【恵那市】【ルームツアー】4LDK34坪 平屋で二世帯を見据えた暮らし|125坪の敷地に描くゆとりの住まい/松尾式設計術|小栗材木店

岐阜県恵那市で完成!34坪・4LDKの二世帯平屋ルームツアー

「二世帯住宅」と聞くと、大きな家が必要というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、岐阜県恵那市岩村町に完成した34坪・4LDKの平屋住宅です。

若いご夫婦とお子さま2人が暮らし、将来的には奥様のご両親との同居も見据えた住まいとして計画されました。限られた面積の中でも、お互いのプライバシーを大切にしながら、快適に暮らせる工夫が随所に盛り込まれています。

この記事では、間取りの工夫や設備選びのポイントをご紹介します。

34坪でも実現できる二世帯平屋の間取り

おぐみゆ:
今日は岐阜県恵那市岩村町で完成した平屋のお家をご紹介していただきます。よろしくお願いします!

りょうた:
よろしくお願いします。

今回のお家は34坪・4LDKの平屋です。

土地は約125坪あるので、建物だけでなく駐車スペースやアプローチもゆったり確保しています。

最初はご夫婦とお子さま2人で暮らし、将来的には奥様のご両親との同居もできるように計画した二世帯住宅です。

おぐみゆ:
二世帯住宅なのに34坪というのは意外ですね。

りょうた:
そうなんです。

玄関やキッチン、水まわりをすべて分ける二世帯住宅ではなく、「寝室を分けながら生活空間は共有する」という考え方なので、コンパクトでも十分暮らせる間取りになっています。

さらに、ご両親がお客様を気にせず洗面やトイレへ行けるよう、回遊できる動線も取り入れています。


外観はスタイリッシュで落ち着きのあるデザイン

りょうた:
外観は薄いグレーをベースにしたシンプルなデザインです。

モデルハウスでも人気だった出窓デザインを取り入れ、スタイリッシュさと落ち着きを両立しています。

アプローチには植栽を計画し、駐車場は5〜6台程度停められるゆとりある配置です。

玄関ポーチは洗い出し仕上げを採用し、段差部分にも十分な奥行きを確保しています。

おぐみゆ:
見た目もすっきりしていますし、とても上品な印象ですね。


収納力を確保した玄関とシューズクローク

玄関には家族玄関は設けず、収納力を重視したシューズクロークを配置しました。

りょうた:
L字型に棚を設けているので、靴だけでなくコートや傘もしっかり収納できます。

目隠ししたい場合は、のれんを付けるだけでも十分対応できます。

おぐみゆ:
生活感を隠したいときにも便利ですね。

玄関にはニッチも設け、塗り壁と木を組み合わせた優しいアクセントに仕上げています。

また、ご両親との同居を見据え、玄関には縦手すりを設置しました。

将来的にも安心して使えるよう配慮しています。


使いやすさを考えた玄関まわりの工夫

玄関近くには姿見を設置し、お出かけ前に身だしなみを確認できるようになっています。

さらに、トイレにはパナソニックの埋め込み型手洗い収納を採用しました。

おぐみゆ:
収納もあって手洗いもできるなんて便利ですね。

りょうた:
ボウル部分だけが出ているので、水も飛び散りにくく、とてもコンパクトです。

収納もしっかり確保できるので、見た目もすっきりしています。

トイレはタンクレス風デザインですが、実際にはタンク付き。

見た目の美しさと災害時の安心感を両立した設備を選んでいます。


猫との暮らしを考えた玄関ドアの工夫

今回のお住まいでは猫ちゃんも一緒に暮らしています。

りょうた:
外へ飛び出してしまわないように、室内ドアには両側から施錠できる工夫を取り入れました。

人は自由に出入りできますが、猫ちゃんは簡単には開けられません。

おぐみゆ:
こういう使い方は初めて見ました!

りょうた:
ご家族それぞれの暮らし方に合わせて、一つひとつ工夫をご提案しています。


約21帖の開放感あるLDK

LDKは和室を含めると約21帖。

家族みんながゆったり過ごせる広さを確保しています。

りょうた:
ダイニングテーブルを置き、リビングにはソファとテレビを配置する計画です。

和室はフラットにつながるので、小さなお子さまも安心して遊べます。

必要に応じてロールスクリーンで仕切ることもできます。

おぐみゆ:
最近は小上がり和室も多いですが、フラットも使いやすそうですね。

りょうた:
小上がりには収納や腰掛けとしてのメリットがあります。

一方で、フラットは段差がないので安全性が高く、小さなお子さまやご高齢の方にも安心です。

ご家族の暮らし方に合わせて最適な形をご提案しています。

また、このお家は日当たりがとても良く、冬でも室内はぽかぽか。

明るく開放感のあるリビングで、一年を通して快適に過ごせる住まいになっています。

ホーローキッチンを採用した使いやすいLDK

今回のキッチンには、タカラスタンダードのホーローキッチンを採用しています。

おぐみゆ:
タカラスタンダードって、小栗材木店さんでは珍しいですよね?

りょうた:
そうですね。今回はお施主様のご希望で採用しました。

しかも、キッチンだけでなく背面収納までホーロー仕様になっています。

おぐみゆ:
ということは、磁石も付くんですか?

りょうた:
もちろんです。

ホーローは鉄にガラス質を焼き付けた素材なので、マグネットが使えるのが大きな特徴です。

レシピを貼ったり、小物を収納したりと自由度が高く、お手入れもしやすいですね。

おぐみゆ:
毎日使う場所だから、お掃除が楽なのはうれしいですね。


手元を隠しながら使いやすさも確保したキッチン

今回のキッチンは、手元が見えにくいカウンタータイプです。

りょうた:
生活感を見せたくないというご要望だったので、この高さのあるカウンターを採用しました。

さらに、この立ち上がり部分にはスパイスなどを並べられるスペースもあります。

おぐみゆ:
思った以上にたくさん置けそうですね。

りょうた:
しかも、一番使いやすい位置にコンセントも設けています。

ミキサーやホットプレートはもちろん、スマートスピーカーやタブレットの充電などにも便利です。

見た目だけでなく、実際の使いやすさも考えて計画しています。


人工大理石の一体型シンクでお手入れも簡単

シンクには人工大理石の一体成形タイプを採用しました。

りょうた:
シンクとカウンターの間に継ぎ目がないので、汚れが溜まりにくいのが特徴です。

おぐみゆ:
あの溝って、本当に汚れますよね…。

りょうた:
そうなんです。

長く使うほど違いが出る部分なので、お手入れのしやすさを重視される方にはおすすめですね。


あえて食洗機を付けないという選択

最近では食洗機を採用するご家庭も増えていますが、今回はあえて設置していません。

おぐみゆ:
本当だ。言われるまで気付きませんでした。

りょうた:
その分、収納スペースをしっかり確保しています。

「手洗いが中心だから収納を増やしたい」というご希望に合わせた選択です。

包丁収納なども細かく分かれていて、使いやすく整理しやすい仕様になっています。

設備は流行だけで選ぶのではなく、ご家族の暮らし方に合わせて決めることが大切ですね。


メーカーを組み合わせて理想のインテリアに

実は今回、キッチン本体とカップボードは別メーカーを組み合わせています。

おぐみゆ:
えっ、違うメーカーなんですか?

りょうた:
はい。

キッチンはタカラスタンダードですが、背面収納は木目のデザインを気に入られたのでLIXILを採用しました。

色味を丁寧に合わせることで、違和感なく仕上げています。

おぐみゆ:
メーカーを自由に組み合わせられるのは面白いですね。

りょうた:
もちろん可能です。

ただし、色味や質感が合うようにしっかり確認しながらご提案しています。


パントリーは1.5帖で使いやすい動線を実現

キッチン横には約1.5帖のパントリーがあります。

りょうた:
実際に見学会でも「これくらいの広さがちょうどいい」という声が多かったですね。

冷蔵庫のすぐ横なので、買い物から収納までの動線もスムーズです。

おぐみゆ:
動き回らなくて済むから使いやすそうです。

りょうた:
生活感が出やすい場所なので、扉も設けています。

普段は開けて使い、お客様が来たときだけ閉めるという使い方もできます。


二世帯でも気兼ねなく暮らせる回遊動線

LDKから水まわりへ向かう動線は、ご両親のお部屋ともつながる回遊型になっています。

りょうた:
ご両親のお部屋からも、リビングを通らずに洗面やトイレ、お風呂へ行けるように計画しています。

おぐみゆ:
来客中でも気を遣わずに生活できますね。

りょうた:
そうなんです。

二世帯住宅では、お互いの生活リズムやプライバシーを大切にすることも重要です。

こうした動線があることで、毎日のストレスを減らすことができます。


デザインにもこだわった洗面スペース

洗面スペースには、白を基調としたタイルを採用しました。

おぐみゆ:
このタイル、すごくかわいいですね。

りょうた:
奥様が選ばれたデザインです。

一見シンプルですが、柄がランダムに入ることで表情のある仕上がりになっています。

施工時にも柄が偏らないように職人さんへお願いしているんですよ。

見た目だけでなく、毎日使う場所だからこそ気分が上がる空間になっています。


深型ボウルになったアイカの洗面カウンター

洗面台はアイカのスタイリッシュカウンターを採用しています。

りょうた:
今回は新しく登場した深型ボウルを選びました。

以前は浅めだったので、水はねを気にされる方も多かったんです。

おぐみゆ:
深くなるだけでも使いやすさが変わりそうですね。

りょうた:
バケツも入れやすくなりましたし、実用性がかなり向上しています。

コンセントはタイル面ではなく横に配置しているので、見た目もすっきりしています。

洗面の近くには埋め込み収納も設け、タオルや日用品も収納しやすい計画です。


掃除のしやすさを重視した浴室

浴室はLIXIL製を採用しました。

りょうた:
今回は掃除のしやすさを重視しています。

鏡や棚はすべてマグネット式なので、必要なものだけ取り付けられます。

おぐみゆ:
本当にシンプルですね。

りょうた:
カウンターも設けず、窓もなくしています。

その分、お掃除する場所が少なくなり、毎日のお手入れもとても楽になります。

デザインだけでなく、「長く快適に暮らせること」を大切にした水まわりになっています。

家族それぞれの時間を大切にできる間取り

水まわりを抜けると、ご家族それぞれのプライベート空間へ続いていきます。

りょうた:
平屋は廊下が少なくできる反面、家族との距離が近くなりやすいので、プライバシーをどう確保するかがポイントになります。

今回はウォークインクローゼットやご主人の書斎スペースを間に配置することで、生活空間をゆるやかに分けています。

おぐみゆ:
ちゃんと距離感があるので、お互い気兼ねなく過ごせそうですね。


コンパクトでも快適な書斎スペース

ご主人のために設けた書斎スペースは約70cm幅。

コンパクトながらも、在宅ワークや趣味に十分な広さがあります。

りょうた:
ロールスクリーンを下ろせば個室のように使えるので、一人で集中したいときにも便利です。

配線を通すための穴やコンセントの位置なども、ご要望に合わせて計画しています。

おぐみゆ:
この広さがあると、本棚も置けますし、仕事にも趣味にも使えますね。

暮らし方に合わせて、必要なスペースを無理なく取り入れているのが印象的です。


子ども部屋はシンプルで将来も使いやすく

子ども部屋は4.5帖を2部屋用意しています。

白を基調としたシンプルな空間で、成長に合わせて家具やインテリアを自由に変えられるよう計画しました。

りょうた:
窓にはロール式の網戸を採用しています。

普段は収納されているので、網戸が汚れにくく、とても清潔です。

おぐみゆ:
外に出しっぱなしじゃないから、お掃除も楽になりますね。

りょうた:
高気密高断熱住宅では窓を開ける機会が少ないので、こうした細かな工夫も長く快適に暮らすポイントになります。


日当たりを活かした夫婦の寝室

主寝室は6帖。

南側の大きな窓からたっぷりと光が入り、冬でも明るく暖かな空間です。

りょうた:
昼間に太陽の熱をしっかり取り込み、夜まで暖かさを保ちやすいように考えています。

パッシブ設計を活かした、自然のエネルギーを上手に利用する住まいですね。

おぐみゆ:
夜しか使わない部屋でも、暖かく過ごせるのはうれしいですね。


小屋裏エアコンと収納を兼ねた空間

小栗材木店ではおなじみの小屋裏スペースも設けています。

階段で上がれるため、大きな荷物も運びやすく、収納としても活躍します。

りょうた:
普段あまり使わない季節用品やクリスマスツリーなどを収納するのにちょうどいいですね。

さらに、小屋裏に設置したエアコンで家全体の温度をコントロールしています。

夏は小屋裏を冷やすことで、住まい全体を効率よく快適な温度に保つことができます。

おぐみゆ:
収納と空調を兼ねているなんて、一石二鳥ですね。


メンテナンスしやすい家づくりも大切なポイント

快適な住まいを長く維持するためには、日々のお手入れも欠かせません。

りょうた:
この家では、第1種換気システムのフィルターが2か所、そして小屋裏エアコンのフィルター掃除が主なメンテナンスになります。

エアコンのフィルターは月に1回程度掃除していただくことで、性能を維持しながら電気代も抑えられます。

おぐみゆ:
見える場所にあるから、「掃除しよう」という気持ちにもなりますね。

りょうた:
見えない場所ほど汚れが溜まりやすいものです。

だからこそ、自然と手入れしたくなる仕組みも住まいづくりの一つだと考えています。


コンパクトでも快適な二世帯住宅は実現できる

今回ご紹介した住まいは、34坪という限られた広さの中で、二世帯が心地よく暮らせる工夫を数多く取り入れています。

おぐみゆ:
二世帯住宅というと大きな家をイメージしていましたが、考え方次第でこんなに快適になるんですね。

りょうた:
今回は玄関やキッチンを分けるのではなく、寝室や生活動線を工夫することで、お互いのプライバシーを確保しました。

必要なものをしっかり整理して計画することで、コンパクトでも十分暮らしやすい住まいになります。

さらに、高気密高断熱住宅だからこそ、冬でも家中が暖かく、ご高齢のご両親にも安心して暮らしていただけます。

室温が安定した住まいは健康寿命にも良い影響があると言われており、これから先も長く快適に暮らせることは大きな価値の一つです。


まとめ

二世帯住宅は「大きな家でなければ建てられない」というわけではありません。

今回のお住まいのように、生活スタイルや将来の暮らし方を丁寧に考えることで、34坪でも十分に快適な二世帯住宅を実現できます。

また、小栗材木店では、高気密高断熱・自然素材・パッシブ設計を取り入れながら、ご家族一人ひとりに合わせた住まいをご提案しています。

「平屋を建てたい」「将来は親との同居も考えている」「暖かく快適な家で暮らしたい」とお考えの方は、ぜひ住まいづくりの参考にしてみてください。


家づくりのご相談は小栗材木店へ

家づくりは、ご家族によって理想の暮らし方が異なります。

小栗材木店では、お客様一人ひとりのライフスタイルや将来設計を大切にしながら、長く快適に暮らせる住まいをご提案しています。

完成見学会では、高気密高断熱住宅ならではの暖かさや空気感を実際に体感していただけます。

「二世帯住宅を考えている」「平屋の間取りを見てみたい」「家づくりについて相談してみたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。