自宅避難を可能に
家族と資産を守る耐震性能

義務水準の1.5倍の強度
耐震等級3

小栗材木店の住宅は、建築基準法で義務とされている耐震等級1を大幅に上回る等級3を基準としています。これは、災害時に救護活動の拠点となる建物と同水準の耐震性能です。

等級1でも「数百年に一度程度発生する地震でも倒壊しない強さ」と言われていますが、記憶に新しい2011年の東日本大震災や2016年熊本地震では、震度7レベルの揺れが複数回にわたって起こりました。

南海トラフ地震は、今後40年以内に90%程度の確率でマグニチュード8~9級の規模をもって発生すると言われています。このようないつ起こるのか分からない地震に負けないためには、耐震等級3にする必要があると小栗材木店では考えています。

耐震等級

命が助かるのは大前提。
その先、を考える

等級1や2の住宅でも倒壊前に屋外へ避難することは可能でしょう。しかし「その先の暮らし」まで考えると、等級1では不十分です。

構造に欠損ができてしばらく避難所生活を強いられたり、半壊認定されて支援金が支給されても、結局建て替えが必要となり二重で住宅ローンを支払うことになったり。このような例が先の災害時に問題となりました。

避難所での過酷な生活はメディアで多く報じられているので想像に難くありません。小栗材木店では、地震が起こっても「暮らし続けられる家」であるために、耐震等級3を基準としています。

耐震等級3は
地震保険料が抑えられる

地震保険に加入していれば大丈夫なのでは?と思う方がいるかもしれませんが、災害時にはお金の問題だけでなく、工事業者の順番待ちで半年~数年工事ができない、というケースが少なくありません。部分的な欠損でも数か月放置してしまうと状態が悪化してしまうこともあります。

耐震等級2の家と3の家の費用の差は50万円程度です。ただし、耐震等級3の家は欠損や倒壊のリスクが低いため保険料の割引が適用されます。岐阜県の場合、割引額は約22万6千円なので、実質30万円以下の差額で耐震等級3にできます。

自宅が倒壊して二重ローンを支払ったり長期の避難所生活を強いられるリスクを大幅に減らせるとしたら、28万4千円をかける価値はあるのではないでしょうか。

建物の所在地2,000万円
の保険料
(5年)
30年間の
保険料
(概算)
耐震等級3
による
割引額
岩手・秋田・山形・

福島・

栃木・群馬・

富山・石川・

福井・

鳥取・島根・山口・



福岡・佐賀・長崎・

熊本・

鹿児島
89,000

534,000

213,600

北海道・青森・

宮城・新潟・

長野・

岐阜・滋賀・京都・



奈良・兵庫・岡山・

広島・

大分・宮崎・

沖縄
113,030

565,150

226,060

香川138,840

833,040

333,216

茨城・山梨・愛媛167,320

1,003,920

401,568

徳島・高知191,350

1,148,100

401,240

埼玉・大阪167,320

1,003,920

401,568

千葉・愛知・三重・

和歌山
272,340

1,664,040

665,616

東京・神奈川・静岡278,570

1,671,420

668,568

※現在30年の地震保険には入れないため図は概算で出しております。

地震の揺れを吸収する
制震ダンパー
MIRAIE【ミライエ】

小栗材木店はMIRAIEを標準仕様として導入をしています。

MIRAIEのメリット


  1. 高い制震性能により、制震装置の設置基数を減らし低価格を実現しました。
  2. 02最大95%の揺れ幅を低減させ、繰り返しの余震にも効果を発揮します。
  3. 03メンテナンスフリーで高い性能を持続することが可能です。

全棟許容応力度計算

小栗材木店では全棟において「許容応力度計算」を行い建物の強さを確認しています。許容応力度計算とは、柱や梁1本1本、基礎に至るまで、構造部材全てに対しどこにどれぐらいの力が掛かるか、を検証する計算方法です。

しかしこの方法では1棟あたり数百枚にもおよぶ膨大な計算が必要なため、建築確認申請ではもっと簡易的な「仕様規定」や「性能表示計算」という方法が認められています。ほとんどの戸建て住宅ではそれらの方法で構造確認を行います。

それでも私たちが全棟「許容応力度計算」にこだわるのは、同じ耐震等級3でも、許容応力度計算をした建物のほうが簡易計算で認定された建物よりも強くなるからです。簡易計算ではどうしても”全体的に”構造を満たす計算になるため、柱1本ずつ見ると本来の強度が確保できているのか分からなかったり、逆に「念のため多めに」と不要な場所に必要以上の壁が求められることもあります。

小栗材木店では1棟1棟緻密に構造計算を行うことで、より安全かつ自由度の高い設計を可能にしています。

自社で構造計算できる
知識と技術力

構造計算は専門の知識を必要とするため、一般的に住宅会社は構造設計事務所という専門の会社に構造計算を外注します。当社も業務の効率化と計算精度の確保のためにプロに依頼しますが、社内の建築士も構造計算ができる知識をもっています。

構造について不確かなまま設計するよりも、社内で安全性を確認しながら設計を進めるほうがお客様により自由度の高いプランをスムーズにご提案できるからです。

また、設計者だけでなく現場も構造を理解しているというのも当社の強みです。どんなに緻密に構造計算をしても、現場が確実に施工できなくては意味がありません。材木店ならではの知識と技術力で、設計から施工まで一貫して確かな構造の家づくりをしています。

建築士が許容応力度計算

Termal Insutation

断熱性能

Passive Design

パッシブ設計

Air Conditioning

全館空調

シミュレーション

Simulation

シミュレーション

Pick Up!

小栗材木店の高性能住宅は
松尾式住宅設計術にもとづいています。

当社では「賢く無駄なく、高性能な家づくり」をモットーとする、エコ住宅の第一人者、松尾和也先生(一級建築士)の設計術を踏襲しています。これからも小栗材木店の技術向上のために精進して参りたいと思います。