【ルームツアー】デザイン×快適の最適解!松尾設計術を取り入れた3LDK31坪の平屋住宅  超高気密・高断熱住宅/パッシブデザイン

22.5畳LDKと回遊動線で暮らしやすさを叶えた平屋

今回ご紹介するのは、岐阜県恵那市に完成した平屋の注文住宅です。

お住まいになるのは、ご夫婦とお子様2人、そしてもうすぐ3人目のお子様が誕生するご家族。子育てがしやすく、ご家族みんなが快適に暮らせる住まいを目指して家づくりが進められました。

見どころは、22.5畳の開放的なLDKを中心に、小上がりの畳コーナーや回遊動線、ウォークスルークローゼットなど、毎日の暮らしや家事がしやすくなる工夫が随所に取り入れられていることです。

今回は、外観からLDK、水まわり、寝室まで、ルームツアー形式で詳しくご紹介します。

記事とあわせて動画もご覧いただくことで、住まい全体の広さや空間のつながりをより具体的にイメージしていただけます。


グレーで統一した上質感のある外観

おぐみゆ:

今回のお家も素敵ですね。

りょうた:

ありがとうございます。

こちらは若いご夫婦と、お子様2人、そしてもうすぐ3人目のお子様が生まれるご家族のお住まいです。

外観はジョリパット仕上げを採用し、全体をグレーで統一しています。

落ち着いた色合いで、引き締まった印象に仕上がっています。

外観デザインの統一感
ジョリパット仕上げとグレーを基調としたデザインにより、シンプルで上質感のある外観を実現しています。


家族玄関と手洗いを備えた使いやすい玄関

おぐみゆ:

玄関収納も充実していますね。

りょうた:

最近では定番になってきましたが、土間収納を兼ねた家族玄関を設けています。

ご家族はこちらで靴を脱ぎ履きすることで、メインの玄関をきれいに保ちやすくなります。

コート掛けや収納棚もたっぷり設けているので、靴だけでなく外出時に使うものもまとめて収納できます。

おぐみゆ:

帰ってすぐ手を洗えるんですね。

りょうた:

そうなんです。

帰宅後すぐに手洗いができるよう、玄関から近い位置に洗面スペースを設けています。

小さなお子様がいるご家庭でも使いやすい動線になっています。

玄関まわりの動線計画
家族玄関と収納、帰宅後すぐに使える手洗いを組み合わせることで、毎日の使いやすさと玄関の美しさを両立しています。


22.5畳LDKと小上がり畳コーナーでくつろげる空間

おぐみゆ:

リビング、すごく広いですね。

りょうた:

LDKは22.5畳あります。

さらに小上がりの畳コーナーも設けているので、より広がりを感じられる空間になっています。

おぐみゆ:

小上がりの下にも収納があるんですね。

りょうた:

はい。

収納は2か所設けていて、おもちゃなどをさっと片付けられるようになっています。

お子様が遊ぶスペースとしても使いやすいですし、急な来客時にもリビングをすっきり見せやすいですよ。

おぐみゆ:

高さもちょうどいいですね。

りょうた:

小上がりの高さは約40cmです。

ダイニングチェアと近い高さなので腰掛けやすく、テレビを見たり、ご家族でくつろいだりする場所としても使いやすくなっています。

おぐみゆ:

ロールスクリーンもすっきりしていますね。

りょうた:

来客時などにはロールスクリーンを下ろして個室として使えるようになっています。

スクリーンの本体は天井に埋め込んでいるので、使わないときも見た目がすっきりしています。

また、チェーン式ではなくボタン操作で開閉できるタイプを採用しているため、操作も簡単です。

LDKをより快適にする工夫
22.5畳のLDKに小上がり畳コーナーや収納、ロールスクリーンを組み合わせることで、ご家族がくつろぎやすく、多目的に使える空間となっています。


黒を基調としたキッチンで空間に統一感をプラス

おぐみゆ:

キッチンもかっこいいですね。

りょうた:

今回はLIXILの「ノクト」を採用しています。

マットな黒を選んでいるので、空間全体が引き締まった印象になりますね。

おぐみゆ:

ワークトップもすごく薄く見えます。

りょうた:

そうなんです。

天板を薄く見せるデザインなので、シャープでスタイリッシュな印象になります。

また、水が外へ流れにくいよう工夫された形状になっていて、デザインだけでなく使いやすさにも配慮されています。

おぐみゆ:

ミーレの食洗機も付いていますね。

りょうた:

はい。

600mmタイプのミーレを採用しています。

食器だけでなく鍋やフライパンまでまとめて洗えるので、毎日の家事負担を大きく減らしてくれます。

特に冬場は手荒れ防止にもつながるので、ご好評いただくことが多い設備です。

おぐみゆ:

コンセントも付いているんですね。

りょうた:

オープンキッチンは手元で家電を使いたい場面が多いので、この位置にコンセントを設けています。

ミキサーを使ったり、離乳食を作ったり、iPadを充電しながらレシピを見たりと、いろいろな場面で便利に使えます。

おぐみゆ:

冷蔵庫はどこに置くんですか?

りょうた:

今回はキッチン横ではなく、パントリーの中に配置する計画です。

LDKから冷蔵庫が見えなくなるので、生活感を抑えたすっきりした空間になります。

パントリーには扉を付けず、奥まった位置に収納を設けているため、食品や日用品のストックも来客から見えにくいですね。

おぐみゆ:

床下エアコンもここにあるんですね。

りょうた:

はい。

床下エアコンもパントリー内に設置しています。

リビングから見えない場所に配置することで、空間のデザインを損なわず、すっきりしたLDKを実現しています。

デザインと機能性を両立したキッチン
マットブラックのキッチンやミーレ食洗機、手元コンセント、冷蔵庫を隠せるパントリーなどを取り入れることで、使いやすさと美しいLDKを両立しています。


洗面・脱衣を分けて使いやすい水まわりへ

おぐみゆ:

洗面スペースも広いですね。

りょうた:

最近は廊下の一部を活用した洗面スペースも人気ですね。

今回はアイカ工業の「スタイリッシュカウンター」を採用しています。

カウンターとボウルにつなぎ目がないので、お掃除がしやすいのも特徴です。

おぐみゆ:

アクセントクロスも素敵です。

りょうた:

タイルを貼る方法もありますが、今回はアクセントクロスを採用しました。

コストを抑えながら、洗面空間の印象を変えられるのでおすすめです。

おぐみゆ:

鏡も大きいですね。

りょうた:

壁いっぱいのサイズで製作した特注ミラーです。

背面には収納をたっぷり設けているので、洗面用品やストック類もすっきり収納できます。

おぐみゆ:

脱衣室は分かれているんですね。

りょうた:

はい。

扉で仕切れるようになっているので、誰かがお風呂に入っていても洗面は気兼ねなく使えます。

さらに、造作のカウンターも設けているので、アイロン掛けや洗濯物を畳むスペースとしても活躍します。

下部には収納ケースを置けるよう計画しています。

家事効率を高める水まわり
洗面と脱衣室を分けることで家族が使いやすくなり、造作カウンターも組み合わせることで洗濯から収納までをスムーズに行える計画となっています。


1.2mの広い浴室とウォークスルークローゼットで家事をラクに

おぐみゆ:

浴室も広いですね。

りょうた:

今回は洗い場を1.2mタイプにしています。

5人家族になる予定なので、お子さんと一緒にお風呂へ入ることも考えて、ゆとりのある広さを選びました。

おぐみゆ:

マグネット収納も便利そうですね。

りょうた:

そうですね。

これはLIXILの標準仕様ですが、最近は多くのメーカーで浴室の壁にマグネット収納を取り付けられるようになっています。

位置を自由に変えられますし、取り外して掃除もしやすいので、とても使い勝手が良いですよ。

そのため、最初は棚を付けず、必要になってからマグネット収納を追加される方も増えています。

おぐみゆ:

ウォークスルークローゼットにもつながっているんですね。

りょうた:

はい。

脱衣室からそのままウォークスルークローゼットへ進める動線になっています。

乾いた洗濯物をそのまま収納できるので、家事がとてもラクになります。

おぐみゆ:

かなり収納できそうですね。

りょうた:

ハンガーパイプを2段にしているので、約120着掛けられる計画です。

5人家族でも十分使える収納量を確保していますし、リビングからも近いので、お子さん自身で着替えを片付けやすい動線になっています。

家事負担を減らす回遊動線
広い浴室とウォークスルークローゼットを組み合わせることで、入浴から洗濯、収納までをスムーズにつなげ、毎日の家事効率を高めています。


景色を楽しむ窓と落ち着きのある寝室

おぐみゆ:

寝室のアクセントクロス、思い切った色ですね。

りょうた:

そうですね。

アクセントクロスは淡い色よりも、これくらい濃い色を選んだ方が空間にメリハリが出ます。

柄を入れるよりも、無地でしっかり色を付けることで、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

おぐみゆ:

窓も印象的ですね。

りょうた:

このお家は景色がとても良かったので、その景色を楽しめるように窓を大きくしています。

一般的には北側の窓は小さくすることが多いですが、景色という価値を優先して、この窓はピクチャーウィンドウのような役割を持たせました。

おぐみゆ:

窓が開かないタイプなんですね。

りょうた:

はい。

FIX窓(はめ殺し窓)を採用しています。

中央に窓枠が入らないので、まるで一枚の絵を飾るように景色を楽しめます。

小栗材木店では床下エアコンや小屋裏エアコン、計画換気を組み合わせた住まいをご提案しているため、頻繁に窓を開けなくても快適に暮らせるよう設計しています。

景色を活かす窓計画
方位だけで窓の大きさを決めるのではなく、景色や暮らし方まで考えながら計画することで、住まいの魅力をより高めています。


回遊動線と開放感を活かした平屋の住まい

おぐみゆ:

ぐるっと一周できる動線もいいですね。

りょうた:

そうですね。

キッチンから洗面、脱衣室、ウォークスルークローゼット、寝室、そしてLDKへ戻ってこられる回遊動線になっています。

毎日の家事や身支度がしやすく、ご家族みんなが暮らしやすい間取りになっています。

おぐみゆ:

LDKも実際より広く感じます。

りょうた:

完成見学会でも、「思っていた以上に広いですね」と言っていただくことが多かったです。

22.5畳という数字だけを見ると特別広いという印象ではないかもしれませんが、勾配天井や窓の配置によって、実際以上の開放感を感じられる空間になっています。

おぐみゆ:

トイレが2つあるのも便利ですね。

りょうた:

今回は5人家族になることを想定しているので、平屋ですがトイレを2か所設けています。

朝の身支度などで混み合う時間帯も使いやすいですし、収納も埋め込み式にしているので、掃除道具などを隠してすっきり収納できます。

おぐみゆ:

子ども部屋は4.5畳なんですね。

りょうた:

最近は4.5畳くらいでも十分というお客様が増えています。

ベッドと机を置ける広さは確保しつつ、収納はオープンクローゼットにしています。

また、北側のお部屋は景色を楽しめるよう窓を少し大きくしているので、「南の部屋だけが良い」ということになりにくいよう工夫しています。

おぐみゆ:

小屋裏エアコンも標準なんですよね。

りょうた:

はい。

小屋裏エアコンは標準仕様で採用しています。

今回はパントリーから小屋裏へ上がるようになっていますが、現在建築中のお住まいでは、固定階段で上がれるタイプも採用していますので、また完成した際にご紹介できればと思います。

暮らしやすさを高める間取りの工夫
回遊動線や勾配天井、窓計画、トイレの配置、子ども部屋の考え方など、ご家族の暮らしやすさを考えた工夫が随所に取り入れられています。


子育て世帯が快適に暮らせる平屋の住まい

今回ご紹介した住まいは、22.5畳のLDKを中心に、回遊動線やウォークスルークローゼット、洗面・脱衣分離など、子育て世帯が暮らしやすい工夫を取り入れた平屋です。

また、勾配天井による開放感や、小上がり畳コーナー、景色を楽しむ窓計画など、毎日を心地よく過ごすための設計も見どころとなっています。

家づくりでは、設備だけでなく、間取りや動線、窓の配置までトータルで考えることが、住み始めてからの満足度につながります。


平屋の注文住宅をご検討中の方へ

「子育てしやすい平屋にしたい」「家事がラクになる回遊動線を取り入れたい」とお考えの方は、ぜひ小栗材木店へお気軽にご相談ください。

恵那市を中心とした東濃エリアで、お客様一人ひとりの暮らしに合わせた注文住宅をご提案しています。

また、今回ご紹介した住まいはYouTubeでもルームツアー形式で詳しくご紹介しています。記事とあわせて動画もご覧いただくことで、22.5畳のLDKの広がりや回遊動線の使いやすさ、住まい全体の雰囲気をより具体的にイメージしていただけます。