【徹底解説】長期的にコスパ良く快適に暮らす為に!断熱等級を考えよう

家づくりで大切なのは建築費だけ?長期コストで考える断熱性能

注文住宅を検討するとき、「少しでも建築費を抑えたい」と考える方は多いのではないでしょうか。

しかし、家は建てて終わりではありません。住み始めてからも光熱費や設備交換費、メンテナンス費用など、さまざまなコストがかかります。

今回の動画では、断熱等級4の住宅と断熱等級6.5の住宅を比較し、建築費だけでは分からない「本当のコスト」について分かりやすく解説しています。

これから注文住宅をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。


初期費用だけで判断すると、本当のコストは見えてこない

りょうた:

今日は、2つのお家を比較します。

例えば、断熱等級4のお家が2,500万円、断熱等級6.5のお家が2,700万円だったとします。

建築費だけを見ると200万円の差がありますよね。

多くの方は「200万円安い方がいい」と思われるかもしれません。

でも、私がお伝えしたいのは、30年、40年住んだときのトータルコストなんです。

おぐみゆ:

建てる前だと、どうしても建築費だけで考えてしまいますね。

りょうた:

そうなんです。

でも家は30年、40年と住み続けます。

建てた後にかかるお金まで含めて考えると、どちらがお得なのかという見方が大切になってきます。

建築費だけでは見えないトータルコスト
注文住宅は、建築費だけではなく、住み始めてからの光熱費や設備交換費なども含めて比較することが大切です。


断熱性能が高いと光熱費はどれくらい変わる?

おぐみゆ:

実際には、どれくらい差が出るんですか?

りょうた:

小栗材木店でシミュレーションすると、年間の冷暖房費は約7万円違います。

30年間で考えると約210万円になります。

最初は200万円高かったとしても、光熱費だけでその差を回収できる計算になります。

おぐみゆ:

30年で210万円ですか。

そう聞くと、最初の200万円の見え方が変わりますね。

りょうた:

そうなんです。

しかも、これは今の電気代で計算した場合です。

今後、電気代が上がれば、この差はもっと大きくなる可能性があります。

そう考えると、建築費だけで判断するのは少しもったいないかなと思います。

長期的に見ると光熱費の差は大きい
高断熱住宅は建築費が高くなっても、長年暮らすことで光熱費の削減につながり、トータルコストでは有利になる可能性があります。


全館空調と断熱性能、どちらにお金をかけるべき?

おぐみゆ:

断熱等級4でも、全館空調を入れれば快適になりますよね?

りょうた:

もちろん快適になります。

ただ、全館空調システムを導入しようと思うと、300万円くらいかかるケースもあります。

おぐみゆ:

結構かかるんですね。

りょうた:

一方で、断熱等級6.5くらいまで性能を高めれば、高性能なエアコン1台で家全体を快適にできるようになります。

エアコンなら15万円くらいですから、設備に大きなお金をかけなくても快適な暮らしができます。

おぐみゆ:

じゃあ、設備よりも建物にお金をかけた方がいいということですか?

りょうた:

私はその方がいいと思っています。

全館空調は10~15年くらいで交換時期を迎えます。

交換には100万円単位の費用がかかることもありますし、更新費用が高くて、結局は普通のエアコンに替える方もいます。

でも、断熱性能は一度しっかり施工すれば、その性能は建物と一緒に残ります。

だから私は、交換が必要な設備よりも、建物そのものの性能にお金をかけることをおすすめしています。

おぐみゆ:

でも、キッチンなどの設備にお金をかけるのはどうなんでしょう?

りょうた:

もちろん、キッチンは毎日使うものなので、お金をかける価値はあると思います。

ただ、まずは家そのものの性能をしっかり確保することが大切です。

断熱性能が高く、家全体の温度や湿度が安定していると、キッチンをはじめとした住宅設備も良い環境で使い続けることができます。

結果として設備も長持ちしやすくなりますし、交換や修理の頻度を抑えられる可能性があります。

おぐみゆ:

家の性能を上げることが、設備を長く使うことにもつながるんですね。

りょうた:

そうなんです。

だから私は、まず建物本体に投資して、そのうえで予算に合わせて設備を選んでいただくのがいいと考えています。

設備と建物本体の優先順位を考える
全館空調やキッチンなどの設備は暮らしを豊かにしてくれますが、設備は将来的に交換が必要になります。長く快適に暮らすためには、まず建物本体の断熱性能を確保し、そのうえで設備とのバランスを考えることが大切です。


断熱性能は健康や住宅の寿命にも影響する

おぐみゆ:

断熱性能が高いと、光熱費以外にもメリットはありますか?

りょうた:

あります。

一番分かりやすいのは、家の中の室温ですね。

断熱性能が高い家は、リビングだけ暖かくて廊下やトイレは寒いというような温度差が少なくなります。

家全体の室温が安定するので、冬でも快適に過ごしやすくなります。

おぐみゆ:

家の中の温度差が少ないと、体への負担も減りそうですね。

りょうた:

そうですね。

急激な温度変化による体への負担を抑えやすくなるので、健康面でもメリットがあります。

おぐみゆ:

結露もしにくくなるんですよね?

りょうた:

そうなんです。

断熱性能が高い家は結露が発生しにくくなるので、カビの発生も抑えやすくなります。

さらに、キッチンや洗面台などの住宅設備も良い環境で使い続けられるため、長持ちしやすくなります。

もちろん、お家そのものの耐久性にも良い影響があります。

断熱性能は暮らし全体の快適さにつながる
高い断熱性能は、光熱費を抑えるだけではありません。家の中の温度差を小さくし、健康的で快適な暮らしを支えるだけでなく、結露やカビの発生を抑え、住宅設備や建物そのものを長持ちさせることにもつながります。


長く暮らす家だからこそ、生涯コストで考えてほしい

おぐみゆ:

こうやって聞くと、最初の建築費だけで判断するのはもったいないですね。

りょうた:

そうなんです。

もちろん、最初に200万円高いというのは大きな金額です。

でも、30年、40年住むことを考えると、その200万円だけで判断してしまうのは違うと思っています。

おぐみゆ:

長く住むことを考えると、見方が変わりますね。

りょうた:

設備は後から交換できます。

でも、断熱性能は後から簡単に上げることはできません。

だからこそ私は、交換できる設備よりも、建物そのものの性能にお金をかけることをおすすめしています。

そうすることで、住み始めてからも快適に暮らせますし、結果的にコストパフォーマンスの良い家になると考えています。

将来まで見据えた家づくりが大切
家づくりでは建築費だけで判断するのではなく、住み心地や光熱費、メンテナンス費用など、生涯を通じてかかるコストまで考えることが重要です。


建築費ではなく、生涯コストで考える家づくり

断熱等級の高い住宅は、建築費だけを見ると高く感じるかもしれません。

しかし、30年、40年と住み続けることを考えると、光熱費や設備の交換費用、快適性、住宅の耐久性など、さまざまな面で違いが生まれます。

特に、断熱性能は後から簡単に変えることができません。一方で、エアコンや全館空調などの設備は、いずれ交換の時期が訪れます。

だからこそ、家づくりでは目先の建築費だけで判断するのではなく、長く暮らしたときの生涯コストまで見据えて考えることが大切です。

「どこにお金をかけるべきか」という視点を持つことで、住み始めてからも満足できる家づくりにつながるでしょう。


注文住宅をご検討中の方は小栗材木店へご相談ください

小栗材木店では、高気密・高断熱住宅やパッシブ設計、松尾式全館空調を取り入れ、長く快適に暮らせる住まいをご提案しています。

「どこまで断熱性能を高めるべき?」
「予算と性能のバランスを相談したい」
「長期的にコストパフォーマンスの良い家を建てたい」

このようなご相談も承っています。

恵那市・中津川市・瑞浪市をはじめ、東濃エリアで注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽に小栗材木店までお問い合わせください。