注文住宅は家具配置まで考えて間取りを決めることが大切
家具を置いたら「思っていたより狭い…」と後悔しないために
注文住宅では、間取りやデザインに目が向きがちですが、実際に暮らし始めてから後悔しやすいポイントの一つが「家具配置」です。
「ダイニングテーブルを置いたら通路が狭くなった」
「ソファを置いたらテレビとの距離が近すぎた」
「コンセントの位置が家具に隠れて使いづらい」
このような後悔は、間取りを考える段階で家具のサイズや配置まで計画しておくことで防ぐことができます。
今回は、家具配置を考えた家づくりのポイントをご紹介します。
家具は「住んでから考える」では遅い?
家づくりでは、建物が完成してから家具を選ぼうと考える方も少なくありません。
しかし、実際には家具のサイズや配置を先に考えておくことで、暮らしやすさは大きく変わります。
おぐみゆ:
家具って、家が完成してから考えても大丈夫だと思っていました。
りょうた:
そう思われる方は多いですね。でも、小栗材木店では間取りを考える段階から家具の配置までイメージして設計しています。そうすることで、生活動線やコンセントの位置まで無理のない計画ができます。
ダイニングテーブルは生活スタイルに合わせて選ぶ
ダイニングは、食事だけでなく、お子さまが宿題をしたり、ご家族で会話を楽しんだりする大切な場所です。
だからこそ、見た目だけでなく、人数や使い方に合ったサイズを選ぶことが重要になります。
おぐみゆ:
ダイニングテーブルって、どのくらいの大きさが使いやすいんでしょうか?
りょうた:
ご家族の人数にもよりますが、お子さまが二人いるご家庭なら、将来的なことも考えて約2mくらいあると使いやすいですね。宿題を並んでしたり、ご家族でゆったり食事を楽しんだりできます。
テーブルの形によって使い勝手も変わる
ダイニングテーブルには、長方形や正方形、丸型などさまざまな形があります。
それぞれに特徴があるため、間取りやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
おぐみゆ:
丸いテーブルと四角いテーブルでは、使い勝手も違いますか?
りょうた:
この間取りであれば、丸でも四角でも対応できるように設計しています。最初から家具を置くことを想定してスペースを確保しているので、あとから家具選びで困ることが少ないですね。
色や素材をそろえると空間に統一感が生まれる
家具を選ぶときは、サイズだけでなく色や素材も意識すると、空間全体がまとまりやすくなります。
おぐみゆ:
インテリアをおしゃれに見せるコツはありますか?
りょうた:
難しく考えすぎなくても大丈夫です。例えば、白・木目・畳など、使う色を3色程度にまとめたり、家具やキッチンの素材感をそろえたりするだけでも、統一感のある空間になります。
家具コーディネートのポイント
インテリアを考える際には、次のようなポイントを意識するとまとまりやすくなります。
- 使用する色は3色程度にまとめる
- 木目など素材感をそろえる
- キッチンや床材との相性も考える
- 家具だけが目立ちすぎないよう全体のバランスを見る
シンプルなルールですが、これだけでも統一感のある心地よい空間に近づきます。
リビングは「家具を置いた後の広さ」を考えることが重要
ダイニングの次に考えたいのが、リビングの家具配置です。
「リビングは広ければ広いほどいい」と思われることもありますが、実際には広さだけでは暮らしやすさは決まりません。
ソファやテレビをどこに置くか、どれくらいの通路幅を確保するかなど、家具を配置した状態をイメージすることが大切です。
おぐみゆ:
リビングって、何畳あれば十分なんでしょうか?
りょうた:
畳数だけでは判断できないですね。家具をどう配置するかによって、同じ広さでも使いやすさは大きく変わります。小栗材木店では、家具を配置した状態を想定して間取りを考えています。
ソファを置くことを前提にレイアウトを考える
リビングでは、ソファを中心に家具を配置するご家庭が多くあります。
だからこそ、ソファを置いたときに人がスムーズに通れるか、圧迫感がないかを事前に確認しておくことが重要です。
おぐみゆ:
ソファのサイズは、どのくらいがおすすめですか?
りょうた:
ご家族構成にもよりますが、2人掛けや3人掛けを置くことを想定して設計しています。通路幅も確保しながら配置できるように考えています。
リビングのスペースを有効に使うためには、家具そのものの大きさだけでなく、人が移動しやすい動線を確保することも欠かせません。
ソファが大きすぎると圧迫感が出てしまい、反対に小さすぎると家族全員がゆったり座れないこともあります。
ご家族の暮らし方に合わせて、最適なサイズを選ぶことが大切です。
テレビとの距離も間取り計画のポイント
ソファを配置する際には、テレビとの距離も考えておきたいポイントです。
近年はテレビの高画質化が進み、以前より近い距離でも快適に視聴できるようになっています。
おぐみゆ:
テレビとの距離って、どれくらい取ればいいんですか?
りょうた:
今回の間取りでは、約2.2mほど確保しています。55インチ程度のテレビを想定していますが、最近の4K・8Kテレビなら、この距離でも十分見やすいですね。
以前は「テレビは近くで見ないほうがいい」と言われていましたが、それは画素数が少ないテレビが主流だった頃の話です。
現在の高画質テレビでは、適切な距離であれば近めでも快適に視聴できるため、リビング全体のレイアウトに合わせて計画することができます。
コンセントの位置まで考えておくと暮らしやすい
家具配置を考えるうえで、意外と見落としがちなのがコンセントの位置です。
せっかく使いやすい間取りでも、コンセントが家具に隠れてしまうと、スマートフォンの充電や掃除機の使用などで不便を感じることがあります。
おぐみゆ:
コンセントって、そんなに重要なんですね。
りょうた:
はい。例えばソファの近くにコンセントがあると、スマートフォンの充電をしながらくつろげますし、とても便利です。家具を置く位置が決まっているからこそ、コンセントも使いやすい場所に計画できます。
また、テレビ周りのコンセントも工夫しています。
配線が見えてしまうと生活感が出やすいため、テレビの裏側にコンセントを設けることで、コードを目立ちにくくしています。
テレビを浮かせるとリビングがすっきり見える
最近は壁掛けテレビを採用されるご家庭も増えています。
テレビボードを置かずにテレビを壁掛けにすることで、床が広く見え、掃除もしやすくなるというメリットがあります。
おぐみゆ:
壁掛けテレビって、おしゃれですよね。
りょうた:
そうですね。テレビを浮かせることで空間がすっきり見えますし、配線も隠せるので生活感が出にくくなります。もちろん、置き型でも対応できるように設計していますので、ご家族の好みに合わせて選んでいただけます。
家具計画は「間取り」と一緒に考えることが後悔しないコツ
家具選びというと、「家が完成してから考えるもの」というイメージを持たれる方も多いですが、実際には家づくりの計画段階から考えておくことで、暮らしやすさは大きく変わります。
家具を置く位置が決まっていれば、通路の広さやコンセントの位置、照明計画まで暮らしに合わせて設計することができます。
おぐみゆ:
家具のことって、いつ頃相談するのがいいんですか?
りょうた:
間取りを考えている段階ですね。コンセントや照明の位置を決めるタイミングで、「ここにソファを置く」「ここにダイニングテーブルを置く」といったことまで一緒に考えています。
家具サイズを決めておくと家づくりがスムーズになる
家具のサイズを事前に決めておくことで、住み始めてからの「思っていたのと違う」を減らすことができます。
例えば、
- ダイニングテーブルを置いたら椅子が引きにくい
- ソファを置いたら通路が狭くなった
- テレビボードが想定より大きかった
こうした失敗は、間取りの段階で家具を想定していれば避けやすくなります。
おぐみゆ:
家具のサイズまで決めて設計してもらえると安心ですね。
りょうた:
そうですね。もちろん後から家具を変えることもありますが、「このくらいのサイズを置く」という基準を決めて設計することで、暮らしやすい空間になります。
リビングは「畳数」だけで判断しない
「20畳以上のLDKがいい」
「できるだけ広いリビングがほしい」
そんなご要望をいただくこともあります。
もちろん広さは大切ですが、それ以上に重要なのは空間の使い方です。
おぐみゆ:
やっぱり広いリビングのほうがいいんですよね?
りょうた:
広ければいいというわけではありません。同じ20畳でも、部屋の形や家具の配置によって広く感じることもあれば、逆に狭く感じることもあります。
例えば、
- 正方形に近いLDK
- 横長のLDK
- 一部が出入りした変形のLDK
では、家具の置きやすさや視線の抜け方が変わります。
そのため、小栗材木店では単純な畳数だけでなく、「家具を配置したときに広く感じられるか」という視点で間取りを検討しています。
暮らしをイメージした家づくりが大切
家づくりで本当に大切なのは、「どんな家に住みたいか」だけではありません。
「そこでどんな暮らしをしたいか」を具体的にイメージすることが、後悔しない住まいづくりにつながります。
例えば、
- お子さまがダイニングで宿題をする
- 家族みんなでソファに座って映画を見る
- スマートフォンを充電しながらくつろぐ
- 配線が見えないすっきりしたリビングで過ごす
こうした日常のシーンを想像しながら家具計画を進めることで、完成後の満足度も高まります。
まとめ
注文住宅では、家具は「あとで選ぶもの」ではなく、「間取りと一緒に考えるもの」です。
今回ご紹介したポイントをまとめると、
- 家具配置を考えて間取りを計画する
- ダイニングテーブルは家族構成や将来の暮らしも考えて選ぶ
- ソファやテレビのサイズ・配置を事前にイメージする
- コンセントや照明も家具配置に合わせて計画する
- 広さだけでなく、部屋の形や動線も重要
- 色や素材を統一すると、まとまりのある空間になる
毎日過ごすリビングやダイニングだからこそ、家具を置いた後の暮らしまで考えて設計することが、長く快適に暮らせる住まいにつながります。
家具配置も含めた家づくりのご相談は小栗材木店へ
小栗材木店では、岐阜県恵那市を中心とした東濃エリアで、高気密・高断熱、自然素材、パッシブ設計を取り入れた注文住宅をご提案しています。
間取りを考える際には、建物だけを見るのではなく、家具の配置や生活動線、コンセント計画まで含めて、一つひとつ丁寧に打ち合わせを行っています。
「この家具を置きたいけれど、間取りはどう考えればいい?」
「今使っている家具を新しい家でも使いたい」
「暮らしやすいリビングをつくりたい」
そんなご相談もお気軽にお寄せください。
また、今回ご紹介した内容はYouTubeでも詳しく解説しています。
実際の間取りを見ながら、家具配置の考え方やレイアウトのポイントをご紹介していますので、ぜひ動画もあわせてご覧ください。
家づくりは、完成したときではなく、暮らし始めてから本当の価値が分かるものです。
だからこそ、小栗材木店は「住んでからの暮らし」を大切にした家づくりをご提案しています。


