愛車もペットも大切にしたい。敷地条件を活かした、こだわり満載の平屋をご紹介
「平屋に住みたいけれど、趣味のガレージも欲しい。」
「土地に高低差があるけれど、理想の家は建てられるの?」
そんな方にぜひご覧いただきたいのが、今回ご紹介する岐阜県中津川市坂下に完成した平屋住宅です。
約1.5mの高低差がある敷地を活かし、愛車を眺められるインナーガレージやペット専用スペース、暮らしやすい回遊動線など、お施主様のこだわりを随所に取り入れました。
この記事では、小栗材木店のYouTubeルームツアーの内容をもとに、家づくりのポイントを対談形式でわかりやすくご紹介します。
敷地の高低差を活かして実現した平屋住宅
平屋なのに階段がある理由とは?
りょうた:
今日は岐阜県中津川市坂下に完成した平屋住宅をご紹介します。
今回の住宅は、敷地に約1.5mの高低差がある少し珍しい土地なんです。
おぐみゆ:
平屋なのに階段があるんですね!
りょうた:
そうなんです。建築基準法では約1.7m以下の高低差であれば平屋として扱われるので、今回の住まいも平屋になります。
玄関から少し階段を上がると、リビングや居室が広がる間取りになっています。
ご夫婦それぞれのこだわりを叶えた住まい
りょうた:
今回のお住まいは、ご主人が車好きということで、大きなインナーガレージを計画しました。
リビングから愛車を眺めながら過ごせるのが、一番の見どころですね。
おぐみゆ:
車好きにはたまらないですね!
りょうた:
さらに、ご夫婦が飼われているチンチラ専用のお部屋も設けています。
注文住宅だからこそ、ご家族だけでなく、大切なペットの暮らしまで考えた設計ができました。
ポイント
注文住宅は「部屋数」を決めるだけではありません。
趣味やペット、将来の暮らし方まで設計に反映できることが、自由設計ならではの魅力です。
外観はコンパクトでも、ガレージを含めると37.5坪のゆとりある住まい
居住スペースは28.5坪の3LDK
りょうた:
建物全体は37.5坪ありますが、そのうち約9坪がインナーガレージです。
居住スペースは28.5坪で、3LDKの平屋となっています。
さらにペット専用スペースもあるので、暮らし方に合わせたプラスアルファの空間も確保しています。
おぐみゆ:
数字以上に広く感じますね。
りょうた:
高低差を活かして建物を立体的に見せているので、外観にも存在感があります。
高低差を活かした立体的な外観デザイン
りょうた:
下のフロアにはインナーガレージと玄関。
階段を上がるとリビングや寝室がある構成です。
ウッドデッキも高低差に合わせて設けたことで、建物全体に奥行きが生まれています。
おぐみゆ:
普通の平屋とはまた違った雰囲気ですね。
ポイント
高低差のある土地は敬遠されることもありますが、設計次第では眺望やプライバシーを確保しやすく、個性的な住まいを実現できます。
土地の条件を「弱点」ではなく「魅力」に変えることも、工務店の設計力の見せどころです。
玄関からそのまま愛車へつながるインナーガレージ
約18畳の大空間ガレージ
おぐみゆ:
玄関を入ってすぐガレージなんですね!
すごい迫力です。
りょうた:
ここは約9坪、18畳ほどあるインナーガレージです。
天井も高くしているので、とても開放感があります。
電動シャッターを採用しているので、車に乗ったまま開閉できます。
2台駐車も可能ですよ。
おぐみゆ:
これは本当に羨ましい空間ですね。
土地の特徴を活かした設計提案
りょうた:
実は最初、お施主様は下段にガレージだけを建てて、外階段で平屋へ上がるイメージをされていました。
そこで、「せっかくなら建物を一体化しませんか?」というご提案をしました。
ガレージからそのまま家の中へ入れるようにすることで、雨の日でも濡れずに移動できますし、防犯面でも安心です。
おぐみゆ:
土地の特徴を逆に活かした設計なんですね。
ポイント
同じ土地でも、設計者によって提案できる間取りは大きく変わります。
小栗材木店では、敷地条件を丁寧に読み取り、その土地ならではの魅力を引き出す設計を大切にしています。
愛車を眺めながら暮らせる21畳のLDK
ガレージとつながるリビング空間
おぐみゆ:
リビングに入ると、ガレージがしっかり見えますね!
りょうた:
リビングは畳コーナーを含めて約21畳あります。
ソファに座ると、愛車を眺めながらゆったり過ごせる配置になっています。
車好きのご主人にとっては、毎日が特別な時間になりますね。
人工芝のお庭はドッグランとして活用
りょうた:
リビングの外には人工芝を施工予定です。
ワンちゃんも飼われているので、小さなドッグランとして使えるよう計画しています。
おぐみゆ:
リビングからすぐ出られるのも便利ですね。
メンテナンスしやすい照明計画
りょうた:
今回はダウンライトを使わず、ダクトレールとスポットライトで照明をまとめました。
奥様が電気関係のお仕事をされていることもあり、「自分で交換しやすい照明にしたい」というご希望があったんです。
おぐみゆ:
交換もしやすくて、見た目もすっきりしていますね。
家事をサポートするキッチン設備
りょうた:
キッチンはLIXILの「ノクト」を採用しました。
600mmタイプの食器洗い乾燥機を取り入れ、共働きのご夫婦でも家事の負担を減らせるようにしています。
キッチンコンセントや蒸気排出ユニットなど、毎日使う設備にもこだわりました。
ポイント
注文住宅では、設備そのものだけでなく「どう使うか」を考えることも大切です。
家族構成や生活スタイルに合わせて設備を選ぶことで、毎日の家事がより快適になります。
ライフスタイルの変化に合わせて使える子ども部屋
将来仕切れる可変式の間取り
りょうた:
こちらは9帖の洋室です。今はひとつの大きな空間ですが、将来は真ん中を仕切って2部屋として使えるようになっています。
おぐみゆ:
9帖あると、ひと部屋でもかなり広く感じますね。
りょうた:
お子さんが小さいうちは広い遊び部屋として使っていただいて、成長したらそれぞれの個室に分けられるよう計画しました。
おぐみゆ:
ライフスタイルに合わせて変えられるのはいいですね。
りょうた:
以前のお客様でも、お子さんが独立されたタイミングで間仕切り壁を撤去して、一つの大きな部屋に戻したことがあります。工事も1〜2日ほどで終わるので、大掛かりなリフォームにはなりません。
ポイント
子ども部屋は「今」だけでなく、「10年後・20年後」まで考えて計画することが大切です。将来の使い方を想定した可変性のある間取りは、注文住宅ならではの魅力のひとつです。
回遊動線で家事がしやすい間取り
リビングをぐるりと回れる動線設計
おぐみゆ:
このまま歩いていくと、またリビングにつながるんですね。
りょうた:
そうなんです。行き止まりをできるだけ少なくして、家の中をぐるっと回れる回遊動線にしています。
毎日の移動がスムーズになるので、家事もしやすくなります。
パントリーですっきり片付くキッチン
りょうた:
こちらがパントリーです。
おぐみゆ:
やっぱりパントリーはあると便利ですよね。
りょうた:
食品のストックはもちろんですが、床下点検口もこの中にまとめています。
普段は見えない場所に配置することで、生活感を抑えながら使いやすさも確保しています。
おぐみゆ:
冷蔵庫もここに置くんですね。
りょうた:
はい。大型の冷蔵庫でも余裕を持って置けるよう、少し広めのスペースを確保しました。
キッチンから近いので、料理中の動線も短くなっています。
ポイント
パントリーは収納量だけでなく、「見せない収納」としても人気があります。冷蔵庫や日用品をまとめることで、LDK全体がすっきりとした印象になります。
広々と使える造作洗面と脱衣室
毎日使いやすい洗面スペース
りょうた:
こちらは造作風の洗面台です。
今回はLIXILのカウンターを採用しています。
以前は一体型しかありませんでしたが、今はカウンターとボウルを自由に組み合わせられるので、デザインの幅も広がりました。
おぐみゆ:
すごく広くて使いやすそうですね。
りょうた:
壁付けの水栓なので、水がたまりにくく、お掃除もしやすいですよ。
カウンターにも十分な広さがあるので、朝の身支度もしやすいと思います。
明るさにもこだわった照明計画
おぐみゆ:
スポットライトでもすごく明るいですね。
りょうた:
今回は「明るい家にしたい」というご希望があったので、内装も白を基調にして、照明もしっかり確保しています。
鏡の前も明るいので、お化粧や身支度もしやすいですね。
洗面と脱衣室を分けて、家族みんなが使いやすく
2帖のゆとりある脱衣室
りょうた:
洗面と脱衣室を分けているので、脱衣室は2帖でも広く感じられます。
家族がお風呂に入っていても、洗面は気兼ねなく使えます。
おぐみゆ:
最近、この間取りを希望される方も増えていますよね。
ブラックで統一したお風呂
りょうた:
お施主様が黒がお好きだったので、お風呂もブラックで統一しました。
おぐみゆ:
かっこいいですね。
りょうた:
ブラックは水アカが見えやすい面もありますが、その分こまめに掃除しようという意識にもつながります。
見た目の高級感も魅力ですね。
トイレまでつながる家事ラク動線
りょうた:
脱衣室のすぐ近くにトイレを配置しています。
さらに背面収納もあるので、トイレットペーパーや掃除用品もしっかり収納できます。
生活動線をできるだけ短くすることで、毎日の使いやすさを大切にしました。
ポイント
洗面・脱衣室・トイレを近くにまとめることで、水回りの家事効率が向上します。忙しい子育て世帯にも人気のレイアウトです。
ウォークスルークローゼットで暮らしやすさをアップ
回遊できる収納動線
りょうた:
こちらはウォークスルークローゼットです。
収納するだけではなく、そのまま寝室へ通り抜けられるようになっています。
おぐみゆ:
本当ですね。寝室まで一直線につながっています。
りょうた:
寝室から洗面へも、リビングへも行けるので、朝の支度もスムーズです。
行き止まりが少ないので、家の中を自然に回遊できる間取りになっています。
落ち着いて過ごせる寝室
間接照明のようなやさしい明かり
りょうた:
寝室の照明は、天井を照らすような使い方もできます。
直接光が目に入りにくいので、夜はリラックスして過ごせます。
もちろん、スポットライトの向きも自由に変えられるので、本を読むときなどは手元を明るく照らすこともできます。
おぐみゆ:
その日の過ごし方に合わせて変えられるのは便利ですね。
収納もしっかり確保
りょうた:
クローゼットとは別に収納スペースも設けています。
寝室からはウォークスルークローゼットを通って洗面へも、リビングへも移動できます。
生活動線と収納動線を両立した間取りになっています。
畳コーナーでくつろぎの時間を
りょうた:
リビングには畳コーナーも設けています。
ごろんと横になったり、お子さんが遊んだりと、多目的に使える空間ですね。
畳の下には収納もあるので、見た目以上に収納力も確保しています。
おぐみゆ:
収納もあって、くつろげる場所もあるのは嬉しいですね。
りょうた:
ガレージだけでなく、暮らしやすさもしっかり考えた住まいになっています。
ペットとの暮らしを考えたチンチラ専用ルーム
大切な家族のための専用空間
りょうた:
ここからもう一段階段を上がると、チンチラ専用のお部屋があります。
このスペースは小屋裏扱いになるので、天井の高さは1.4m以下で計画しています。
おぐみゆ:
チンチラって可愛いですよね。
りょうた:
ここにはケージを2つ置けるようになっています。
2匹飼われているんですが、性格の相性もあるので、それぞれ分けて生活できるように計画しました。
おぐみゆ:
ペットのことまでしっかり考えられているんですね。
りょうた:
掃除がしやすいように専用の収納も設けていますし、チンチラは温度管理がとても大切なので、専用エアコンも設置しています。
一年を通して快適に過ごせる環境になっています。
ポイント
注文住宅では、人だけではなくペットの暮らしに合わせた住まいづくりも可能です。生活習慣や飼育環境まで考えた設計は、自由設計ならではの魅力です。
小屋裏収納は「しまう」だけじゃない空間
階段で上がれる大容量収納
りょうた:
さらに奥には、小屋裏収納があります。
今回は換気設備の位置を工夫して、収納として使えるスペースをできるだけ広く確保しました。
おぐみゆ:
想像以上に広いですね。
りょうた:
階段で上がれるので、大きな荷物の出し入れもしやすいですよ。
季節用品や思い出の品など、普段使わないものをしっかり収納できます。
おぐみゆ:
収納というより、一部屋あるような広さですね。
りょうた:
お子さんなら秘密基地みたいに使いたくなるかもしれませんね。
ポイント
小屋裏収納は、収納量を増やすだけでなく、暮らしにゆとりを生み出す空間としても人気があります。階段で上がれる計画にすることで、使いやすさも大きく向上します。
高低差を活かした4層構造の住まい
「難しい土地」だからこそ生まれた間取り
おぐみゆ:
平屋なのに、いろいろな空間がつながっていて面白いですね。
りょうた:
そうですね。
建築基準法上は平屋ですが、高低差を活かすことで4層のような立体的な空間構成になりました。
最初にこの土地を見たときから、「この高低差をどう活かすか」が設計のテーマでした。
ガレージと住まいを一体化した理由
りょうた:
もともとは、ガレージと住宅を別々に建てる案もありました。
でも、それだと雨の日に外へ出なければいけませんし、車好きのお施主様にとっても少しもったいないと感じたんです。
そこで、ガレージと住まいを一体化するご提案をしました。
おぐみゆ:
毎日使うことを考えると、その違いは大きいですね。
りょうた:
車を大切にされているご夫婦だからこそ、愛車を身近に感じられる暮らしをご提案できたと思います。
ポイント
土地の条件だけを見ると難しく感じる敷地でも、設計の工夫によって暮らしやすさや楽しさにつなげることができます。土地選びだけで判断せず、まずは設計の可能性を知ることも大切です。
敷地条件に合わせた設計力が工務店の強み
一つとして同じ土地はありません
おぐみゆ:
小栗材木店では、こういう設計もされるんですね。
りょうた:
もちろんです。
東濃エリアは比較的広い土地が多いので、シンプルな間取りになることもあります。
でも、今回のように高低差があったり、変形地だったり、それぞれの土地には特徴があります。
その土地をどう活かすかを考えることが、私たちの仕事だと思っています。
設計は土地の個性を活かすことから始まる
りょうた:
「この土地ではどんな家が建てられるんだろう?」
そんな疑問に対して、一緒に考えながらご提案できるのが工務店の役割です。
ご実家の建て替えや、少し変わった形の土地でも、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
おぐみゆ:
土地をマイナスに考えるのではなく、魅力として活かしていくという考え方なんですね。
りょうた:
そうですね。
今回のお住まいも、お施主様のご要望と土地の特徴、その両方を活かした住まいになったと思います。
ポイント
家づくりは建物だけではなく、土地との相性も大切です。敷地条件を読み解き、最適なプランをご提案できることも、地域密着の工務店ならではの強みです。
まとめ
今回ご紹介した住まいは、高低差のある敷地を活かした平屋住宅でした。
大きなインナーガレージを中心に、愛車を眺めながら過ごせるリビング、回遊しやすい家事動線、将来のライフスタイルに対応できる可変式の子ども部屋、さらにチンチラ専用ルームや大容量の小屋裏収納まで、お施主様らしいこだわりが詰まった住まいとなっています。
「この土地では理想の家は難しいかもしれない。」
そんなふうに感じる土地でも、設計の工夫次第で暮らしやすく魅力的な住まいへと変えることができます。
注文住宅だからこそ実現できる自由な発想を、今回のルームツアーから感じていただけたら嬉しいです。
家づくりをご検討中の方へ
小栗材木店では、土地探しから設計、施工、アフターサポートまで一貫して家づくりをお手伝いしています。
「変形地だけど建てられるかな?」
「高低差のある土地でも暮らしやすくできる?」
「趣味やペットとの暮らしを取り入れたい。」
そんなご相談も大歓迎です。
東濃エリアで注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、今回ご紹介した住まいはYouTubeでもルームツアー動画として公開しています。
写真だけでは伝わらない空間の広がりや動線もご覧いただけますので、ぜひ動画もあわせてご覧ください。


