヒアリングです。
毎日使う場所だからこそ、ご家族の人数やライフスタイルによって最適な数は変わります。小栗材木店では、「何となく2つ付ける」のではなく、ご家族に合った形を一緒に考えています。
りょうた:
次にお聞きするのが、トイレの数です。
「1つですか?それとも2つ必要ですか?」というところですね。
お子さんが多いご家庭になるほど、朝はどうしてもトイレが混みやすくなります。
だから、個人的には2つあると便利だと思っています。
おぐみゆ:
朝の支度が重なる時間は、やっぱり混みますもんね。
りょうた:
そうですね。
設計の考え方によっては、「トイレは1つで十分」という意見もあります。
でも、ご家族の人数や生活リズムを考えると、2つあった方が快適に暮らせるケースも多いです。
だから、「今の家族構成」と「これからの暮らし方」を考えながら決めていただいています。
トイレの数に正解はありません
ご家族の人数や生活スタイルによって必要な数は異なります。毎日の暮らしをイメージしながら考えることが大切です。
⑥トイレ内の手洗いは必要?
ご家庭によって考え方が大きく分かれるポイント
トイレの次に確認するのが、手洗いスペースについてです。
実は、この項目はご夫婦で意見が分かれることも多いそうです。
りょうた:
次にお聞きするのが、「トイレの中に手洗いは必要ですか?」ということです。
これは本当にご家庭によって考え方が分かれます。
「洗面所が近くにあるから必要ない」という方もいれば、「トイレを出る前に手を洗いたい」という方もいらっしゃいます。
おぐみゆ:
確かに、ご家庭によって考え方が違いそうですね。
りょうた:
そうなんです。
もしトイレ内に手洗いを設けるなら、その分少しだけトイレを広くした方が使いやすくなります。
10cmでも余裕があると、かなり使い勝手が変わりますね。
手洗いを設けるなら掃除のしやすさも考える
設備を増やすということは、掃除をする場所も増えるということです。
だからこそ、小栗材木店では使い勝手だけではなく、日々のお手入れについてもお施主様と一緒に考えています。
りょうた:
タンクの上に付いている手洗いでももちろん使えます。
でも、もし設けるのであれば、できれば少し大きめの手洗いボウルの方が使いやすいですね。
水が飛び散りにくくなりますし、使い勝手も良くなります。
おぐみゆ:
でも、その分掃除する場所も増えますよね。
りょうた:
そうなんです(笑)。
実際、「じゃあ誰が掃除するの?」という話になることもよくあります。
だから、ご夫婦でしっかり話し合っていただくことが大切なんです。
打ち合わせの場で初めて話すと、その場で議論になってしまうこともありますからね。
おぐみゆ:
家づくりって、設備の話だけじゃなくて、暮らし方の話でもあるんですね。
りょうた:
本当にそう思います。
だからチェックシートをご自宅で考えてきていただくことで、お互いの考えを整理してから打ち合わせができるんです。
設備を選ぶことは、暮らし方を選ぶこと
手洗いの有無だけでなく、お手入れのしやすさや毎日の使い方まで考えることで、住み始めてからの満足度が高まります。
⑦和室・畳コーナーは将来の暮らしまで考えて計画する
和室が必要な理由を一緒に考える
最近は、「畳コーナーが欲しい」「和室を設けたい」というご相談も増えています。
しかし、小栗材木店では、「和室が欲しいですか?」だけではなく、「なぜ必要なのか」という理由まで丁寧にヒアリングしています。
りょうた:
次は、和室や畳コーナーについてです。
ここで一つお聞きするのが、「将来的に親御さんと同居する可能性はありますか?」ということです。
おぐみゆ:
そこにつながる質問なんですね。
りょうた:
そうなんです。
家づくりを考えるときって、どうしても今の暮らしだけを基準に考えてしまいます。
でも、お家は何十年も住み続けるものです。
10年後、20年後、30年後には、ご家族の暮らし方も変わっているかもしれません。
だから私たちは、その先の暮らしまで考えてご提案したいと思っています。
将来の同居も見据えた間取りづくり
和室は、お子さんのお昼寝スペースとして使うだけではなく、将来の暮らしにも役立つ空間になります。
りょうた:
例えば、ご長男のご家庭で将来的に親御さんを迎える可能性があるなら、そのことも考えておきたいですよね。
もちろん、ご夫婦で考え方が違うこともあります。
ご主人は「将来は親と暮らしたい」と考えていても、奥様は違う考えかもしれません。
そういったことも含めて、ご夫婦でしっかり話し合っていただきたいと思っています。
また、もし同居を考えるのであれば、収納も含めて計画しておく必要があります。
さらに、玄関からリビングを通らずに和室へ行ける動線にしておくと、お互いに気兼ねなく生活できます。
ホール・リビング・和室を行き来できる「三角動線」にしておくことで、将来の使い勝手も良くなります。
おぐみゆ:
今だけじゃなく、何十年先まで考えて間取りを計画するんですね。
りょうた:
そうですね。
だからこそ、ヒアリングでは「今必要かどうか」だけではなく、「将来どんな暮らしをしたいか」まで一緒に考えています。
和室は将来の安心にもつながる空間
お子さんの成長や親御さんとの同居など、将来のライフスタイルまで見据えて計画することで、長く暮らしやすい住まいになります。
⑧リビング階段と廊下階段、どちらが暮らしやすい?
高性能住宅だからこそリビング階段をおすすめする理由
和室について確認した後は、2階建ての場合の階段の位置についてヒアリングします。
最近ではリビング階段を採用するお家も増えていますが、小栗材木店では「流行だから」という理由ではなく、高性能住宅ならではのメリットも踏まえてご提案しています。
りょうた:
2階建ての場合は、リビング階段にするか、廊下から上がる階段にするかをお聞きしています。
昔は廊下階段が一般的でしたが、小栗材木店のような高性能住宅では、リビング階段の方がおすすめです。
おぐみゆ:
どうしてリビング階段の方がおすすめなんですか?
りょうた:
一番の理由は、家全体の温度差が少なくなるからです。
高気密・高断熱の住宅は空気が循環しやすいので、リビング階段にすることで1階と2階の温度差を抑えやすくなります。
おぐみゆ:
性能を活かせる間取りということですね。
りょうた:
そうなんです。
もちろん、「子どもが帰ってきたか分かるようにしたい」という方もいれば、「プライバシーを重視したいから廊下階段がいい」という方もいらっしゃいます。
その場合は廊下階段をご提案することもあります。
ただ、廊下階段にすると、リビング階段に比べて1~2℃ほど上下階の温度差が出やすくなることがあります。
そのメリット・デメリットをきちんとご説明した上で、お施主様に選んでいただいています。
住宅性能と暮らし方の両方を考えて選ぶ
リビング階段にも廊下階段にも、それぞれ良さがあります。性能だけではなく、ご家族の暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。
⑨お風呂の広さも暮らし方に合わせて考える
家族構成によって最適なサイズは変わる
ユニットバスの広さについても、ヒアリング項目の一つです。
「標準仕様だから」と決めるのではなく、ご家族の人数や使い方に合わせて選んでいきます。
りょうた:
標準的なのは1616サイズ、いわゆる1坪タイプですね。
モデルハウスをご覧いただきながら、「この広さでどうですか?」というお話をしています。
おぐみゆ:
もっと広いサイズもあるんですか?
りょうた:
あります。
例えば、お子さんが多くて一緒にお風呂へ入ることが多いご家庭なら、1.25坪タイプをご提案することもあります。
洗い場が広くなるので、小さなお子さんがいるご家庭には使いやすいですね。
そのあたりも、ご家族の人数や暮らし方をお聞きしながら決めています。
毎日使う場所だからこそ使いやすさを大切に
お風呂は毎日使う空間です。家族構成やライフスタイルを考えながら、自分たちに合った広さを選ぶことが大切です。
⑩納戸は住み始めてから便利さを実感する収納
何でもしまえる場所」が家の中を片付けやすくする
収納については、パントリーやウォークインクローゼットだけではありません。
小栗材木店では、「納戸が必要かどうか」についてもヒアリングしています。
りょうた:
最近のお家は、LDKを広くしたり、パントリーやシューズクローゼットを設けたりすることが多いですよね。
でも、その分「普通の収納」が少なくなってしまうケースもあります。
実際にOBのお施主様のお家へ伺うと、「収納が足りなくなった」というお話を聞くこともあるんです。
おぐみゆ:
確かに、何でもしまえる場所って意外と必要ですよね。
りょうた:
そうなんです。
だから納戸が一つあると、とりあえず段ボールや季節用品などをまとめて収納できます。
最近では、小栗材木店の小屋裏エアコンを採用されるお施主様も多いので、その小屋裏を大きな収納スペースとして活用される方も増えています。
引っ越しの段ボールや普段使わない物を収納できるので、お部屋も片付きやすくなります。
収納は「しまう場所」をしっかり確保することが大切
見せる収納だけではなく、普段使わない物をまとめて収納できるスペースを計画しておくことで、暮らしやすさが大きく変わります。
⑪シューズクローゼットは本当に必要?
「絶対必要」と決めないことも間取りづくりのポイント
玄関収納も、最近ではシューズクローゼットが人気です。
しかし、小栗材木店では、「絶対に必要」と決めつけず、お施主様の暮らし方に合わせて考えています。
りょうた:
シューズクローゼットは人気ですが、その分スペースも必要になります。
例えば、大きな壁面収納だけでも十分というご家庭もありますし、ベビーカーやアウトドア用品を収納したいという方なら、シューズクローゼットの方が便利です。
そこで、「シューズクローゼットが絶対欲しいですか?」「どちらでも大丈夫ですか?」という聞き方をしています。
おぐみゆ:
「どちらでもいい」という答えもあるんですね。
りょうた:
そうなんです。
「どちらでも大丈夫」と言っていただけると、他の間取りとのバランスを見ながら、より良いご提案ができます。
逆に、「ここだけは絶対に譲れない」という部分があれば、それを優先してプランを考えていきます。
優先順位を決めることで理想の間取りに近づく
「絶対に必要なもの」と「どちらでも良いもの」を整理しておくことで、間取りの自由度が広がり、ご家族に合った住まいを実現しやすくなります。
⑫ウォークインクローゼットだけが正解ではない
暮らし方に合わせて収納の形を選ぶ
収納については、寝室に設けるウォークインクローゼットもヒアリング項目の一つです。
最近ではウォークインクローゼットが人気ですが、小栗材木店では「本当にウォークインが最適なのか」という視点からご提案しています。
りょうた:
次はウォークインクローゼットですね。
皆さん「ウォークインクローゼットが欲しい」とおっしゃることが多いんですが、実は収納量だけを考えると、壁面収納の方が多く収納できる場合もあります。
ウォークインクローゼットは中を歩くスペースが必要になるので、その分収納できる面積は少なくなるんです。
おぐみゆ:
「ウォークインの方がたくさん収納できる」というイメージがありました。
りょうた:
そう思われる方は多いですね。
でも、収納量だけを比較すると、壁一面をクローゼットにした方が効率よく収納できることもあります。
だから、「ウォークインが流行っているから」という理由だけではなく、本当に使いやすいかどうかを考えて選ぶことが大切なんです。
ファミリークローゼットという選択肢も増えている
最近では、寝室だけでなく家族みんなで使うファミリークローゼットを希望されるご家庭も増えています。
りょうた:
最近は寝室に大きな収納を設けるよりも、ファミリークローゼットを採用するケースが増えています。
例えば脱衣室やランドリールームの近くに設ければ、洗濯して、干して、そのまま収納できます。
共働きのご家庭が多いので、この動線はとても人気があります。
おぐみゆ:
毎日の家事がすごく楽になりそうですね。
りょうた:
そうですね。
収納は「どれだけ入るか」だけじゃなく、「どう使うか」が大切です。
毎日使う場所だからこそ、家事動線まで考えながらご提案しています。
収納は量よりも使いやすさを考える
ウォークインクローゼットだけにこだわらず、家事動線やライフスタイルに合わせて収納計画を立てることで、毎日の暮らしがより快適になります。
⑬吹き抜けは高性能住宅だからこそ活かせる空間
開放感だけではなく快適性も大切
2階建てをご検討されるお施主様からは、「吹き抜けをつくりたい」というご相談も多くあります。
開放感のある空間は憧れますが、小栗材木店では住宅性能も含めてご提案しています。
りょうた:
吹き抜けについても、ご希望があるかどうかをお聞きしています。
小栗材木店のような高性能住宅であれば、吹き抜けはすごくおすすめです。
おぐみゆ:
吹き抜けがあると寒いというイメージもありますが、大丈夫なんですか?
りょうた:
昔の住宅ではそういうイメージもあったと思います。
でも、高気密・高断熱住宅なら家全体の温度差が少ないので、吹き抜けがあっても快適に暮らせます。
また、吹き抜けをつくることで、家の奥まで自然光を取り込めるというメリットもあります。
敷地条件によっては、とても効果的なんです。
おぐみゆ:
住宅性能が高いからこそ実現しやすい空間なんですね。
吹き抜けは住宅性能とのバランスが重要
開放感だけではなく、断熱性能や採光計画まで考えることで、一年を通して快適な住まいになります。
⑭外観デザインは写真を見ながらイメージを共有する
「好きな外観」を言葉ではなく写真で伝える
間取りや設備だけでなく、外観デザインの好みも家づくりでは大切なポイントです。
しかし、「ナチュラルが好き」「かっこいい家にしたい」と言葉だけで伝えるのは意外と難しいものです。
そのため、小栗材木店では、写真を見ながらイメージを共有することをおすすめしています。
りょうた:
次は外観についてです。
「どんな外観がお好きですか?」とお聞きするんですが、言葉だけで伝えるのは難しいですよね。
なので、InstagramやHouzzなどで「いいな」と思った写真を保存しておいていただくようお願いしています。
写真を何枚か見せていただくと、「こういう色味がお好きなんだな」「こういう雰囲気がお好みなんだな」ということが分かるんです。
おぐみゆ:
言葉よりも写真の方が伝わりやすいですね。
りょうた:
そうなんです。
「シンプル」と言っても、人によってイメージは違います。
だから、お施主様が「これが好き」と思う写真を見せていただくのが、一番イメージを共有しやすいですね。
ご夫婦で好みが違っても大丈夫
家づくりでは、ご夫婦でデザインの好みが違うことも珍しくありません。
おぐみゆ:
ご夫婦で好きなデザインが違うこともありますよね。
りょうた:
結構ありますね。
だから、お二人それぞれに好きな写真を集めていただくこともあります。
その中で共通点を探したり、「ここは奥様の希望を優先しよう」「ここはご主人の希望を取り入れよう」と相談しながら決めていきます。
無理に中間を取るよりも、「外観は奥様」「内装はご主人」というように、それぞれの担当を決めた方が、まとまりのある家になることもあります。
大切なのは、ご夫婦で納得しながら家づくりを進めることですね。
写真を使って理想のイメージを共有する
好みを言葉だけで伝えるのではなく、写真を見ながらイメージを共有することで、ご家族と設計担当者の認識が一致し、理想の住まいづくりにつながります。
⑮趣味も住まいづくりの大切なヒントになる
趣味に合わせて収納や空間を考える
家づくりでは、間取りや設備だけでなく、ご家族の趣味についてもヒアリングしています。
趣味によって必要な収納や部屋の使い方は大きく変わるため、小栗材木店では「どんなことが好きですか?」というお話も大切にしています。
りょうた:
趣味についてもしっかりお聞きしています。
例えば、ゴルフをされる方ならゴルフバッグをどこへ置くのか。
キャンプやアウトドアが趣味なら、テントやチェア、クーラーボックスなどをどこへ収納するのか。
そういったことも家づくりでは結構大切なんですよね。
おぐみゆ:
確かに、趣味の道具って意外と場所を取りますよね。
りょうた:
そうなんです。
収納を考えずに家を建ててしまうと、「置き場所がない」ということになりかねません。
だから最初の段階で、どんな趣味があるのかをお聞きしています。
趣味によって必要な部屋も変わる
最近はアウトドアだけでなく、インドアの趣味を楽しむための空間を希望される方も増えています。
りょうた:
最近だと、「ゲームが趣味なので、一人で集中できる部屋が欲しい」という方もいらっしゃいます。
それから、「映画鑑賞が趣味だから、この部屋でホームシアターを楽しみたい」というご要望もありますね。
そうなると、防音についても考える必要が出てきます。
趣味によって家づくりの内容も変わるので、このお話はしっかりヒアリングしています。
おぐみゆ:
趣味まで考えてもらえると、自分たちらしい家になりそうですね。
りょうた:
そうですね。
住んでから「やっぱりこうしておけばよかった」とならないように、趣味も含めて暮らし方を考えることが大切だと思っています。
趣味も暮らしの一部として考える
趣味に必要な収納や空間を最初から計画しておくことで、毎日の暮らしがより快適で、自分たちらしい住まいになります。
⑯理想の生活スタイルまで考えて間取りを計画する
ご家族の生活リズムも大切なヒアリング項目
間取りは、ご家族の生活スタイルによっても大きく変わります。
そのため小栗材木店では、勤務時間や生活リズムについても確認しています。
りょうた:
理想の生活スタイルについてもお聞きしています。
例えば夜勤があるお仕事だと、ご夫婦ですれ違いの生活になることもありますよね。
そうすると、寝室を少し離した方がいいとか、相手を起こさずに出掛けられる動線にした方がいいとか、そういう工夫も必要になってきます。
おぐみゆ:
勤務時間まで確認するんですね。
りょうた:
そうなんです。
「朝早く出勤します」とか、「夜勤があります」とか、生活リズムを教えていただくことで、そのご家族に合った間取りをご提案しやすくなります。
家づくりは生活スタイルに合わせることが大切
ご家族それぞれの生活リズムを考えた間取りにすることで、毎日をより快適に過ごすことができます。
⑰将来の車や自転車まで考えて駐車計画を立てる
岐阜県だからこそ将来の台数も考える
建物だけでなく、外構計画も家づくりには欠かせません。
特に東濃エリアでは、車の台数をどう考えるかが重要になります。
りょうた:
あと確認しているのが、将来も含めた車の必要台数ですね。
岐阜県ですから、一人一台が当たり前という地域です。
都会の方には驚かれることもありますけど、それが普通なんですよね。
おぐみゆ:
確かに、この辺りでは車がないと生活できないですもんね。
りょうた:
そうなんです。
だから今だけじゃなくて、お子さんが大きくなったときも含めて、何台駐車場が必要になりそうかを考えます。
それから、お子さんの自転車を置くスペースや、バイクに乗る予定があるかどうかもお聞きしています。
後から駐車場を広げるのは大変なので、最初に考えておくことが大切ですね。
建物だけでなく外構まで見据えて計画する
将来の車や自転車、バイクまで考えておくことで、長く使いやすい住まいになります。
⑱洗面と脱衣室は分ける?一緒にする?
最近増えている「洗面・脱衣を分けたい」というご要望
最後に確認するのが、洗面と脱衣室の考え方です。
最近では、この部分にこだわるご家庭がとても増えています。
りょうた:
最近は「洗面と脱衣室を分けたい」というご要望が本当に多いですね。
「一緒でもいいですか?」「分けたいですか?」というところをお聞きしています。
おぐみゆ:
どうして分けたいという方が増えているんですか?
りょうた:
よくお聞きするのは、「思春期の頃、お父さんがお風呂に入ってきて嫌だった」という経験ですね(笑)。
そういう経験がある方は、「絶対に分けたいです」というお話になることが多いです。
もちろん、ご家庭によって考え方は違います。
分けるメリットとデメリットを知って選ぶ
洗面と脱衣室を分けることで使いやすくなる一方、広さも必要になります。
りょうた:
デメリットは、やっぱりスペースが必要になることです。
だから、洗面と脱衣室を完全に分ける方法もありますし、脱衣室を少し広めにして、一体で使いやすくするという考え方もあります。
どちらが正解ということではなく、ご家族の暮らし方に合わせて選んでいただくのが一番ですね。
おぐみゆ:
最近の家づくりらしいポイントですね。
洗面・脱衣室もライフスタイルに合わせて選ぶ
暮らし方や家族構成によって最適な形は異なります。それぞれのメリット・デメリットを知った上で、ご家族に合った形を選ぶことが大切です。
⑲家相や風水は気にしすぎなくても大丈夫
昔の住宅事情から生まれた考え方を知ることも大切
ヒアリングチェックシートの終盤では、家相や風水についても確認しています。
家づくりを考えていると、「鬼門は避けた方がいいの?」「水回りの位置は大丈夫?」といったご相談をいただくこともあります。
小栗材木店では、お施主様の考え方を尊重しながらも、現在の住宅性能を踏まえた考え方をお伝えしています。
りょうた:
家相や風水については、「気になりますか?」ということもお聞きしています。
もちろん、気になる方もいらっしゃいますし、ご両親が気にされるケースもあります。
ただ、僕個人としては、基本的にはあまり気にしなくてもいいと思っています。
おぐみゆ:
そうなんですね。
りょうた:
家相や風水って、昔の住宅事情から生まれた考え方が多いんです。
例えば昔は断熱性能も気密性能も今ほど高くありませんでした。
西日が当たる場所に台所があると暑くなって食材が傷みやすかったり、北側は寒くて湿気が多かったり。
そういった昔の生活環境の中で、「この配置の方が暮らしやすいよね」という経験則が積み重なって、家相や風水になった部分もあるんです。
おぐみゆ:
今のお家とは条件が違うんですね。
りょうた:
そうなんです。
今の高気密・高断熱住宅は、家全体の温度や湿度をコントロールしやすくなっています。
だから昔の住宅と同じように考える必要は、基本的にはないと思っています。
もちろん、「どうしても気になる」「親御さんが大切にされている」という場合は、そのお気持ちも大切にしながら間取りを考えていきます。
でも、家相や風水だけを優先して、本当に暮らしやすい間取りを我慢してしまうのは、少しもったいないかなと思います。
私たちは、まずはご家族が快適に暮らせることを一番に考えてご提案しています。
大切なのは、ご家族が安心して暮らせる住まいであること
家相や風水が気になる場合はもちろんご相談いただけますが、小栗材木店では、高性能住宅ならではの快適な暮らしを第一に考えながら、ご家族が納得できる家づくりをご提案しています。
⑳神棚や仏壇も将来を見据えて計画する
家づくりでは、神棚や仏壇を置く予定についても確認しています。
今は必要なくても、将来的にご実家から引き継ぐ可能性があるご家庭もあるためです。
りょうた:
神棚や仏壇についてもお聞きしています。
例えば、ご長男の方だと、ご実家の仏壇を将来引き継ぐ可能性がありますよね。
そのまま使うのか、新しくするのかによって必要なスペースも変わります。
だから、今すぐ必要じゃなくても、「将来どうなる可能性があるか」は確認しています。
おぐみゆ:
何十年も暮らす家だからこそ、将来まで考えておくんですね。
りょうた:
そうですね。
住み始めてから「置く場所がない」ということにならないように、最初から計画しておくことが大切だと思っています。
将来の暮らしまで見据えた家づくりを
今の生活だけではなく、10年後、20年後のライフスタイルまで考えておくことで、長く快適に暮らせる住まいになります。
家づくりで後悔しないためには、最初のヒアリングが大切
今回ご紹介した27項目のヒアリングチェックリストは、単に間取りを決めるためのものではありません。
ご家族がどんな暮らしをしたいのか、どんなことを大切にしたいのかを整理し、その想いを住まいという形にするための大切なステップです。
家づくりは、一度建てたら何十年も暮らしていく住まいです。
だからこそ、小栗材木店では、図面を描く前のヒアリングを何よりも大切にしています。
ご夫婦で話し合う時間をつくり、一つひとつ希望を整理することで、「こんなはずじゃなかった」という後悔を減らし、ご家族らしい住まいづくりにつなげています。
これから注文住宅をご検討される方は、ぜひ一度、「どんな家を建てたいか」ではなく、「どんな暮らしがしたいか」をご家族で話し合ってみてください。
その時間が、きっと理想の家づくりへの第一歩になるはずです。
理想の家づくりについてお気軽にご相談ください
「何から考えればいいのか分からない」
「自分たちに合った間取りを一緒に考えてほしい」
そんな方は、ぜひ小栗材木店へお気軽にご相談ください。
小栗材木店では、お施主様一人ひとりの暮らし方やご希望、ご予算を丁寧にヒアリングし、ご家族に合った住まいをご提案しています。
また、完成見学会やモデルハウスでは、高気密・高断熱の住まいや自然素材の心地よさを実際にご体感いただけます。
家づくりを考え始めたばかりの方も、「まずは話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。
ご家族らしい理想の住まいづくりを、小栗材木店がお手伝いします。


