情報があふれる時代の家づくり
InstagramやYouTubeには、おしゃれな注文住宅の施工事例やルームツアーが数多く投稿されています。理想の家づくりをイメージするうえで、とても参考になる情報ばかりです。
しかし、その情報を見れば見るほど「これも取り入れたい」「あれも素敵」と希望が増え、気づけば予算オーバーになってしまうケースも少なくありません。
今回は、家づくりを進める中で実際によくある悩みをもとに、「どのように情報を取り入れれば後悔しない家づくりにつながるのか」を、りょうたとおぐみゆの対談形式でお伝えします。
これから注文住宅を検討される方は、ぜひ参考にしてください。
InstagramやYouTubeは参考になる。でも、見すぎには注意
おぐみゆ:
最近はInstagramやPinterest、YouTubeなどで、たくさんの施工事例を見ることができますよね。
りょうた:
そうですね。
今は本当に便利な時代で、おしゃれなトイレやキッチン、リビングなど、さまざまな事例をすぐに見ることができます。
ただ、そうした投稿は、それぞれのお施主様が「ここが一番こだわった」というポイントを紹介しているものなんです。
おぐみゆ:
確かに、どれも魅力的に見えます。
りょうた:
そうなんです。
それを何十件、何百件と見ていると、「全部取り入れたい」という気持ちになってしまいます。
でも、それぞれのお家には予算があり、優先順位を考えながら選択しています。
こだわりポイントだけを集めてしまうと、予算的にかなり厳しくなってしまうこともあるんです。
情報の取捨選択が重要
InstagramやYouTubeは家づくりの参考になりますが、紹介されているのは「その家のこだわりポイント」です。良い部分だけを集めようとすると、予算オーバーにつながる可能性があります。
「全部やりたい」が予算オーバーにつながる
おぐみゆ:
最近は「これは絶対取り入れたい」という要望も増えているんでしょうか?
りょうた:
増えていますね。
例えば、「全部ハイドアにしたい」「SNSで見たデザインを全部取り入れたい」というご相談もあります。
もちろん、好きなデザインを取り入れることは悪いことではありません。
ただ、家づくりには予算があります。
だからこそ、ご要望をできるだけ叶えながら、コンパクトにまとめることも大切なんです。
おぐみゆ:
デザインは足し算になりがちですよね。
りょうた:
そうなんです。
色や素材、設備をどんどん追加していくと、家全体のバランスも崩れやすくなります。
洋服のコーディネートと同じで、色を増やせば増やすほど難しくなるんです。
だからこそ、引き算を意識してシンプルにまとめる方が、飽きのこないデザインになりやすいですし、コストダウンにもつながります。
デザインと予算のバランス
「足し算」ではなく「引き算」を意識することで、統一感のある住まいになり、減額にもつながります。
家づくりで本当に大切なのは「暮らしの豊かさ」
おぐみゆ:
細かい金額だと気にならなくても、積み重なると大きな差になりそうですね。
りょうた:
そうなんです。
家づくりでは2,000万円、3,000万円という大きな金額を見ているので、「10万円くらいなら」と感じてしまう方も多いんです。
でも、その10万円、20万円という追加が積み重なることで、最終的には何百万円もの予算オーバーになることがあります。
おぐみゆ:
確かに、感覚が少し麻痺してしまいそうですね。
りょうた:
例えば、キッチンの面材の色を変更するだけでも10万円ほど追加になるケースがあります。
もちろん、お気に入りのデザインを選ぶことも大切です。
ただ、その10万円をかけることで、本当に暮らしが豊かになるのか、一度立ち止まって考えていただきたいんです。
例えば、その予算があれば、お子さんの習い事に使うこともできますし、ご家族で旅行に出かけることもできますよね。
家を建てることがゴールではなく、建てた後の暮らしを豊かにすることが一番大切だと思っています。
暮らしを基準にした予算配分
追加費用を検討するときは、「本当に暮らしが豊かになる選択なのか」という視点を持つことが、後悔しない家づくりにつながります。
お金をかけるべきなのは「見た目」だけではない
おぐみゆ:
逆に、お金をかけた方がいいものはありますか?
りょうた:
もちろんあります。
例えば、ミーレの食洗機や乾太くんのように、毎日の家事を楽にしてくれる設備は、暮らしの満足度を高めてくれるので、投資する価値があると思います。
おぐみゆ:
見た目よりも、暮らしやすさにつながるものを優先するということですね。
りょうた:
そうですね。
また、「耐久性が高いキッチンにしたい」というご相談もありますが、小栗材木店では少し違う考え方をしています。
例えば、しっかり除湿ができて、空調計画も考えられた住まいなら、湿気による傷みを抑えやすくなります。
そうした住環境を整えることで、標準的なキッチンでも十分長く使えるケースが多いんです。
だからこそ、高価な設備にお金をかける前に、建物そのものの性能や住環境を整えることをおすすめしています。
建物性能と暮らしやすさへの投資
家事を楽にする設備には価値があります。一方で、設備のグレードを上げるだけではなく、建物の性能や住環境を整えることも、長く快適に暮らすための大切な考え方です。
家づくりで大切なのは、自分たちの「基準」を持つこと
おぐみゆ:
InstagramやYouTubeを見ること自体は悪いことではないんですよね。
りょうた:
もちろんです。
いろいろな施工事例を見ることで、「こんな家に住みたい」というイメージが広がるのは、とても良いことだと思います。
ただ、見すぎてしまうと、「これも必要」「あれも必要」と冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。
おぐみゆ:
確かに、見れば見るほど迷ってしまいそうです。
りょうた:
そうですね。
「ハイドアじゃないとダメ」「この設備じゃないとダメ」と決めつけるのではなく、ご家族にとって本当に必要かどうかを考えることが大切です。
住宅会社とも相談しながら、ご自身の暮らしに合った選択をしていただければと思います。
情報との付き合い方
InstagramやYouTubeは家づくりの参考になりますが、すべてを取り入れる必要はありません。情報に振り回されるのではなく、自分たちの暮らしに合った選択をすることが大切です。
予算内で満足できる家づくりの考え方
おぐみゆ:
実際には、予算オーバーになってしまう方も多いんですか?
りょうた:
そうですね。
追加費用が500万円ほどになってしまうケースもあります。
毎月の住宅ローンに換算すると負担も大きくなるので、暮らしへの影響は決して小さくありません。
おぐみゆ:
そうなる前に、優先順位を整理しておくことが大切なんですね。
りょうた:
その通りです。
家づくりを進めていると、「せっかくだから」と追加したくなる気持ちはよく分かります。
だからこそ、一つひとつが本当に必要なのかを確認しながら進めることで、予算も満足度もバランスの取れた家づくりになります。
私たちも、お客様が無理なく理想の住まいを実現できるよう、できるだけコストとのバランスを考えたご提案を心掛けています。
優先順位を決めることの重要性
家づくりでは、理想をすべて詰め込むのではなく、「何を優先するか」を整理することが大切です。予算とのバランスを考えながら選択することで、建てた後の暮らしにもゆとりが生まれます。
理想の家づくりを叶えるために
注文住宅では、情報を集めることも大切ですが、それ以上に「自分たちに本当に必要なものは何か」を考えることが重要です。
見た目のデザインだけでなく、暮らしやすさや将来の生活まで考えながら優先順位を決めることで、満足度の高い住まいにつながります。
小栗材木店では、お客様一人ひとりのご要望を丁寧に伺いながら、予算とのバランスも踏まえた家づくりをご提案しています。
情報があふれる時代だからこそ、住宅会社と相談しながら、本当に必要なものを見極めていきましょう。
理想の暮らしに合った家づくりをご提案します
「SNSで見た理想の家を、自分たちの予算でどう実現すればいいのかわからない」「何を優先すれば後悔しない家づくりになるのか知りたい」とお考えの方は、ぜひ小栗材木店へお気軽にご相談ください。
お客様の理想の暮らしやご予算に合わせて、無理のない家づくりをご提案いたします。


