32坪の平屋に詰め込んだ、家事を楽にする間取りと暮らしの工夫
「平屋にしたいけれど、家事動線や収納までしっかり確保できるのかな?」
「子どもが成長しても暮らしやすい間取りにするには、どんなことを考えればいい?」
平屋の家づくりを考えていると、広さだけでなく、毎日の動きや収納、将来の暮らし方まで気になるところです。
今回ご紹介するのは、延床面積約32坪の平屋。若いご夫婦とお子様1人が暮らす住まいで、将来もう1人お子様が増えることも考え、子ども部屋を2部屋設けています。
さらに、玄関からパントリー・キッチンへつながる動線や、大きなファミリークローゼットなど、日々の家事を楽にするための工夫も随所に取り入れました。
動画では、小栗材木店のりょうたとおぐみゆが実際に完成した住まいを歩きながら、間取りや設備、細かな工夫まで詳しくご紹介しています。
変形した敷地を活かした外まわりとプライベートな庭
りょうた:
まずは外まわりから見ていきます。駐車スペースは、最終的に3台停められるようにしています。2台分のカーポートに加えて、来客時にはもう1台停められる計画です。
土地は奥に向かって少し広がっていく、末広がりの形になっています。
おぐみゆ:
入口から見ると少し狭く感じますね。
りょうた:
そうなんです。でも、実際に奥へ入っていくと結構広がっています。
奥には広めの庭があり、道路側からの視線も入りにくいため、バーベキューなども楽しみやすいプライベートな空間になっています。
変形した土地だからこそ生まれた庭
りょうた:
こういう変形した敷地でも、設計を工夫することで、逆にその形がメリットになることがあります。
庭には広めのウッドデッキも設けています。
また、外まわりには、お施主様が購入された陶器のアイテムも取り付けています。同じ工房でつくられた手洗いも室内にあるので、後ほどご紹介します。
外壁はグレー系の塗り壁で仕上げています。
敷地の特徴を活かす設計の考え方
土地の形だけを見ると使いにくそうに感じる場合でも、建物の配置や庭との関係を工夫することで、その土地ならではのメリットにつながることがあります。今回の住まいでは、奥へ広がる敷地形状を活かし、プライベート感のある庭をつくっています。
玄関からキッチンまでつながる、買い物後の家事動線
室内へ入ると、まず目に入るのがゆとりのある玄関です。
りょうた:
玄関は広めに取っています。
それから、ここに置いている一枚板。これは僕の祖父が40年ほど前から集めていたものなんです。工場に眠っていたものを引っ張り出してきて、削ってプレゼントしました。
気に入ったものがあれば、こういう一枚板も長く使っていただけます。
シューズクローゼットからパントリーへ
りょうた:
玄関の横には、シューズクローゼットを設けています。
帰ってきたら、コートなどをここに掛けられるようにしています。
花粉の時期など、「できるだけ室内に持ち込みたくない」というときにも、玄関まわりで上着を脱いで収納できます。
そして、ここからそのままパントリーへ上がれるようになっています。
おぐみゆ:
そのままキッチンにつながっているんですね。
りょうた:
そうです。玄関から上がって、パントリーで買ってきたものを片付けて、冷蔵庫まですぐに行けます。
買い物から帰ってきたときに、荷物を持ったままリビングを通ってキッチンまで移動する必要がありません。
特に小さなお子様がいると、買い物袋だけでなく、お子様を抱っこして帰ってくることもあります。そうした毎日の負担を少しでも減らせる動線は、家づくりでも求められることが増えています。
玄関・収納・キッチンをつなぐ家事動線
玄関からシューズクローゼット、パントリー、キッチンへとつながることで、帰宅後の「上着をしまう」「買ったものを片付ける」という動きを短くしています。間取りを考えるときは、部屋の配置だけでなく、毎日の行動を順番にたどってみることも大切です。
24.5畳のLDKと横並びのキッチン・ダイニング
りょうた:
小上がりの畳コーナーまで含めて、LDKは24.5畳あります。
おぐみゆ:
かなり広いですね。
りょうた:
キッチンとダイニングを横並びにして、それでもこれだけリビングを広く取れています。ソファを置いても、ゆったり使える広さがあります。
WOODONE(ウッドワン)のキッチンとステンレス天板
りょうた:
今回採用したのは、小栗材木店のモデルハウスでも採用しているWOODONE(ウッドワン)のキッチンです。
モデルハウスでは黒いクォーツの天板を使っていますが、今回はステンレス天板です。
仕上げは「バイブレーション仕上げ」。最初から細かな傷のような模様をつけて仕上げることで、使用していく中でできる傷が比較的目立ちにくくなっています。
また、シンクまわりもステンレスで一体成形されているため、継ぎ目に汚れがたまりにくいところも特徴です。
キッチンは毎日使う場所だからこそ、見た目だけでなく、傷や汚れとの付き合いやすさも選ぶときのポイントになります。
木・白・黒でまとめた飽きにくい内装
りょうた:
内装は、木の雰囲気と白を基本にして、ところどころに黒をアクセントとして入れています。
できるだけ飽きのこない雰囲気にしたいということで、この組み合わせにしています。
キッチンまわりには、暮らし始めてからの使い勝手を考えた細かな工夫もあります。
たとえばコンセントは、ホットプレートなどをダイニングで使いやすいよう、横長のタイプを使いやすい位置に設けました。
りょうた:
モデルハウスではコンセントをできるだけ隠したかったので下側につけていますが、今回は上側です。
このあたりは、どちらが使いやすいかをお聞きしながら決めることが多いですね。
デザインと使い勝手を両立するLDK
24.5畳の広さだけでなく、キッチンの素材やコンセントの位置、内装の色使いなど、実際に暮らし始めてからの使い方まで考えて計画しています。見た目と日々の使いやすさの両方を考えることが、長く暮らす住まいづくりのポイントです。
家族が自然と集まるスタディコーナーと小上がり畳
りょうた:
スタディコーナーはこれだけ広さがあるので、お友達が来たときにも並んで勉強できます。
スタンドを置かなくても使えるようにしています。
りょうた:
今回は小上がりの畳コーナーをつくっています。
畳はダイケンの「健やかおもて」で、色は灰桜色です。
同じ色の畳なんですけど、畳の目の向きを90度変えて敷くことで、光の当たり方によって違う色に見えます。
おぐみゆ:
色を変えているわけではないんですね。
りょうた:
そうなんです。お客様からも「色を変えているんですか?」と聞かれることがあるんですけど、同じ畳を90度回転させて入れています。
りょうた:
小上がりの高さは40cmです。
椅子とだいたい同じくらいの高さなので、座るのも楽ですね。
あまり低すぎても座りにくいので、これくらいの高さがあってもいいかなということで、今回はこの形にしています。
下には収納も設けています。
収納としてある程度の深さが欲しかったこともあって、高さを40cmにしています。
これ以上高くすると今度は座りにくくなるので、座りやすさと収納の深さの両方を考えた高さです。
こちら側にも収納があります。
おぐみゆ:
リビングにこれだけ収納があるといいですね。
りょうた:
そうですね。ちょっとごちゃごちゃしたものも収納できます。
LDKの中に居場所と収納をつくる工夫
スタディコーナーと小上がり畳をLDKに設け、家族がそれぞれの過ごし方をしやすい空間にしています。小上がりは40cmの高さを活かして下部を収納にすることで、座りやすさと収納量の両方を考えています。
床下エアコンの使いやすさを考えた細かな工夫
りょうた:
こちらには、お客様のお家にあるエアコンを付けて、床下エアコンとして使う予定になっています。
今まで使われていた家庭用エアコンなんですけど、品番を聞いて、容量が合っているかを確認しました。
今回なら使えるということで、「それなら今度持ってきましょう」というお話になっています。
りょうた:
床下エアコンのガラリも、今回は手づくりでつくりました。
取り外すことができて、ここを開閉できるようになっています。
「ほこりが落ちるのが気になる」という場合には、使わないときに閉じられるようにしています。
おぐみゆ:
使わない時期は、閉めておいてもいいんですか?
りょうた:
本来は、使わない時期もできるだけ基礎の中を乾燥させた方がいいので、開けておくことをおすすめしています。
今の時期は床下エアコンを使っていないんですけど、小屋裏エアコンを動かしていると基礎の中にも風が回ってくれます。
風が通ることで乾燥も進みますし、シロアリ対策という意味でも、基本的には開けておくことを推奨しています。
ただ、「閉めたい」という場合のために、閉じられるようにもしています。
床下エアコンを使いやすくする工夫
これまで使っていた家庭用エアコンも、容量を確認したうえで床下エアコンとして活用する計画です。床のガラリは手づくりし、取り外しや開閉ができるようにしています。使わない時期も基礎内の乾燥を考えて、基本的にはガラリを開けておくことをおすすめしています。
カーテンと照明に取り入れた工夫
りょうた:
今回はカーテンもちょっと変わっていて、和紙調のプリーツスクリーンを使っています。
すっきりした見た目で、こんな感じで上げ下げできます。
上げるときは何回か操作しないといけないので、若干面倒ではあります。
おぐみゆ:
下ろすときは?
りょうた:
下ろすときは一発です。
チェーンになっているタイプもありますが、こちらの方が安全なので、個人的にはおすすめしています。
りょうた:
あとは、平屋なので屋根の形に合わせた勾配天井になっているんですけど、ここには間接照明を取り入れています。
モデルハウスの場合は天井を折り上げて、その中に照明器具を隠しています。
今回は、照明器具を天井に付けるだけで間接照明のように見せられるものを使っています。
折り上げた部分はどうしてもほこりがたまりやすかったり、手入れが少し大変だったりするので、お施主様からもほこりについてのお話がありました。
「これだったらすっきりできますよ」とご説明したところ、「それならいいですね」ということで、今回はこちらを採用しています。
りょうた:
照明でもう一つポイントなのが、今回はモデルハウスよりも一回り小さいダウンライトを使っています。
おぐみゆ:
暗くないですね。
りょうた:
そうですね。明るさはしっかりあるものを使って、大きさだけ小さくしています。
さらに3個をキュッとまとめることで、明るさも確保しながら、まとまって見えるようにしています。
天井のラインも全部揃えています。
おぐみゆ:
確かに、揃っていますね。
りょうた:
こういう照明計画も細かい工夫なんですけど、印象が結構変わります。
家具の配置に合わせて照明を配置する方法もあります。たとえば、ここにソファを置いて、ここにテーブルを置くから、その上に照明を配置するという考え方ですね。
ただ、それを基準にすると、天井だけをパッと見たときに照明がバラバラになってしまうことがあります。
明るさとしてはそれでもいいと思うんですけど、見たときに整っていた方がきれいなので、最近は家具の配置よりも、天井全体の形を見ながら照明の位置を決めるようにしています。
そうすると、非常にきれいな天井になります。
見た目と使いやすさを考えたカーテン・照明計画
和紙調のプリーツスクリーンや、お手入れのしやすさを考えた間接照明、天井全体のラインを意識したダウンライトなど、細かな部分にも暮らしやすさと見た目のバランスを取り入れています。
好みと使いやすさを取り入れた洗面・トイレ
りょうた:
続いて奥の方に入っていきたいと思います。洗面とトイレですね。
洗面は、最近のお客様からもご希望の多い造作洗面です。
おぐみゆ:
カウンターはモルタルですか?
りょうた:
雰囲気としてはモルタル調が好きなお施主様だったんですが、今回はメラミン化粧板です。
モルタル調は好きだけど、お手入れは楽な方がいいということで、水に強いタイプを選んでいます。
アイカの「スタイリッシュカウンター」というもので、サイズも選べますし、色もいろいろあります。今回はその中から選んでいただきました。
りょうた:
鏡のところには少しニッチをつくって、歯ブラシなどを置けるようにしています。
ここには無垢フローリングの切れ端も使っています。
おぐみゆ:
これは端材なんですか?
りょうた:
長さを合わせるためにカットしただけなので、材料として悪いものではありません。
こういうところに使うと存在感も出ますね。
りょうた:
色も同系色で合わせています。
あまり色をたくさん入れすぎるよりも、同系色でまとめてあげた方が、すっきりおしゃれに見えるかなと思います。
ドアの色も合わせています。
りょうた:
トイレだけは少し雰囲気を変えて、洋風なデザインにしています。
おぐみゆ:
中もかわいい雰囲気ですね。
りょうた:
照明は奥様が買ってこられたものを取り付けています。壁に陰影が出るデザインになっています。
トイレットペーパーを置く部分はニッチにして、下には掃除道具を入れられるようにしています。
ここも扉を付けるのではなく、壁を凹ませることで少し隠せるような形にしています。
いろいろご希望を言っていただければ、できる限りお応えするという形でつくっています。
デザインと日々の使いやすさを両立する水まわり
モルタル調の雰囲気とお手入れのしやすさを両立した造作洗面や、壁の凹みを利用したトイレ収納など、お施主様の好みを取り入れながら、毎日の使いやすさも考えています。
暮らしに合わせて使い方を変えられる3畳のファミリークローゼット
りょうた:
ここからぐるっと回ると、3畳のファミリークローゼットがあります。
かなりたくさん服を掛けられるようになっています。
お子様が自分で服を掛けられるようになってきたら、低い位置にもパイプがあるので、自分で掛けてもらうこともできます。
りょうた:
将来的に「棚にしたい」といったご要望にも対応できるように、パーツを取り外せるようにしています。
後から棚を付けたり、高さを変えたり、レイアウトを変更したりすることもできます。
ここを開けておけば、無印良品などで購入できる収納用品を置くこともできます。
固定された収納ではあるんですけど、いろいろ動かせるようにして、ライフスタイルに合わせられるようにしています。
暮らしの変化に対応できる収納計画
3畳のファミリークローゼットにはたっぷりと服を掛けられるスペースを確保しながら、パイプや棚の高さ、レイアウトを変えられるようにしています。お子様の成長や家族の暮らし方の変化に合わせて、収納方法も変えていける計画です。
洗濯から室内干しまで完結する脱衣室
りょうた:
こちらが脱衣室です。
今回はアイアンの物干しを付けています。色はゴールドにしました。
清潔感もあって、割といいなと思っています。今回は2本付けさせてもらいました。
りょうた:
小屋裏エアコンの風はここから出てきています。
なので、ここに室内干しした洗濯物も乾いてくれます。
おぐみゆ:
そうですよね。
りょうた:
いろいろな役割を兼用していくことで、「よりコンパクトに、豊かに」というところで考えています。
洗濯機はこちらに置く予定です。
洗面を脱衣室の外に出しているので、2畳のスペースなんですけど、かなり広く使えます。
りょうた:
洗剤などはこちらに置いて、ここに立ってアイロン掛けもできます。
下にクリアケースを置けば、タオルやパジャマなども収納できます。
おぐみゆ:
これくらいでも、動く範囲が少ないですね。
りょうた:
そうですね。洗濯の動線とキッチン側の動線は少し分かれていますが、それぞれが完結するようにすることで、歩数を少なくして無駄な動きを減らしています。
続いて浴室です。
りょうた:
お風呂は本当に今の流行りというか、かなりシンプルです。
窓なし、カウンターなし、鏡なし、棚なしです。
ほとんどのお客様からも「これでいい」とおっしゃっていただくことが多いですね。
おぐみゆ:
本当だ。
りょうた:
取っ手についても、気密性が高い家ではドアが結構硬く感じることがあるんです。
これは割と簡単に開くタイプになっています。
以前、他のメーカーさんのものを開けたときに少し硬いなと思ったことがあったんですけど、こちらはLIXILで、ドアも比較的軽いのでいいなと思いました。
少ない移動で家事を完結させる水まわり動線
2畳の脱衣室に、洗濯機・室内干し・アイロン掛け・タオルやパジャマの収納といった役割をまとめています。広さを増やすだけではなく、一つの空間に複数の役割を持たせることで、コンパクトでも家事を進めやすい間取りにつなげています。
家族の変化に合わせて使える子ども部屋
りょうた:
次は子ども部屋を見ていきましょう。
扉は2つあります。
今はお子様が1人なので、将来2人になったときのことも考えています。
まだ性別も分かりませんし、もしかしたらお子様1人のままということも当然あるので、どのような形でも対応できるようにしています。
りょうた:
最初のうちは、こちらで皆さん一緒に寝てもらうような使い方になるのかなと思います。
収納には枕棚とパイプがあって、下はオープンになっています。
最近、僕がおすすめしているのは、収納もオープンにして使う方法です。
ここからだと6畳あって、収納までオープンにすると、かなり広く部屋を使えます。
おぐみゆ:
確かに広く使えますね。
りょうた:
扉を付けたくなったら付けてもいいですし、もっと広く使いたければ、間の部分を取って6畳+6畳の12畳として使うこともできます。
おぐみゆ:
いいですね。非常に広く使えますね。
りょうた:
オープン収納にしておくと、意外と散らかり具合が見えるので、片付きやすいということもあります。
もちろん、どちらにしたから必ず片付くというわけではないんですけど、物を押し込んでしまう人ほど、個人的にはオープンにしてもらうのもいいのかなと思っています。
将来の家族構成に対応できる子ども部屋
現在の家族構成だけで使い方を決め切らず、将来お子様が増えた場合にも対応できるように計画しています。最初は広い一室として使い、必要になったときに分けるなど、家族の変化に合わせて使い方を選べる子ども部屋です。
6畳用エアコン1台で32坪の平屋を冷房する小屋裏エアコン
りょうた:
最後に小屋裏をご案内します。
入口はあまり目立たないところに付けています。
開けるとファンの風の音が聞こえますね。
奥に見えているのがエアコンです。
今回は本当に6畳用のエアコン1台で冷やしていて、全部屋が25℃くらいの温度になっています。
りょうた:
この家は32坪なので、畳数でいうと64畳くらいです。
普通に6畳用エアコンで考えたら、かなりの台数が必要になるイメージですよね。
おぐみゆ:
そうですね。
りょうた:
それを1台でできているというのは、結構すごいことかなと思います。
今回の小屋裏エアコンには、SHARP(シャープ)の「エアレスト」を採用しています。
りょうた:
空気清浄機が付いたエアコンになっています。
小屋裏エアコンは家全体の空気をぐるぐる回すので、一度エアコンのフィルターを通してきれいにした空気を、家中に分配できます。
そのため、部屋ごとに大きな空気清浄機を置かなくてもよくなります。
りょうた:
ただし、フィルターは1年に1回、新しいものに交換する必要があります。
エアコン自体のお手入れも必要なので、それと一緒に空気清浄機のお手入れも1台でできると考えると、エアコンと空気清浄機をそれぞれ手入れするより楽なのかなと思います。
りょうた:
ここに各ファンがあって、各部屋へ空気を分配しています。
今は夏なので冷房をつけていますが、秋から春にかけては送風モードにします。
冷房を使わない時期も弱く空気を回してあげることで、家の中の空気がゆるく循環するようになります。
小さなエアコンで家全体を快適にする工夫
約32坪の平屋を6畳用エアコン1台で冷房し、撮影時には全部屋がおよそ25℃になっていました。小屋裏から各室へ空気を分配することで、エアコンを各部屋に設置するのではなく、1台を活用して家全体の温度を整えています。
玄関からすぐアクセスできる寝室
りょうた:
最初に家族用玄関から入ってしまったのでご紹介できていなかったんですが、玄関からすぐのところに寝室があります。
りょうた:
ここにも、先ほどと同じスクリーンを付けています。モデルハウスと一緒ですね。
ここにベッドを置く形になっています。
照明もモデルハウスの動画で紹介したものと同じです。
モデルハウスの動画を見てきていただいた方から、「これ見た」と言っていただけることもあります。
りょうた:
収納もこれだけあります。
今回はファミリークローゼットをつくっているので、寝室側の収納は棚にしました。
そのお家に合わせて、棚にするのか、パイプにするのかを考えています。
後から変えられるようにもしているので、棚を外してパイプにしたいという場合にも対応できます。
暮らし方に合わせて考える寝室収納
3畳のファミリークローゼットを別に設けているため、寝室側の収納は棚を中心に計画しています。現在の使い方だけで決めるのではなく、後からパイプへ変更できるようにするなど、暮らし方の変化にも対応できる収納になっています。
モデルハウスと実際の住まいに大きな差をつくらない家づくり
りょうた:
ということで、本当に一通り見てきました。
どうですか?
おぐみゆ:
パッと見た感じ、モデルハウスにある天井のヒノキ板張りだったり、モデルハウスって結構豪華なイメージがあったんですけど、割と似ているんだなと思いました。
りょうた:
基本的な仕様はほとんど一緒です。
扉が無垢なのか既製品なのかといった違いはありますが、ほとんど同じです。
りょうた:
モデルハウスだけ豪華で、実際に完成見学会へ行ったら「あれ?」となることもあると思うんですけど、基本的にはほとんど同じ仕様でつくっています。
もちろん、取り入れているもののサイズ感などには違いがあります。
実際にお客様が建てた、こういうリアルなお家を見ていただいた方からも、「すごく参考になってよかった」と言っていただいています。
これからも完成したお家については、ご紹介していきたいと思っています。
りょうた:
小屋裏エアコンについても、実は今「バージョン2」を計画中です。
これから計画しているお家が完成したら、またご紹介したいと思っていますので、楽しみにしていただければと思います。
実際の住まいをイメージしやすいモデルハウス
小栗材木店では、モデルハウスと実際に建てる住まいで基本的な仕様に大きな差をつくらず、実際の家づくりをイメージしやすいようにしています。完成したお施主様のお家を見ることで、広さや素材、設備、収納、動線などをより具体的に考えるきっかけにもなります。
暮らしに合わせた工夫を積み重ねた32坪の平屋
今回ご紹介したのは、約32坪の平屋です。
玄関からパントリー・キッチンへとつながる買い物動線や、3畳のファミリークローゼット、洗濯から室内干しまでをコンパクトにまとめた脱衣室など、毎日の家事を少しでも楽にするための工夫が随所に取り入れられています。
また、現在の暮らしだけでなく、将来お子様が増えた場合にも対応できる子ども部屋や、使い方を変えられる収納など、家族の変化を見据えた計画も特徴です。
さらに、床下エアコンや小屋裏エアコンを取り入れ、今回の撮影時には6畳用エアコン1台で約32坪の平屋全体がおよそ25℃に保たれていました。
間取りや設備を一つひとつ考えるだけではなく、家族がどのように暮らし、どのように家事をするのかを考えながら組み合わせていくことが、暮らしやすい住まいにつながります。
家族の暮らしを基準に考える平屋の間取り
家事動線や収納、子ども部屋、空調など、それぞれを単独で考えるのではなく、ご家族の暮らし方に合わせて住まい全体を計画することが大切です。今回の32坪の平屋にも、日々の暮らしと将来の変化を考えた工夫が随所に取り入れられています。
恵那市・中津川市・瑞浪市など東濃エリアで平屋をご検討の方へ
小栗材木店では、恵那市を中心に、中津川市・瑞浪市など東濃エリアで注文住宅の家づくりを行っています。
「平屋にしたいけれど、どれくらいの広さが必要なのか分からない」「家事がしやすい間取りにしたい」「実際に建てた家を見ながら考えたい」など、家づくりを始めるとさまざまな疑問が出てきます。
ご家族によって必要な部屋数や収納量、使いやすい家事動線、心地よいと感じる空間は異なります。小栗材木店では、ご家族の暮らし方やご希望を伺いながら、それぞれに合った住まいを一緒に考えています。
家づくりについて気になることがある方は、小栗材木店へのお問い合わせや完成見学会への参加を通して、お気軽にご相談ください。


