造作洗面台で叶える、暮らしに合わせた洗面空間
家づくりの中で、毎日必ず使う場所のひとつが洗面スペースです。
朝の身支度では家族が同じ時間に使ったり、ドライヤーやスキンケア用品などを置いたりと、実際に暮らし始めてみると「もう少しこうだったら使いやすかったのに」と感じやすい場所でもあります。
今回の動画では、小栗材木店のモデルハウスにある造作の洗面化粧台をご紹介しています。
家族が並んで使える2ボウルの洗面台をはじめ、モールテックスを使った仕上げ、間接照明、コンセントや収納の配置など、見た目と使いやすさの両面から工夫しました。
造作洗面台を検討している方はもちろん、「自分たちの暮らしに合った洗面所をつくりたい」という方にも参考にしていただける内容です。
暮らし方に合わせてつくる造作洗面台
おぐみゆ:
今回は、モデルハウスの洗面化粧台ですね。
りょうた:
はい。こちらは既製品の洗面化粧台ではなく、大工さんや左官屋さんの手仕事でつくったオリジナルの造作洗面台です。
造作の魅力は、お客様の家族構成や「こんなふうに使いたい」という希望を聞きながら、暮らしに合わせて一からつくれることですね。
おぐみゆ:
既製品の中から選ぶのではなくて、使い方に合わせてつくっていけるんですね。
りょうた:
そうですね。このモデルハウスでは、共働きのご家庭を想定しています。
朝は家族の身支度の時間が重なって、洗面台が混みやすいですよね。そこで、洗面ボウルを2つ設けた2ボウルの洗面台にしました。
横に並んで使えるので、同じ時間帯に身支度をするときにも使いやすいように考えています。
家族の暮らし方から考える洗面台
造作洗面台の魅力は、デザインを自由に選べることだけではありません。家族構成や使う時間帯、洗面所で何をするのかなど、実際の暮らし方に合わせて計画できることも大きな特徴です。
間接照明とモールテックスでつくる洗面台のデザイン
おぐみゆ:
造作にするなら、やっぱり見た目にもこだわりたいですよね。
りょうた:
そうですね。「人とは違うものをつくりたい」「かっこいい洗面台にしたい」という方もいらっしゃると思います。
この洗面台では、鏡の上下に間接照明を入れています。
おぐみゆ:
照明が入るだけでも、かなり雰囲気が変わりますね。
りょうた:
少し非日常感のある空間になりますよね。
そして、この黒いカウンターも既製品ではありません。大工さんに下地を組んでもらい、最後に左官屋さんに仕上げてもらっています。
使っているのが「モールテックス」という仕上げ材です。モルタルのような質感を表現できる材料で、この洗面台では黒を選んでいます。
水まわりにも取り入れたモールテックス
おぐみゆ:
見た目はコンクリートみたいな感じですね。
りょうた:
そうですね。モルタル調の仕上がりです。
造作洗面台を木でつくる場合、水に濡れたらこまめに拭くなどのお手入れが必要になることがあります。
この洗面台では、水まわりで使うことも考えてモールテックスを採用しています。
おぐみゆ:
洗面台って、どうしても水が飛びますもんね。
りょうた:
そうなんです。
それと、モールテックスならではなのが、この表面のムラですね。
左官屋さんがコテで仕上げるときに、あえて表情をつけています。
おぐみゆ:
均一じゃないところが、逆に味になっているんですね。
りょうた:
そうですね。この風合いを楽しみたい方には人気があります。
色もいろいろ選べます。このモデルハウスでは黒を使っていますが、青や緑、赤などでつくることもできます。
キッチンやカウンター、テーブルなどに使われることもありますね。
素材の表情まで楽しめる造作洗面
モールテックスの魅力のひとつが、左官仕上げならではの表情です。均一な仕上がりとは異なるコテのムラや質感も含めて、洗面空間のデザインとして楽しめます。
使う場所まで考えたコンセント計画
りょうた:
コンセントの位置にもこだわっています。
おぐみゆ:
ここにあるんですね。黒い洗面台に合わせているから、あまり目立たないですね。
りょうた:
そうなんです。ここに白いコンセントを使うと目立ってしまうので、黒に合わせています。
それから、今使う場所だけではなく、あとから使う可能性がある場所にも配置しています。
おぐみゆ:
洗面所はドライヤーなど、電源を使うものも多いですもんね。
りょうた:
そうですね。造作だからこそ、どこで何を使うのかまで考えながら位置を決めていくことができます。
使い方から決めるコンセントの位置
洗面所のコンセントは、数だけではなく「どこで使うか」も大切です。造作洗面では、洗面台の形や日々の使い方と合わせて、必要な位置を考えていくことができます。
必要なものを使いやすく収める造作収納
おぐみゆ:
収納も手づくりなんですね。
りょうた:
はい。この棚も造作しています。
造作なら、「こういう生活がしたい」「ここにこんな収納が欲しい」という話を聞いて、一から設計することができます。
見た目から考えていただいてもいいですし、「朝、洗面所が混んで困っている」「ここに収納が欲しい」といった困りごとから考えていくこともできます。
おぐみゆ:
そこは造作ならではの小回りが利くところですね。
りょうた:
そうですね。
このモデルハウスでは、それぞれが使えるように収納スペースもつくっています。家族で使う洗面台だからこそ、誰が何をどこに収納するのかまで考えておくと使いやすくなります。
収納量だけではなく使い方まで考えた設計
洗面収納は、たくさん入れば使いやすいとは限りません。家族が洗面所で何を使うのか、どこにあると取り出しやすいのかまで考えることで、暮らしに合った収納を計画できます。
高窓や窓枠にもこだわったすっきりとした洗面空間
りょうた:
洗面台だけではなく、窓の見せ方にもこだわっています。
こちらは高窓にして、天井とフラットに見えるようにしています。
おぐみゆ:
窓の枠もあまり目立たないですね。
りょうた:
通常は窓の四方に木の枠が回ることがありますが、ここではできるだけ存在感を消すため、下枠以外はクロスを巻き込んで仕上げています。
そうすることで、よりすっきりとした印象になるように計画しました。
洗面台だけでなく空間全体を整えるデザイン
造作洗面を考えるときは、洗面台そのものだけでなく、照明や窓、収納など周囲とのバランスも大切です。細かな部分まで合わせて考えることで、洗面空間全体に統一感を持たせることができます。
実際に見て触れてわかるモールテックスの質感
りょうた:
このモールテックスは、小栗材木店でもこのモデルハウスで初めて採用したものです。
気に入っていただければ、造作洗面だけでなく、テーブルなどに取り入れることもできます。
おぐみゆ:
実際に触ると、ちょっと独特ですよね。
りょうた:
そうなんです。ツルツルしているようで、少しザラッとした感じもあります。
写真で見るだけでは、この質感まではなかなかわかりません。
既製品でも似たような見た目のものはありますが、実際に触ってみると印象が違うので、ぜひモデルハウスで見て触っていただきたいですね。
写真だけでは伝わりにくい素材の質感
家づくりでは、色やデザインだけでなく、触ったときの感触も素材選びの大切な要素です。特に左官仕上げのような素材は、実物を見ることでより具体的に仕上がりをイメージできます。
モールテックスを採用した場合の費用
おぐみゆ:
さっきのキッチンの話でも気になりましたけど、やっぱり聞きたいのがお値段ですよね。
りょうた:
そうですよね。
今回の洗面台の場合、このモールテックスの仕上げでだいたい15万円です。
おぐみゆ:
やっぱりそれなりにしますね。
りょうた:
工程が多いんです。下塗りから最後のコーティングまで5工程ほどあり、左官屋さんが手間をかけて仕上げています。
そのため、決して安い仕上げではありません。
ただ、この独特の質感や水まわりでの使いやすさなども含めて考えると、採用するメリットはあると思っています。
※動画で紹介している約15万円は、このモデルハウスの洗面台にモールテックス仕上げを施工した際の金額です。施工する範囲や仕様などによって費用は異なります。
価格だけでなく、取り入れたい理由を考える素材選び
造作洗面では、選ぶ素材や仕上げによって費用も変わります。「見た目が好きだから」「水まわりに取り入れたいから」など、自分たちが何を大切にしたいのかを整理しながら選ぶことが大切です。
家族の暮らしに合わせて一からつくる造作洗面
おぐみゆ:
今回はモデルハウスの造作洗面化粧台をご紹介しました。
りょうた:
はい。小栗材木店で注文住宅を建てていただく方の中にも、造作洗面をご希望される方はいらっしゃいます。
やっぱり、自分の好みや生活に合った洗面化粧台が欲しいという方が多いですね。
家族構成はもちろん、洗面台をどう使うのか、朝に家族みんなで使うのか、それとも使う時間帯が少しずつ違うのか。そうしたことを聞きながら、一からつくっていきます。
おぐみゆ:
「造作洗面にしたい」と決めていても、具体的にどうすればいいかわからない方もいそうですね。
りょうた:
そういう方も、「こんな洗面台に憧れている」というイメージがあれば、ぜひ相談していただければと思います。
どんな素材を使うのか、どんな色にするのかを一緒に考えていけるのも、注文住宅ならではの楽しみのひとつだと思います。
自分たちの暮らしを形にできる造作の魅力
造作洗面は、見た目を自由にデザインするだけのものではありません。家族構成や生活スタイル、収納したいもの、使う時間帯などを整理しながら、自分たちに合った形を考えていけることが大きな魅力です。
暮らしやすさと好みを両立する造作洗面の考え方
造作洗面台というと、「おしゃれな洗面所にするためのもの」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
今回ご紹介したモデルハウスでは、モールテックスや間接照明によるデザインだけでなく、朝の混雑を考えた2ボウル、使う場所を考えたコンセント、家族に合わせた収納など、日々の使いやすさも考えながら計画しています。
既製品の洗面化粧台にもさまざまな選択肢がありますが、「朝、家族で洗面台を使うと混んでしまう」「ここに収納が欲しい」「好きな素材を使いたい」といった希望がある場合には、造作という選択肢もあります。
注文住宅だからこそ、まずは「どんな洗面台にするか」ではなく、家族がそこでどんなふうに過ごすのかから考えていくことが、自分たちに合った洗面空間につながります。
恵那市周辺で造作洗面のある家づくりをご検討の方へ
小栗材木店では、ご家族の生活スタイルや家づくりへの希望を伺いながら、洗面台をはじめとした住まいの計画を一緒に考えています。
「こんな雰囲気の洗面台に憧れている」「朝の身支度がしやすい洗面所にしたい」「造作にするとどのくらい費用がかかるのか知りたい」など、まだ具体的な形が決まっていない段階でもご相談いただけます。
今回ご紹介したモールテックスの質感や造作洗面のサイズ感は、写真だけでは伝わりにくい部分もあります。モデルハウスでは、実際に見て触れながらご確認いただけます。
恵那市を中心とした東濃エリアで注文住宅をご検討の方は、小栗材木店へのお問い合わせやモデルハウスの見学を通して、ご家族の暮らしに合った住まいについてお気軽にご相談ください。


