【座談会】「ここはお金をかけた方がいい!」と考えるポイント

注文住宅で後悔しないために、本当に優先すべきこととは?

注文住宅では、「こんな家にしたい」「こんな設備を入れたい」と理想がどんどん広がっていきます。しかし、多くの方にとって予算には限りがあるため、すべての希望を叶えることは簡単ではありません。

だからこそ大切なのが、「何を優先し、何にお金をかけるのか」という考え方です。

今回は、小栗材木店のりょうた・おぐみゆ・あんなの3人が、実際の家づくりで「ここだけは妥協してほしくない」と考えているポイントについて、本音で語ります。


限られた予算だからこそ、お金をかける場所を見極める

りょうた:

今日は前回に引き続き、小栗材木店がおすすめする家づくりについてお話しします。その中でも今回は、「ここだけは外してほしくない」というポイントをお伝えしたいと思います。

皆さん予算には限りがありますから、どこかで優先順位を付けなければいけません。でも、その優先順位を間違えなければ、住んでから「こうしておけばよかった」と後悔することは少なくなると思っています。

これから家づくりをする方は、理想と予算のバランスに必ず悩まれると思います。

おぐみゆ:

本当にそうですよね。理想を全部取り入れようと思うと、予算はどんどん膨らんでしまいます。

りょうた:

もし大谷翔平選手みたいに予算を気にしなくていいなら、全部やればいいんです。でも、実際には限られた予算の中で、どう配分するかがすごく大切なんですよね。

その配分次第で、毎日の暮らしやストレスは大きく変わってきます。

後悔しない家づくりは「予算配分」がポイント

注文住宅では、すべての要望を叶えることよりも「何を優先するか」が重要です。限られた予算をどこに使うかによって、住み始めてからの満足度は大きく変わります。


家の大きさよりも、耐震・断熱・省エネ性能を優先してほしい

りょうた:

僕が「ここだけは諦めてほしくない」と思うのは、耐震性・耐久性、それから断熱性能や省エネ性能です。

例えば、「予算が足りないから断熱材を薄くしましょう」という話は、実は住宅業界では珍しくありません。

でも、それはあまりおすすめできないですね。

むしろ家は大きくなればなるほど外気の影響を受けやすくなるので、断熱性能はより重要になります。

家を広くすることばかりを優先して、性能を落としてしまうと、住み始めてから冷暖房費がかかったり、夏暑く冬寒い家になってしまったりする可能性があります。

だから僕は、リビングを少しコンパクトにしたり、寝室を少し小さくしたとしても、性能にはしっかりお金をかけてほしいと思っています。

おぐみゆ:

住み始めてから毎日感じる快適さって、見た目以上に大切ですもんね。

長く快適に暮らせる家は性能が土台

家の広さや設備だけでなく、耐震性・断熱性・省エネ性能は毎日の暮らしを支える重要なポイントです。デザインだけでなく、住み心地にも目を向けた予算配分が、後悔しない家づくりにつながります。


子育て世帯にとって一番大切なのは「時間」

りょうた:

あんなさんは、お客様と接する中で「ここにお金をかけてよかった」と感じるものってありますか?

おぐみゆ:

私はやっぱり、時短につながる設備ですね。

お客様も子育て世帯が本当に多いですし、私自身も同じなんですが、朝起きた瞬間から寝るまで、本当に時間がありません。

朝は子どもを起こして、ご飯を食べさせて、学校や保育園へ送り出して……その合間に食器も洗わなきゃいけない。

でも、その食器を洗う時間すら惜しいんです。

仕事から帰ってきても、ご飯を作って、お風呂に入れて、洗濯機を回して……毎日が時間との勝負です。

だから私は、夜に洗濯機を回して、乾太くんに入れて、お風呂から出た頃には乾燥が終わっているという流れが、本当に助かっています。

さらに朝、家を出る頃にはロボット掃除機が掃除をしてくれるので、自分が動かなくても家事が進んでいくんです。

だから見た目の豪華さよりも、自分がラクになる設備に投資した方が、毎日の幸せは大きくなると思います。

子育て世帯が本当に欲しいのは「自由な時間」

共働き・子育て世帯にとって、一番貴重なのは時間です。時短設備への投資は家事負担を減らし、家族と過ごす時間や心のゆとりを生み出してくれます。


家事の負担を減らす設備は、毎日の暮らしを変えてくれる

りょうた:

本当にその通りですね。

最近は共働きのご家庭が圧倒的に増えています。だから僕がお客様にご提案するときは、「30分でも20分でも家事の時間を減らせるものには、お金をかける価値があります」とお話ししています。

まだお子さんがいないご夫婦でも、お子さんが生まれると急に時間が足りなくなることが多いので、それを見越して設備を選ぶことも大切です。

例えば、

  • ミーレなどの大容量食洗機
  • 乾太くんなどのガス衣類乾燥機
  • ロボット掃除機

この3つはオプションにはなりますが、毎日の家事時間を大きく短縮してくれます。

おぐみゆ:

なくても生活はできます。

でも、それがないと毎日30分とか1時間とか、家事に時間を使うことになります。

その時間って、本当に大きいんですよね。

りょうた:

忙しいと、どうしても「早くして!」「何やってるの!」って言ってしまう場面が増えてしまいますよね。

本当はもっと笑顔で子どもと接したいのに、時間に追われることで余裕がなくなってしまう。

でも、少しお金をかけて家事がラクになれば、その分だけ家族との時間や心の余裕が生まれます。

設備への投資は、家族との時間への投資

食洗機や乾燥機、ロボット掃除機などの時短設備は、単に家事をラクにするだけではありません。毎日の忙しさを減らし、家族との時間や笑顔を増やしてくれる価値ある投資です。


見た目よりも「暮らしやすさ」を優先するという考え方

りょうた:

例えば、このモデルハウスのキッチンは、ウォールナットの面材やクォーツ天板を採用しているので、一般的なキッチンと比べると70〜80万円くらい高くなっています。

もちろん、予算に余裕があるなら、そういうデザインにこだわるのも素敵です。

でも、もし予算に限りがあるなら、僕はミーレを諦めて高級な天板を選ぶより、ミーレを選んでほしいと思います。

それにルンバも導入してほしいですね。

おぐみゆ:

乾太くんじゃなくても、ドラム式洗濯乾燥機という選択肢もありますよね。

あと私がおすすめなのは、ドラム式洗濯機と電気乾燥機を組み合わせる方法です。

一度洗濯物をほぐしてから乾燥機に入れられるので、シワになりにくいというメリットもあります。

りょうた:

そうなんです。

将来の自分の時間をお金で買えるのであれば、その選択は決して高い買い物ではないと思います。

「見た目」と「暮らしやすさ」、どちらを優先する?

デザインへのこだわりも家づくりでは大切ですが、毎日使う設備が暮らしをラクにしてくれる価値はとても大きなものです。限られた予算だからこそ、「住んでから満足できる選択」を意識することが重要です。


家事のストレスが減れば、家族の笑顔も増えていく

おぐみゆ:

子育てがひと段落した母が家に来ると、「子どもと一緒にお皿洗いをしたら?」って言うんです。

でも正直、平日はそんな余裕はありません。

休日のイベントとしてならいいけれど、毎日は難しいですよね。

りょうた:

本当にそうですね。

最近は育休を取る旦那さんも増えてきましたし、家事を夫婦で協力するご家庭も多くなっています。

だから家づくりも、「奥様だけが家事をする」という考え方ではなく、ご主人も、お子さんも協力しやすい住まいを考えることが大切です。

僕たちも、お客様だけでは気付けない部分まで考えながら、暮らしやすい間取りや設備をご提案するようにしています。

家づくりは、家族みんなが暮らしやすくなるためのもの

家事を一人だけが頑張るのではなく、家族みんなが協力しやすい住まいをつくることも、これからの家づくりでは大切な考え方です。ストレスを減らす工夫が、家族の笑顔や夫婦円満につながります。


家づくりで一番大切なのは、毎日のストレスを減らすこと

りょうた:

ここ10年くらいで、本当に共働きのご家庭が増えました。

今では10組いらっしゃれば、専業主婦のご家庭は1組いるかどうかというくらいです。

そう考えると、家づくりで大切なのは「どれだけ暮らしのストレスを減らせるか」なんですよね。

例えば、高断熱・高気密の家なら、「寒いからドア閉めて!」と言わなくても快適に過ごせます。

あんな:

確かに、それって毎日のことですもんね。

おぐみゆ:

小さなことかもしれませんけど、毎日何回も「閉めて!」って言うのは意外とストレスになります。

りょうた:

そうなんです。

実際、お子さんは寒さを感じていないので、ドアを開けっぱなしにしてしまうことも多いですよね。

でも、家全体が快適な温度なら、「閉めて」「開けっぱなしにしないで」と注意する回数も自然と減ります。

言わなくてもいいことを言わなくて済む。

こういう小さなストレスを一つずつ減らしていくことも、家づくりではすごく大切なんです。

暮らしのストレスは、住まいで減らせる

家事だけでなく、暑さ・寒さによるストレスや家族同士のちょっとしたやり取りも、住宅性能によって軽減できます。毎日感じる小さなストレスを減らすことが、快適な暮らしにつながります。


家事がラクになると、心にも余裕が生まれる

りょうた:

家事のストレスや温度のストレスを少しずつ減らしていくと、自然と心にも余裕ができます。

そうすると、ようやく「この家、かっこいいな」とか、「この空間が好きだな」と感じられるようになるんです。

逆に、毎日家事に追われている状態では、せっかくデザインにこだわった家でも、それをゆっくり眺める余裕すらありません。

あんな:

本当にそう思います。

忙しい毎日だと、「まずは家事をラクにしたい」が一番になっちゃいます。

おぐみゆ:

友達が遊びに来たときに「素敵なお家だね」と言ってもらえるのも嬉しいですけど、それ以上に、自分たちが毎日快適に暮らせることの方が大事ですよね。

りょうた:

だから僕たちは、まずは暮らしやすさを積み上げて、その上でデザインにもこだわるという順番をご提案しています。

その方が、住んでからの満足度はきっと高くなると思います。

デザインは、暮らしやすさの上に成り立つ

見た目の美しさも注文住宅の魅力ですが、毎日快適に暮らせてこそ、その良さを実感できます。まずは暮らしやすさを整え、その先にデザインを楽しむことが、後悔しない家づくりのポイントです。


「時間」と「快適さ」への投資が、後悔しない家づくりにつながる

今回の座談会では、「限られた予算をどこに使うべきか」というテーマについてお話ししました。

小栗材木店が大切にしているのは、見た目だけではなく、住んでから毎日感じる快適さや暮らしやすさです。

耐震性や断熱性能などの住宅性能にしっかり投資すること。そして、ミーレや乾太くん、ロボット掃除機など、毎日の家事をラクにする設備を上手に取り入れること。

そうした積み重ねが、家族との時間を増やし、心のゆとりや笑顔につながっていきます。


岐阜県恵那市・東濃エリアで注文住宅をご検討中の方へ

小栗材木店では、お客様一人ひとりのライフスタイルやご予算に合わせて、「本当にお金をかけるべきところ」を一緒に考えながら家づくりをご提案しています。

「予算内で後悔しない家づくりがしたい」「何を優先すればいいのか分からない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ご家族が長く快適に暮らせる住まいを、一緒に考えていきましょう。