【Q&A 注文住宅】平屋住宅に関するあれこれ質問!

平屋住宅のメリット・デメリットとは?後悔しない家づくりのポイントを工務店が解説

近年、子育て世帯からシニア世代まで幅広い年代に人気の平屋住宅

「平屋って本当に暮らしやすいの?」「収納は足りる?」「地震に強いって本当?」など、家づくりを考え始めると気になることがたくさんあります。

今回は、小栗材木店に寄せられた平屋住宅に関するよくある質問に、りょうたが回答します。

平屋のメリット・デメリットはもちろん、収納計画や耐震性、中庭の考え方など、これから恵那市で注文住宅をご検討中の方にも参考になる内容です。


平屋のメリットとデメリットは?

おぐみゆ:
平屋のメリットとデメリットは?

りょうた:
平屋のメリットは、やっぱり生活動線が短いことですね。階段の上り下りがないので、とても楽に暮らせます。

一方でデメリットとしては、家全体がつながっている分、プライバシーを確保するには設計の工夫が必要になります。

また、2階建てと比べると建築費用が高くなりやすく、ある程度広い土地も必要になるので、誰でも選べるわけではないという点があります。

平屋が人気の理由

平屋はワンフロアで生活が完結するため、家事や子育て、将来の暮らしまで見据えた住まいとして人気があります。

一方で、費用や土地条件、プライバシーへの配慮など、平屋ならではの特徴もあるため、自分たちの暮らしに合っているかを確認しながら計画することが大切です。


狭い土地でも平屋は建てられる?

おぐみゆ:
土地が狭くても平屋は建てられますか?

りょうた:
土地の広さや希望する建物の大きさによりますが、意外と建てられるケースもあります。

実際に50坪の土地へ約29坪の平屋を建てた例もありますので、「無理かな」と思っていても、一度相談してみる価値はあります。

おぐみゆ:
思っていたより建てられることもあるんですね。

りょうた:
そうですね。設計次第で実現できる場合もあります。

まずは敷地条件を確認しましょう

土地だけを見て「平屋は無理」と判断してしまうのは早いかもしれません。

建ぺい率や配置計画などを含めて検討すると、希望に近いプランが実現できることもあります。


平屋でも収納スペースは十分確保できる?

おぐみゆ:
平屋でも収納スペースは確保できますか?

りょうた:
もちろんできます。

収納は設計次第ですね。

同じ延床面積で比較すると、平屋には階段や2階の廊下がないので、その分を収納スペースとして活用できます。

意外と2階建てより収納を確保しやすいケースもありますよ。

収納は広さより設計が重要

平屋は限られた面積をどう使うかがポイントです。

階段や廊下が不要になるメリットを活かせば、収納量を確保しながら暮らしやすい間取りをつくることができます。


平屋でも開放感のある家はつくれる?

おぐみゆ:
平屋でも開放感は出せますか?

りょうた:
出せます。

平屋は2階がないので、リビングを勾配天井にしやすいんです。

屋根の形状に合わせて天井を高くすることで、より開放的な空間になります。

これは平屋ならではの魅力ですね。

勾配天井が平屋の魅力を引き立てる

天井を高く見せることで、実際の広さ以上にゆとりを感じられる空間になります。

平屋では勾配天井を取り入れやすく、開放感のあるリビングを実現しやすいのが特徴です。

平屋は地震に強いって本当?

おぐみゆ:
平屋は地震に強いって本当ですか?

りょうた:
半分本当ですね。

何も考えずにつくるのであれば、2階建てより平屋の方が有利です。

ただ、例えば2階建てでも耐震等級3でしっかり構造計算された住宅なら、平屋より安全性が高い場合もあります。

つまり、「平屋だから絶対に地震に強い」というわけではありません。

大切なのは、耐震等級3なのか、しっかり構造計算されているのかという点です。

おぐみゆ:
なるほど。平屋というだけでは決まらないんですね。

りょうた:
そうですね。平屋は耐震性を高めやすいというのが正しい表現だと思います。

耐震性は建物全体で考えることが大切

「平屋だから安心」「2階建てだから不安」と単純に判断することはできません。

建物の構造や耐震等級などを含めて、安全性を確認することが重要です。


将来、平屋を2階建てへ増築できる?

おぐみゆ:
将来、2階を増築することはできますか?

りょうた:
不可能ではありませんが、かなり難しいですね。

平屋は屋根の重さだけを想定して構造計算をしています。

そこへ2階を載せるとなると、大幅な補強が必要になります。

さらに住みながら工事をするのも現実的ではありません。

屋根を外して工事をするので、天候の問題もありますし、かなり大掛かりになります。

一方で、最近は2階建てを平屋のように減築するリフォームも増えてきています。

こちらは今後さらに増えていくかもしれません。

将来の暮らしまで考えた間取りを

将来的な増築を前提にするよりも、最初の段階で家族構成やライフスタイルの変化まで考えたプランを検討することが、後悔しない家づくりにつながります。


平屋ならではの照明計画とは?

おぐみゆ:
平屋ならではの照明計画ってありますか?

りょうた:
ありますね。

平屋は勾配天井を活かせるので、その天井を照らす間接照明や、天井面を照らす照明計画がよく映えます。

2階建てでもできなくはありませんが、平屋の方が勾配天井を取り入れやすいので、照明デザインも楽しみやすいですね。

照明は空間の印象を大きく左右する

勾配天井と照明を組み合わせることで、昼と夜で異なる表情を楽しめるリビングになります。

平屋ならではの開放感を、照明計画によってさらに引き立てることができます。


中庭のある平屋は実際どう?

おぐみゆ:
中庭のある平屋って実際どうですか?

りょうた:
すごくいいですよ。

ただ、おすすめできるのは、お金に余裕がある方ですね。

同じ断熱性能でも、中庭があると暖房費・冷房費が1.4〜1.5倍くらいになることがあります。

外壁や屋根の面積が増えることで、外気の影響を受けやすくなるからです。

もちろん、中庭はプライベートな空間をつくれる魅力がありますし、とても心地よい空間になります。

ただ、初期費用もランニングコストも高くなりやすいので、そこは理解した上で選ぶことが大切です。

おぐみゆ:
りょうたさん自身ならどうしますか?

りょうた:
僕なら選ばないですね。

デザイン性とランニングコストのバランスを考える

中庭は魅力的な空間になりますが、その分コストも増えます。

家づくりでは見た目だけでなく、住み始めてからの光熱費や維持費まで含めて検討することが大切です。


平屋を選ぶなら暮らしやすさと将来まで考えた設計を

今回の動画では、平屋住宅について多く寄せられる質問にお答えしました。

平屋は生活動線がシンプルで暮らしやすく、勾配天井による開放感や収納計画の自由度など、多くの魅力があります。

一方で、建築費用や土地条件、中庭によるランニングコストなど、平屋ならではの特徴もあります。

大切なのは、「平屋だから良い」「2階建てだから良い」と決めつけるのではなく、ご家族の暮らし方や将来設計に合った住まいを選ぶことです。

小栗材木店では、土地条件やご予算、ライフスタイルに合わせて、本当に暮らしやすい住まいをご提案しています。