【後悔しない家作り】~お風呂選びの基本~

こんにちは!

新居を建てるとき、お風呂の空間はどんな空間にしたいですか??

お風呂の雰囲気も重視したいけれど、掃除のしやすさ、機能性やデザインもこだわりたい!

だけども、お風呂っていったいどう選ぶのでしょう?

お風呂に関するありがちな6つの悩みから、お風呂選びの基本をお伝えします♪

システムバスルームの基本

まず最初にシステムバスルームの基本部位を紹介します。

システムバスルームは、壁カラーや浴槽のカタチ、水栓の種類などセレクトすることができます。

写真のように

・照明

・窓

・シャワー

・壁

・浴槽

・ミラー

・水栓

・カウンター

だけでなく、

・収納(ボディーソープ等置いたりする棚)

・ドア

・床

を選ぶことができます。

6つの悩みから理想のお風呂を考える

悩み1 お風呂掃除を簡単にしたい

キレイが続く機能を選ぶことが大事

★掃除が面倒な所★

●床 ⇒汚れが付きにくく、落としやすい床、水はけがよく滑りにくい床を選ぶ

●排水溝 ⇒髪の毛や垢、せっけんによるヌメリが溜まりにくい排水構造の物を選ぶ

●カウンターの下 ⇒死角の為、カウンター裏の掃除を忘れがち・・・見るとすごい事に。。。外して洗えたりするものを選ぶと◎。

●鏡 ⇒白く見えにくくなる水垢汚れ。放置すると落とすことがもっと大変に。水滴が残りにくい加工の物を選ぶとよし!

●ドア周辺の通気口 ⇒埃が溜まりやすい下部の通気口も、最新のものは下部の通気口を縦枠に入れてあるものもあるので、とってもスッキリしたデザインドアになっています。

悩み2 お風呂が寒い

⇒浴室まるごと保温することで、次の人まで温かく!

バスルームの天井、壁、洗い場に保温材をプラスすることで、浴室全体のまるごと保温性能を高め、光熱費も削減できます。

寒い季節は入浴前のぬくもりに換気乾燥暖房機がおすすめです。

さらに、洗面室暖房機と合わせて、冬のヒートショック対策をしましょう。

「ヒートショック」とは、急激な温度変化による血圧の急変動等が身体に及ぼす影響をいいます。主に入浴時に起こることが多く、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性もあります。特に冬期には事故件数が多くなる傾向があるため、家の中の温度差もできるだけ小さくすることが大切です。

悩み3 お湯がすぐ冷めてしまう

⇒保温素材の浴槽と蓋を選びポカポカ持続!

家族みんなの入浴時間がバラバラで、温め直すには時間がかかるし電気代も、もったいない。。。

一度お湯を張ったら、できるだけ長く保温ができるように浴槽と蓋、ダブルで保温効果があるモノなら4時間たっても2.5℃しか下がらないデータも??!

例えばLIXIL;サーモバスS

悩み4 お風呂でリラックスしたい!

⇒お風呂で「リラックス」「疲れをとる」には38℃から40℃のぬるま湯に15分程度つかるのが効果的です。

浴槽の大きさとリラックスの関係は足を伸ばせる長さがあるかどうかがポイントです。

浴槽サイズの5㎝や10㎝の違いは意外と大きいので、その違いを実感するためにもショールムで体感することがお勧めです。

ちなみにシャワー派さんは・・・

⇒シャワーヘッドにこだわることをお勧めします!!

お湯が身体全体を包み込むオーバーヘッドタイプのものや、霧状のミスとシャワーや強い水流のマッサージシャワーに切り替えるものなど、シャワー機能も日々進化しています。

悩み5 光熱費をもっと節約したい

給湯エネルギーの削減は住宅全体の省エネに大きな貢献

建築部門のエネルギー消費量は著しく増加しており、省エネ対策の抜本強化が必要不可欠です。

これをもって、平成27年7月に新たな法律『建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)』が制定されました。

住宅における1次エネルギー消費量のうち、その多くを給湯設備の1次エネルギー消費量が占めていることから、給湯の負荷を減らすことは住宅の省エネ性能の向上に大きく付与します。

⇒エコ・省エネ設計の機能選びをする

節水効果のあるシャワーなどを設けることで、湯水の使用量が削減できます。

悩み6 歳を重ねても安心して使いたい

⇒入浴の動線から使いやすさを考え、誰もが安心して気軽に入れるお風呂にする

滑りやすいお風呂では、工夫が大事です。水はけがよく、滑りにくい「床」、浴室・浴槽の出入りをサポートする「握りバー」、つかみやすく、またぎやすい「浴槽」など、快適なバスタイムをサポートする工夫があれば、みんなが安心できるお風呂が実現できます。

★ポイント★

●浴室や脱衣所は予め暖かくしてヒートショック対策を

●広い開口、小さな段差の引戸で出入りがスムーズに

●一瞬片足立ちになる浴槽またぎはバランスを崩しやすいです。程よい高さにしておきましょう。

●浴槽につかる際は身体を支えてくれるグリップや浴槽の縁で支えながら入れると安心です。

以上がありがちな6つのお悩みです。

自身が持っている悩みから、理想のお風呂を考えるとよいと思います。

ぜひ、理想のお風呂をみつけてください!

まとめ

システムバスルームは各部位、種類や性能など選ぶことができます。

お風呂にありがちな6つのお悩み別でかんがえると、

悩み1★お風呂掃除が大変

⇒キレイが続く機能を選ぶ

悩み2★お風呂が寒い

⇒バスルームまるごと保温材をプラスして保温性能を高める

悩み3★お湯がすぐ冷める

⇒保温素材の浴槽と蓋を選ぶ

悩み4★お風呂でリラックスしたい

⇒ぬるめのお湯に足を伸ばしてゆっくり疲れるような大きさを選ぶ

悩み5★光熱費を減らしたい

⇒節水機能があるシャワーを選び、給湯の負荷を減らす

悩み6★歳を重ねても使いやすく

⇒入浴の動線から使いやすさを考え、誰もが安心して気軽に入れる導線にする

以上を踏まえ、後悔しないお風呂を選びをしましょう。

小栗材木店では一級建築士とこれまでの経験と実績から、うわべだけのデザイン住宅ではない、「本当に快適な住まい」を提供しています。

盆地の地域だからこそ夏涼しく冬暖かい住まいになるよう、高気密・高断熱・光と風を上手に使うパッシブデザインを用いて、木のぬくもりを感じながら快適な暮らしづくりをご提案します。

ヒートショック対策にも気を使い、誰もが入りやすいお風呂選びのお手伝いをいたします!

ぜひ、お風呂選びもご相談ください♪