日当たりの条件を活かした明るく快適な2階建て住宅
「土地の日当たりがあまり良くないけれど、明るい家にしたい。」
「吹き抜けのある開放的な空間に憧れる。」
「家事がしやすく、一年中快適に暮らせる家を建てたい。」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、小栗材木店が手掛けた2階建て住宅をルームツアー形式でご紹介します。
限られた日当たりの条件を考慮しながら、吹き抜けや電動外付けブラインド、パッシブ設計、松尾式全館空調Ver.2などを取り入れ、一年を通して快適に暮らせる住まいが完成しました。
この記事では、間取りの工夫や設備選びのポイントについて、りょうたとおぐみゆの対談形式で詳しくご紹介します。
日当たりを考慮した住まいづくり
りょうた:
今回ご紹介するのは、岐阜県恵那市に完成した2階建てのお住まいです。
延床面積は約34坪で、ご夫婦とお子様が暮らす住まいになります。
おぐみゆ:
まず外観から見ても、すごくシンプルで落ち着いた雰囲気ですね。
りょうた:
そうですね。
外壁には落ち着いた色合いを採用し、飽きのこないデザインに仕上げています。
また、この敷地は周囲の建物の影響もあり、日当たりに少し制約がありました。
そこで今回は、建物の配置や窓の取り方を工夫しながら、できるだけ自然光を室内へ取り込めるよう設計しています。
おぐみゆ:
土地の条件に合わせて設計を考えているんですね。
りょうた:
はい。
土地は一つとして同じ条件はありません。
だからこそ、その土地の特徴を活かしながら設計することが大切なんです。
小栗材木店では、パッシブ設計の考え方を取り入れ、その土地に合わせた窓の配置や日射のコントロールを行っています。
土地条件を活かした設計の考え方
日当たりや周辺環境は土地ごとに異なります。敷地条件を読み取り、窓の配置や建物計画を工夫することで、明るく快適な住まいにつながります。
電動外付けブラインドで日射をコントロール
おぐみゆ:
窓の外に付いているブラインドも特徴的ですね。
りょうた:
これは電動の外付けブラインドです。
夏は強い日差しを窓の外で遮り、室内の温度上昇を抑える役割があります。
一方で冬はブラインドを開けて太陽の熱を室内へ取り込み、暖房エネルギーを抑えることができます。
おぐみゆ:
季節によって使い分けられるんですね。
りょうた:
そうなんです。
カーテンは室内に入ってきた熱を遮ることになりますが、外付けブラインドは窓の外側で日射をコントロールできます。
そのため、より効果的に室温を調整しやすくなるんです。
外付けブラインドの役割
夏は日射を遮り、冬は太陽の熱を取り込むことで、一年を通して快適な室内環境づくりに役立ちます。
玄関に造作洗面を設けた帰宅動線
おぐみゆ:
玄関に入ると、照明がすごくおしゃれですね。
りょうた:
今回のお住まいは、照明にもかなりこだわっています。
玄関には間接照明やブラケットライトを取り入れて、落ち着いた雰囲気を演出しています。こうした照明は家のさまざまな場所で採用しているので、そのあたりもぜひ見ていただきたいポイントですね。
おぐみゆ:
それと、玄関を入ってすぐのところに洗面がありますね。
りょうた:
はい。
コロナ禍以降、「帰宅したらすぐに手を洗いたい」「家族にも手洗いをしてほしい」というご要望が増えました。
そこで今回は、玄関の近くに造作洗面を設けています。
壁にはタイルを採用しているので、水はねにも配慮しながら、お手入れのしやすさも考えています。
おぐみゆ:
ペーパータオルを置けるようになっているのも使いやすそうですね。
りょうた:
そうですね。
ご要望に合わせて、ペーパータオルを使いやすいよう計画しています。
毎日使う場所だからこそ、暮らし方に合わせた工夫を取り入れています。
帰宅後の動線づくり
玄関近くに洗面を設けることで、帰宅後すぐに手洗いができます。毎日の習慣に合わせた動線計画は、暮らしやすさにつながるポイントです。
吹き抜けが生み出す明るく開放的なLDK
おぐみゆ:
リビングに入ると、とても広く感じますね。
りょうた:
リビング自体は19帖ですが、大きな吹き抜けがあるので、実際の広さ以上に開放感があります。
おぐみゆ:
吹き抜けのおかげで、すごく明るいですね。
りょうた:
このお住まいは、周囲に住宅が建っていて、明るい家をつくることが難しい敷地条件でした。
そのため、吹き抜けを設けることで高い位置から光を取り込み、リビングだけでなく2階ホールまでしっかり自然光が届くよう計画しています。
お施主様にも、この明るさをとても喜んでいただきました。
おぐみゆ:
テレビまわりの照明も素敵ですね。
りょうた:
テレビを設置する壁にはダウンライトを当てて、壁面をやわらかく照らしています。
さらに、今回はグレアレスダウンライトを採用しました。
光源が直接見えにくい構造なので、天井がまぶしく感じにくく、壁や床を美しく照らしてくれます。
間接照明と組み合わせることで、より落ち着いた空間に仕上がっています。
照明計画のポイント
明るさを確保するだけでなく、照明の種類や配置にもこだわることで、昼と夜それぞれ異なる表情を楽しめる空間になります。
生活感を見せない床下エアコンの工夫
おぐみゆ:
あれ、この扉は何ですか?
りょうた:
ここには床下エアコンを設置しています。
ただ、エアコン本体はあまり生活感が出る設備ではないので、普段は扉で隠せるようにしています。
おぐみゆ:
言われないとエアコンが入っているなんて分からないですね。
りょうた:
そうですね。
使っているときも含めて、できるだけ生活感が出ないよう計画しています。
おぐみゆ:
このエアコンは何畳用なんですか?
りょうた:
14畳用を採用しています。
今回のお住まいは吹き抜けを含めると約36.2帖の空間になりますが、少し余裕を持たせて200V仕様の14畳用を選んでいます。
生活感を抑える工夫
床下エアコンは快適な室内環境を支える設備ですが、普段は扉で隠すことで生活感を抑え、空間のデザイン性にも配慮しています。
将来の暮らしまで見据えた1階の居室
おぐみゆ:
このお部屋は何に使うんですか?
りょうた:
現在は納戸として使う予定ですが、将来的には寝室としても使えるよう計画しています。
おぐみゆ:
今は収納として使うんですね。
りょうた:
はい。
最初は洋服を掛けられるファミリークローゼットのような使い方を想定しています。
枕棚などは取り外せるようになっているので、将来ご夫婦だけの暮らしになったときには、寝室として使えるようになっています。
おぐみゆ:
ライフスタイルの変化に合わせて使い方を変えられるんですね。
りょうた:
そうですね。
お子様が成長した後は、1階だけで生活できるような住まい方もできるように考えています。
将来を見据えた間取りの考え方
現在の暮らしだけでなく、お子様の成長後やご夫婦二人の生活まで見据えて部屋の用途を計画することで、長く快適に暮らせる住まいにつながります。
洗面とランドリールームを一体化した家事ラク空間
おぐみゆ:
洗面スペースもかなりこだわっていますね。
りょうた:
そうですね。
一般的な洗面室ほど奥行きはなく、一間幅ほどのスペースなんですが、その分、両サイドに奥行きを抑えたカウンターを設けています。
おぐみゆ:
だから見た目以上に広く感じるんですね。
りょうた:
そうなんです。
カウンターがあることで、アイロン掛けをしたり、洗濯物を畳んだりと、いろいろな作業ができるようになっています。
洗面もすぐ隣にあるので、家事をまとめて進めやすい空間ですね。
おぐみゆ:
室内干しもここでできるんですか?
りょうた:
はい。
今回は新しい仕組みを採用していて、ここから風が出るようになっています。
おぐみゆ:
えっ、どこから風が出ているんですか?
りょうた:
実は、隣の納戸から空気を吸い込んで、ここへ風を送り出しています。
スイッチを押すとしっかり風が出るので、洗濯物を効率よく乾かせる仕組みです。
おぐみゆ:
サーキュレーターとは違うんですね。
りょうた:
そうですね。
サーキュレーターで風を当てるだけではなく、空気を循環させながら乾かせるので、より乾きやすくなります。
南側に大きなサンルームを設けなくても、室内でしっかり洗濯物を乾かせるよう計画しています。
おぐみゆ:
壁の仕上げも素敵ですね。
りょうた:
こちらは左官仕上げのモールテックスです。
コテの跡がそのまま表情になっていて、職人ごとの個性も感じられる素材ですね。
おぐみゆ:
クロスもアクセントになっていますね。
りょうた:
このクロスはお施主様がこだわって選ばれたものです。
この住まいには、こうしたアクセントクロスを随所に取り入れているので、その点も見どころの一つですね。
おぐみゆ:
乾太くんも設置されているんですね。
りょうた:
はい。
今回は最新のデラックスタイプを採用しました。
見た目もスタイリッシュですが、一番のポイントはフィルター掃除のしやすさです。
おぐみゆ:
今までは高い位置にフィルターがあって、お手入れが少し大変でしたよね。
りょうた:
そうなんです。
今回は低い位置にゴミステーションがあるので、踏み台を使わなくてもフィルター掃除ができます。
毎日ではなくても定期的に行うお手入れだからこそ、こうした使いやすさは大切ですね。
おぐみゆ:
でも、おしゃれ着は乾太くんには入れられないですよね。
りょうた:
はい。
普段着は乾太くんでしっかり乾かし、おしゃれ着など縮みやすい衣類は室内干しスペースを使うなど、使い分けることで毎日の洗濯がより快適になります。
洗濯動線を快適にする工夫
洗面・作業カウンター・室内干し・乾太くんを一つの空間にまとめることで、「洗う・干す・畳む・乾燥する」の流れをスムーズに行えるランドリールームを実現しています。
高さにもこだわったクリナップ「ステディア」のキッチン
おぐみゆ:
キッチンもすごくかっこいいですね。
りょうた:
今回はクリナップの「ステディア」を採用しています。
デザインもすごく良くて、この住まいの雰囲気にもよく合っていますね。
おぐみゆ:
なんだか少し高さがあるように感じます。
りょうた:
そうですね。
今回は奥様の身長に合わせて、キッチンの高さを90cmにしています。
キッチンの高さは一般的に80cm・85cm・90cmの3種類があります。
目安としては「身長÷2+5cm」という計算式がありますが、実際にはショールームなどで立ってみて、自分に合う高さを確認することが一番大切ですね。
おぐみゆ:
毎日使う場所だから、自分に合った高さを選ぶことが大切なんですね。
りょうた:
そうですね。
少しの高さの違いでも、毎日使ううちに作業のしやすさが変わってくるので、ご自身に合ったものを選ぶことをおすすめしています。
おぐみゆ:
ワークトップも素敵ですね。
りょうた:
こちらはステンレスのバイブレーション仕上げです。
あらかじめ細かな模様が入っているので、普段使いで付く細かい傷が目立ちにくいという特徴があります。
キッチン選びのポイント
デザインだけでなく、高さや素材にもこだわることで、毎日の料理がより快適になります。実際に立って使い心地を確かめながら選ぶことが大切です。
大容量のミーレ食洗機で家事を時短
おぐみゆ:
食洗機も大きいですね!
りょうた:
はい。
小栗材木店でも初採用となる、600mm幅のミーレ食洗機を採用しています。
おぐみゆ:
すごく大容量ですね。
りょうた:
フライパンや鍋もそのまま入れられるくらいの大きさがあります。
食器だけでなく調理器具までまとめて洗えるので、家事の時短につながりますね。
おぐみゆ:
45cmタイプと比べると、かなり違いますか?
りょうた:
収納が15cm分減る代わりに、食洗機の容量が大きくなります。
収納スペースへの影響はそこまで大きくありませんが、洗える量は大きく増えるので、毎日の家事負担を減らしたい方には魅力的な選択肢だと思います。
家事負担を減らす設備選び
大容量の食洗機を採用することで、一度に洗える量が増え、毎日の片付け時間を短縮できます。設備選びでは、収納量とのバランスも考えることが大切です。
パントリーでキッチンをすっきり保つ収納計画
おぐみゆ:
キッチンの奥にはパントリーがありますね。
りょうた:
はい。
食品のストックや飲み物、調理家電などをまとめて収納できるようにしています。
キッチンまわりは物が増えやすい場所なので、パントリーを設けることで作業スペースをすっきり保ちやすくなります。
おぐみゆ:
生活感が出やすいものを隠して収納できるのもいいですね。
りょうた:
そうですね。
使いたいときにはすぐ取り出せて、普段は見えない場所へ収納できるので、見た目と使いやすさを両立できます。
キッチンは毎日使う場所だからこそ、収納計画もとても大切なんです。
キッチン収納の考え方
パントリーを設けることで、食品や調理家電をまとめて収納でき、キッチンをすっきりと保ちやすくなります。使いやすさと見た目の両方を考えた収納計画が大切です。
ライトコントロールでシーンに合わせた照明計画
おぐみゆ:
リビングには照明がたくさん付いていますね。
りょうた:
そうですね。
今回は照明を一か所にまとめるのではなく、空間全体に分散して配置しています。
そのため、それぞれの照明を一括で操作できるライトコントロールを採用しました。
おぐみゆ:
ホテルみたいですね。
りょうた:
そうなんです。
例えば「1」はすべての照明を明るくするモード、「2」は少し照明を落として落ち着いた雰囲気にするモードというように、6つのシーンを登録できます。
しかも、照明がパッと切り替わるのではなく、ゆっくり明るさが変わるので、より心地よい空間になります。
おぐみゆ:
朝や夜で使い分けられるんですね。
りょうた:
はい。
朝は明るく、夜は少し照明を落としてくつろぐなど、その時々の過ごし方に合わせて照明を切り替えられます。
また、リビングから2階へ上がる途中にも子機を設置しているので、移動しながら照明を操作できるようになっています。
ライトコントロールのポイント
照明を分散して配置する住まいでは、ライトコントロールを取り入れることで、朝・昼・夜など暮らしのシーンに合わせた明るさへ簡単に切り替えられます。快適性だけでなく、空間の雰囲気づくりにも役立つ設備です。
換気量を調整できるダクト式第1種換気
おぐみゆ:
このダイヤルは何ですか?
りょうた:
これは第1種換気システムの換気量を調整するダイヤルです。
今回のお住まいでは、ダクト式の第1種換気システムを採用しています。
おぐみゆ:
換気の量まで調整できるんですね。
りょうた:
はい。
家にいる人数に合わせて換気量を調整できるようになっています。
例えば人が多く集まるときは換気量を増やし、普段は必要な換気量に設定することで、快適な空気環境を保てます。
おぐみゆ:
換気をたくさんすればいいというわけではないんですね。
りょうた:
そうなんです。
必要以上に換気をすると、暖めたり冷やしたりした空気まで外へ逃がしてしまいます。
そのため、人数や状況に合わせて換気量を調整することで、快適性と省エネ性の両立につながります。
このあと、小屋裏にある換気設備本体もご紹介します。
換気システムの考え方
ダクト式第1種換気は、室内の空気を計画的に入れ替えながら、快適な室内環境を維持するための設備です。必要に応じて換気量を調整することで、省エネにもつながります。
光と開放感を生み出すスケルトン階段
おぐみゆ:
では、2階へ上がっていきましょう。
りょうた:
今回のお住まいは、スケルトン階段を採用しています。
階段の踏み板の間から光が抜けるので、吹き抜けから取り込んだ自然光が1階まで届きやすくなっています。
おぐみゆ:
確かに、階段が軽やかな印象ですね。
りょうた:
そうですね。
デザイン性だけでなく、空間全体の抜け感も演出できます。
今回はお子様もある程度大きいので、よりすっきりと見えるデザインを採用しました。
小さなお子様がいるご家庭では、安全性を考慮して別の仕様をご提案することもあります。
スケルトン階段の魅力
スケルトン階段は光や視線が抜けるため、空間全体を明るく開放的に見せられます。ご家族構成やライフスタイルに合わせて、デザインと安全性のバランスを考えながらご提案しています。
吹き抜けとつながる2階ホールのワークスペース
おぐみゆ:
2階に上がると、すぐにカウンターがありますね。
りょうた:
はい。
吹き抜けに面した場所へワークスペースを設けました。
3人並んで使える広さがあるので、お子様が並んで勉強したり、ご夫婦がパソコン作業をしたりと、さまざまな使い方ができます。
おぐみゆ:
コンセントもたくさんありますね。
りょうた:
パソコンやスマートフォンを使うことも考えて、コンセントを配置しています。
さらにカウンターの裏側には本棚も設けているので、教科書や本、仕事道具などを収納しながら使えるようになっています。
家族で使えるワークスペース
吹き抜けに面した2階ホールへワークスペースを設けることで、家族それぞれが勉強や仕事に使える空間になります。本棚やコンセントも備え、日常使いしやすい工夫を取り入れています。
開放感を演出する子ども部屋
おぐみゆ:
こちらが子ども部屋ですね。
りょうた:
はい。
5帖の子ども部屋ですが、収納はオープンクローゼットにすることで、圧迫感を抑えています。
おぐみゆ:
5帖でも狭さは感じませんね。
りょうた:
そうですね。
収納を扉で仕切らずオープンにすることで、奥行きを感じられるようになっています。
また、お隣が近い敷地条件なので、窓はできるだけ天井近くまで高く設け、光をしっかり取り込めるよう計画しました。
子ども部屋づくりのポイント
オープンクローゼットを採用することで、限られた広さでも開放感を演出できます。窓の高さも工夫し、周辺環境を考慮しながら自然光を取り込める計画としています。
間接照明が映える落ち着いた寝室
おぐみゆ:
こちらが寝室ですね。
りょうた:
はい。
6帖の寝室に、約1帖のオープンクローゼットを組み合わせた間取りになっています。
洋服は上下2段に掛けられるようになっているので、収納量もしっかり確保しています。
おぐみゆ:
間接照明がすごく素敵ですね。
りょうた:
ありがとうございます。
ベッドを置いたときに、寝ながらテレビを見られるように、テレビは少し高い位置へ設置する計画です。
さらに、テレビを見るときには間接照明だけを点けるなど、シーンに合わせて照明を切り替えられるようにしています。
おぐみゆ:
ホテルみたいで落ち着きますね。
りょうた:
そうですね。
寝室は一日の疲れを癒やす場所なので、落ち着いた雰囲気で過ごせるよう照明計画にもこだわっています。
寝室づくりのポイント
ベッドの配置やテレビの見やすさまで考えて計画することで、より快適な寝室になります。間接照明を取り入れることで、くつろぎやすい落ち着いた空間を演出できます。
松尾式全館空調Ver.2でさらに進化した快適性
おぐみゆ:
今回は松尾式全館空調のVer.2なんですよね。
何が変わったんですか?
りょうた:
そうなんです。
今回のお住まいは、小栗材木店では初めてご紹介する松尾式全館空調Ver.2を採用しています。
詳しい仕組みについては見学会などでご説明していますが、一番大きな進化は夏場の除湿性能が向上したことです。
おぐみゆ:
除湿性能が変わったんですね。
りょうた:
はい。
従来は各部屋にダクトレスの第1種換気を設置していましたが、Ver.2ではダクト式第1種換気を採用しています。
そのため、各部屋から換気設備がなくなり、室内がすっきりした印象になりました。
おぐみゆ:
見た目だけではなく、性能面も変わっているんですね。
りょうた:
そうですね。
ダクト式第1種換気は熱交換効率が高く、室内の温度や湿度を保ちながら換気できます。
さらに、エアコンと組み合わせることで、夏場の湿気をより効率よく取り除けるようになりました。
おぐみゆ:
夏も快適に過ごせそうですね。
りょうた:
はい。
まだ実際の夏は迎えていませんが、これまで以上にカラッとした室内環境になることを期待しています。
また、各部屋に換気フードがなくなったことで外観もすっきりし、メンテナンスも一か所で済むようになりました。
松尾式全館空調Ver.2の進化
Ver.2では、ダクト式第1種換気を採用したことで、夏場の除湿性能が向上しました。熱交換効率が高まり、各部屋の換気設備も不要になったため、快適性だけでなく見た目やメンテナンス性も向上しています。
敷地条件を読み解く設計が快適な住まいにつながる
りょうた:
今回は、住宅が建ち並ぶ街中の敷地でしたが、それでも明るく暖かい住まいを実現できたのが、この家の大きな特徴ですね。
おぐみゆ:
本当にそう思いました。
街中のお家なのに、とても明るい印象でしたね。
りょうた:
ありがとうございます。
実は、お施主様はいくつかの工務店でプランを検討されていました。
断熱性能が高い工務店は他にもありましたが、この敷地条件の中で「明るくて暖かい家」をどう実現するかという提案を評価していただき、3Dプランをご覧いただいた際にとても感動してくださったそうです。
おぐみゆ:
性能だけではなく、土地に合わせた設計も大切なんですね。
りょうた:
そうなんです。
住宅は性能だけが良ければ快適になるわけではありません。
敷地の日当たりや周辺環境をしっかり読み取り、「どうすれば自然光を取り込み、冬は暖かく、夏は涼しく暮らせるか」を考えることが、住まいづくりではとても重要なんです。
夏は電動外付けブラインドで日差しをしっかり遮り、冬は太陽の光を取り込むことで、一年を通して快適な住まいになります。
敷地を活かす設計の考え方
高い住宅性能に加え、敷地条件を読み解きながら窓の配置や日射のコントロールを計画することで、明るく快適な住まいを実現しやすくなります。
理想の暮らしにつながる家づくり相談
今回ご紹介した住まいは、高気密・高断熱性能だけでなく、敷地条件を活かした設計や、パッシブ設計、松尾式全館空調Ver.2など、小栗材木店ならではの家づくりの工夫が詰まった一棟です。
「土地の日当たりが心配」
「街中でも明るい家を建てたい」
「一年中快適に暮らせる家づくりをしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度小栗材木店へご相談ください。
また、完成見学会では、写真だけでは伝わらない明るさや空気感、松尾式全館空調Ver.2の快適性も実際にご体感いただけます。


