断熱性能を考えるときに知っておきたいこと
家づくりを検討し始めると、「断熱性能が大切」という言葉を耳にする機会が増えます。
しかし、「UA値って何?」「断熱性能は高ければ高いほど良いの?」「HEAT20 G2ってよく聞くけれど、どんな基準なの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、小栗材木店が家づくりで大切にしている8つのこだわりポイントの一つである「断熱性能」をテーマに、UA値やHEAT20の考え方、そして小栗材木店がHEAT20 G2を標準としている理由について、りょうたとおぐみゆの対談形式でわかりやすくご紹介します。
これから注文住宅をご検討される方は、ぜひ家づくりの参考にしてください。
断熱性能は「UA値」で表される
おぐみゆ:
今日は、小栗材木店の8つのこだわりポイントの一つである「断熱性能」について教えてください。
りょうた:
はい。
断熱性能は、「UA値(ユーエー値)」という数値で表されます。
これは、お家全体の熱の逃げにくさを示す数値です。
UA値は数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いということを表しています。
つまり、UA値が低いほど、夏の暑さや冬の寒さの影響を受けにくく、快適な室内環境を保ちやすくなります。
UA値の基本的な考え方
UA値は住まい全体の熱の逃げにくさを示す指標です。数値が小さいほど断熱性能が高く、室内の快適さを保ちやすくなります。
HEAT20は断熱性能の目安となる基準
おぐみゆ:
UA値が小さいほど性能が良いということは分かりましたが、「HEAT20」という言葉もよく聞きますよね。
りょうた:
そうですね。
HEAT20は、より快適な住まいを目指すための断熱性能の目安で、G1・G2・G3の3つのグレードに分けられています。
おぐみゆ:
数字が大きいほど性能が高いんですか?
りょうた:
その通りです。
G1よりG2、G2よりG3の方が断熱性能は高くなります。
ただ、「一番性能が高いG3なら安心」という単純な話ではないんです。
HEAT20の基準
HEAT20は、快適性や省エネ性を考えた断熱性能の目安です。G1・G2・G3と性能が高くなりますが、性能だけで判断するのではなく、費用とのバランスも大切です。
断熱性能は高ければ良いというわけではない
おぐみゆ:
性能は高い方が良いと思っていました。
りょうた:
もちろん断熱性能が高いことは大切です。
ただ、断熱性能を上げるには、高性能な断熱材や窓などを採用する必要があるので、その分建築費も高くなります。
おぐみゆ:
なるほど。
りょうた:
例えば、G2からG3へ性能を上げた場合、光熱費は下がりますが、その削減できる金額が、最初にかけた追加費用を回収できるとは限りません。
だから私たちは、「性能が高ければ高いほど良い」という考え方ではなく、快適性と経済性のバランスを重視しています。
断熱性能とコストのバランス
断熱性能は高いほど快適性が向上しますが、建築費も高くなります。初期費用とランニングコストの両方を考えながら、最適な性能を選ぶことが大切です。
小栗材木店がHEAT20 G2を標準としている理由
おぐみゆ:
小栗材木店では、HEAT20 G2を標準にしているんですよね。
りょうた:
はい。
私たちは、30年程度住み続けることを前提に考えたときに、G2が快適性と経済性のバランスが最も良いと考えています。
おぐみゆ:
30年という期間で考えるんですね。
りょうた:
そうなんです。
家は建てたときの費用だけではなく、その後の光熱費も含めて考えることが大切です。
性能を上げることで光熱費は抑えられますが、そのために大きく建築費が上がってしまうと、必ずしもお客様にとってメリットが大きいとは限りません。
おぐみゆ:
だからG2なんですね。
りょうた:
はい。
もちろん、お客様のご希望によってG3レベルを目指すこともできます。
ただ、小栗材木店では、多くのお客様にとって快適に暮らせて、なおかつ費用とのバランスも良い水準として、HEAT20 G2を標準仕様としています。
HEAT20 G2を標準とする考え方
長く住み続けることを見据え、建築費と光熱費の両方を考慮した結果、小栗材木店ではHEAT20 G2を快適性と経済性のバランスが取れた基準として採用しています。
断熱性能は数値だけで判断しないことが大切
おぐみゆ:
じゃあ、家づくりではUA値やG2・G3という数字だけを見ればいいわけではないんですね。
りょうた:
その通りです。
断熱性能はもちろん大切ですが、「とにかく数値を良くすること」が目的になってしまうと、本当にお客様にとって良い家づくりとは言えません。
大切なのは、その性能によってどれだけ快適に暮らせるのか、そして長い目で見たときに費用とのバランスが取れているのか、ということです。
おぐみゆ:
性能だけではなく、暮らし全体を考えることが大切なんですね。
りょうた:
はい。
断熱性能は、快適な住まいを実現するための大切な要素の一つです。
だからこそ、数字だけを比較するのではなく、ご家族に合った性能を選ぶことが、後悔しない家づくりにつながると思います。
断熱性能の選び方
UA値やHEAT20の数値だけで判断するのではなく、快適性・経済性・暮らし方を総合的に考えながら、ご家族に合った断熱性能を選ぶことが重要です。
快適で後悔しない家づくりにつながる断熱性能の考え方
今回ご紹介したように、断熱性能は「数値が高いほど良い」と単純に考えるものではありません。
大切なのは、快適性・経済性・住み始めてからの暮らしやすさまで含めて考えることです。
小栗材木店では、30年という長い期間を見据えたときに、お客様にとって最もバランスが良い断熱性能として、HEAT20 G2を標準仕様としています。
もちろん、ご家族によって求める性能やご予算は異なります。
だからこそ、UA値やHEAT20の数値だけを比較するのではなく、「どのような暮らしをしたいのか」「その性能が本当に自分たちに合っているのか」を考えながら家づくりを進めることが、後悔しない住まいにつながります。
断熱性能について気になる方は小栗材木店へ
「HEAT20 G2とG3では何が違うの?」「自分たちの暮らしにはどのくらいの断熱性能が合っているの?」など、断熱性能について疑問や不安がある方は、ぜひ小栗材木店へお気軽にご相談ください。
小栗材木店では、UA値などの性能値だけでなく、ご家族の暮らし方やご予算、生涯コストまで含めて、一人ひとりに合った住まいをご提案しています。


